武夷星天心杯優質奨大紅袍 受賞大紅袍  | 茶の穂

武夷星天心杯優質奨大紅袍 受賞大紅袍 

武夷岩茶

大紅袍について

大紅袍(だいこうほう)は福建省武夷山とその周辺で作られる青茶である武夷岩茶の大紅袍は肉桂水仙と並ぶ代表的な銘柄で中国茶を代表する銘柄

大紅袍は世間において人気となって日本では非常に高額な高級品というイメージとなっているが、現地においては品質高低の激しい茶という認識となってきており、空港の売店や量販店においても多く見かける銘柄であり、実態は品質も価格も千差万別のピンキリであるため、一概には高級品とは言い難い。

このページの大紅袍は品種物の岩茶をブレンド物の大紅袍のページ

優質奨大紅袍(受賞大紅袍)

2019年11月武夷星主催の天心村コンテストに入賞した後に販売されたロット・現代的な雰囲気の軽めの中火、優質奨(優質賞大紅袍)

中国語表記 优质奖大红袍 (2019年天心村斗茶赛受賞ロット585)

武夷岩茶の権威あるコンテストである2019年天心村斗茶赛で優質賞(优质奖)を受賞した、大红袍であり、優質勝优质奖は訳すと優良質賞。2019のコロナ騒動の支援の見返り?から入手した特別な岩茶・本邦では茶の穂だけが独占

  • 丁寧な作り・優質な大紅袍
茶葉の画像

最新の感想と状態 2022年9月28日 三年熟成後

香気(アロマ)トップノートと強いミネラル香に、ココナッツやパイナップルを連想するフルーツの香り、胡椒、木イチゴ、冷めてくるとパパイヤやマンゴーを連想、熟したフルーツ、口に含むと、正岩茶らしいフルボディに滑らかオイリー、香味はスパイシーなシナモンにメロン、パイナップルさらにユリの花香と甘みが口の中に残り、後味の美味しさが長く続く。

受賞品らしく全体的なバランスが絶妙に素晴らしい、口にしたら、数ある大紅袍のなかでも、質や味における作り方の違いが分かる一品、3年が経過し、まだまだ若さを感じ熟成している最中だが、当初より美味しさは格段に上がっている。9月は3人の茶友に飲んでもらったが、岩茶のなかでもバランスの良さと強い余韻に飲むと脱力してしまうこと。温泉に入った後のように飲んだ後に気持ち良くなった。という感想を頂き笑ってしまった。

価格 1900円 ネットショップ・直接取引共通価格

価格 18500円 50グラム大袋

中国における同等品の評価急上昇と価格暴騰を知り、一年ぶりに飲んで驚いた、2019年秋の状態でも、数ある大紅袍から頭一つ出ていた品質であったが、三年の熟成にて劇的に成長しており、数ある岩茶を熟成させてきたが、ここまで良くなるとは全く思っていなかった。個人的にブレンド物の大紅袍で量も調達可能で感動する製品にまともに出会えたのは初めてであり、ブレンド物の大紅袍があるなら、この岩茶が入賞したコンテスト入賞品、上位に入賞した物や受賞した物をまねて作られた、金賞復刻品などだろう。2022年にこの茶師の大紅袍で驚きの余韻を持つ、蓮花峰老樹大紅袍を入手するまで唯一のお気に入り大紅袍であった。

観察

  • 茶葉は美しく整っており、岩茶にしては目を引く完成度。
  • 焙煎もムラなく完璧に火が通っていて、熟成がとても楽しみなお茶です。
  • 味わい香りと茶人たちの感想
  • 優質奬を受賞した大紅袍なので、一般的な焙煎の強い大紅袍の味わいとはやや異なるイメージがある。
  • コンテスト茶に見られる(無欠点型の茶)に近く余韻と味わいの感性が呼び覚まされる。
  • 最初の香りは岩骨花香を感じる(ミネラルの香り)、穀物系の甘い香り、次に重量感のある乾燥フルーツの香りが柔らかく広がる。
  • このなんとも言えないミネラルの香りが満足感を高めてくれます。
  • 口に入れるとイメージは上質で、余韻が深く、大紅袍における(覇気と岩韻)は上品で美しい。 
  • 私はいつでも飲み続けられる、濁りが無く透明感があるにも関わらず優しさと気品と大紅袍特有の詰まった美味しさにあふれたこのお茶が特に気に入っている。
  • 岩茶を普段から相当な種類を経験された方や舌に自信のある方には(今までで一番最高や絶品、他は飲めなくなる)などの感想を頂いておりとても好評だった。

この茶は中国において近年の流行のタイプであるため、焙煎が弱めである。

2020年2月3日 夜 茶葉2g 蓋碗容量80ml 現在は当時の様子とはかなり異なります。
  • 茶葉は少な目で飲むのがお勧めです。
  • 容量80-90ml蓋碗(お湯は60ml程度)に2g
  • 容量100ml程度の茶壺に茶葉は2g~3gがお勧め。
  • 茶壺で飲んでいる写真の茶壺の容量は110ml 大紅袍専用で4年使用しています。
  • 茶壺で茶葉は2.5gで8煎は余裕でした。 
  • 蓋碗で2gだと10煎~13煎も飲むことができます。
  • 長く飲めて優秀で満足感がとても高いお茶です。
  • 香りは正岩茶らしく重く、お茶の味は軽快なのでお菓子やフルーツと一緒に飲んでも相性が良く、双方の美味しさが強調し合い美味しさは格段に上がる。

茶葉5g  容量110ml程度の茶壺に茶葉5g 煎が岩茶であってもとっても長い25煎も飲むことができた。抽出は、1煎目1秒で5煎目まで3秒で情報 

情報

  • 名称 优质奖大红袍 読み方(ゆうしつしょうだいこうほう)
  • ピンイン Yōu zhí jiǎng dàhóng páo
  • 年号 2019年 春
  • 等級 特級 特級大紅袍
  • 茶葉の品種 肉桂ほか、主に馬頭岩周辺と三坑両澗の茶葉をブレンド

受賞価格情報

2019武夷正岩核心村天心村民间斗茶节(2019年天心村斗茶赛) 

優質賞 (优质奖)审评号#585 (審評番号585)

茶葉5グラムの様子

価格5グラム1900円 50グラム18500円 

価格 1900円 ネットショップ・直接取引共通価格

価格 18500円 50グラム大袋

食後のデザートの相性はとても良かった。りんごとの相性ば抜群であった。

大紅袍

2021年 伝統型足火

茶葉使用量3グラム 12煎目

外国輸出向けの小さめの茶葉、アロマはミネラル香と艶やかな焙煎香で、口に含むと岩茶としては軽めのボディだが、爽やかで烏龍茶らしい口感、味わいは基本的には甘みが強く、黄金糖や黒砂糖などを思わせる甘みが、口の中で長く留まります。 日本の老舗武夷岩茶店が多く仕入れている製品と同様であると仕入れ元は話しており、日本や韓国など中国以外で売られている高級大紅袍らしい長い煎持ちと、強い甘味が特徴的です。

単価の安い岩茶ですが、特定規格品、外国輸出向け武夷岩茶としては現地茶商の評価では最上位とされる製品です。ミネラル香(岩骨花香)の観点では本格的な岩茶に及びませんが、味作り自体は高級岩茶と同様であり、好感できるレベルに達しております、高級岩茶と同時に飲んでも、楽しめる美味しさを持っております。

5グラム 430円

15グラム 1160円

極品 2020

6月・新緑を味わう新茶タイプの軽火

焙煎が非常に軽いのが特徴・若々しい雰囲気

茶葉の様子 2020年7月26日撮影

お湯を注ぐと肉桂(岩茶の品種名)を連想する鋭く甘いトップノートと鋭い甘みが周囲に広がる。アロマは強いミネラル感と新鮮なユリや蓮を連想、口に含むと密度を感じ立派なフルボディ、フレーバーではブレンドされている岩茶の品種由来と思われる、香味を次々感じて面白い。5煎茶目以降は味に深みが出てきて大紅袍らしい濃厚さが続いた。岩茶としては余韻もあり、後味は特に長い。

次々に出現する岩茶の品種味

  • 口の中に茶液が残っているときは・最初に肉桂花香を感じつつも、後から水仙を感じる水仙花香半天腰のような濃密な甘さ最後に鉄羅漢を感じる深味。
  • 後味では・・飲んだらあと数分後に北斗を連想する甘さを喉に残る(喉韻)で奇丹雀舌などブレンドしない大紅袍らしさを感じ、再度上がってきた甘さでは老欉水仙に共通する水仙花香と叢味と飲んだ後の快感が持続した。
  • 基本的な味と香りは肉桂水仙・口当たりと舌触りは水仙、余韻や飲みごこちは四大名叢というイメージで岩茶を一つ堪能できるような濃密さが面白い。後に残る気持ちよさ?は老欉水仙だった。

感想・肉桂と水仙に名欉の品種味を加えて岩茶の良いところ取りをしたようなお茶であった。肉桂の華やかさと水仙の味わい深さ希少品種のさらに強烈なおいしさ

 

2019

夏(お盆前後)に販売されたロット・伝統型で強い加減の足火

  • 洗茶、無骨な雰囲気の何とも言えないフルーツ香りが漂う、強いミネラルを感じる独特の強くて豊かな香りだ。
  • 2煎目の香りは、ケーキや菓子パンを思わせる、何とも言えない甘い香りがしている、口に含むとミネラルに加え、特大ボディで大紅袍独特の強さを感じる。
  • 三煎目以降はまさに、骨を感じる?強いミネラル感だ、花の香りとフルーツの香りともやや違う(ミネラル)潮風や海岸を思い起こす、この大満足の香りがたまらない(岩骨花香)

大紅袍2019  蓋碗で飲む

  • 口に含むと特大ボディに強いミネラルを感じる、透明感とは逆の濃密で緻密なミネラルの美味しい感じながら、飲み込むと後味に強い甘さが残る、そして喉の周辺に、癒しの心地よさを飲んだあとに感じる。(岩韻明瞭) (牙白蓋碗130ml  茶葉2g )

  • 総合的な感想

  • 大紅袍は岩茶の基本的な美味しさを強烈にアピールであり、岩茶の基本茶であると思う。
  • 何が基本茶なのかと言われても難しいが、岩茶の癖になる美味しさや、味わい、後味を、強く表現していて、理屈なしで美味しい。わかりやすい、病みつきになる。
  • 大紅袍は自分が初めて飲んだ岩茶であり茶沼の入り口 はじめて買った岩茶でもある、この茶壺も専用にしている。完璧な伝統型の火加減・・・・・感動の覇気そして、強さ。

大紅袍関連ページ

純種大紅袍 奇丹・雀舌

https://seonyan.com/chinesetea/wuyi-tea/qidan/

北斗

https://seonyan.com/chinesetea/wuyi-tea/beidou-ochaso/

武夷岩茶の販売ページへ

https://seonyan.com/chinesetea/wuyi-tea/sell/

コメント

タイトルとURLをコピーしました