香木を収集する中で憧れる 香木の姿物
自分は香木を姿 なるべく原型で集めたいと考えています。
姿物というと100g以上を指すようなので
(伽羅は15g以上で姿物というそうです。)
生(しょう)と表現します。
しかし生での収集は単位が大きく収集の困難と予算の壁と闘わなくてはなりません。
匂いがしない香木の姿物も存在するようですが、自分は集めていません。
筆者の考えでは香らない香木は流木と変わりません。
そんな原型収集(生)での収集メリットは
沈香・伽羅 共通
1 姿そのものを楽しむ
2 香りが飛ばない
3 保存期間が長い
4 切断すれば断面を楽しむことが出来る!
5 飾りとして楽しむ
6 香木を切断・削る・割るを楽しむ。
7 絶対量が多いので部位による香りの差を減らす(リスク回避)
伽羅
1 香りを維持する。
伽羅に関しては生・木での収集は必須です。
なぜなら伽羅は香りが揮発しやすく0、3g以上が好ましいらしい。
(ほかにもメリットがありますが所有したあなたのみが、そのうちわかります。)
姿・生・木 収集のデメリット
1 もったいなくて使えない削れない
すぐに出せる100gの香木を写真にするとこんな感じです。
断面を見ると印象が大幅に変わるし常温での香りもすごいです。
しかしこの木片集団も 現物を見ると凄いオーラと常温香を出しており
1つ1つに凄みがあり 1つ1つが宝物です。
金額にすると・・・・・・・かなりの値段です。
(全部でだいたい 1ありす)
価値の有る姿物
基本的に自分が気に入っていている
天然の香木すべて価値が有ります
香木の価値は基本的には香りです。
しかし姿物にはそれ以外の価値が有ります。
それは・・・・形です。
(性格には重量との絡みとかいろいろありますが、こちらでは割愛します。)
馬蹄型・シャムの山型(ささくれみたいな馬蹄型)は
香りが良くても比較的価値が低いです。
理由は割るのが難しく粉になります。
そしてタニ沈香の姿物の大半は
香りがほとんどないため価値が低いです。
全般的にごつごつしているより滑らかな形状の方が価値が高いです。
これも割る際の問題からです。
そしてタニ沈香(マレーシア・インドネシア)と
シャム沈香(ベトナム・タイ・カンボジア)では後者のほうが価値が高いです。
どんな姿物を収集するべきか
いくつかのパターンがあると思います。
下は参考例自分は大きい物を集めるより大きくても50gぐらい
の物を集めるのが良いと思います。
そして注意が必要なのは偽物です。
1 安くても良いので大きい物を
→タニの姿物を 予算は数万円~
2 空薫できて見て楽しむ
→タニの上級品を 予算は少なくてもOK
3 シャムの姿物を
→シャムと言ってもピンキリですね~~~地方の香店に有ると思います。
(馬蹄ならまだある)
4 見て楽しめて香りもよい
→小さくても香りのよい個体は凄みがあり気に入るものです。
6 水に沈む生がほしい
→Kalimantan系なら沈みやすいです。香りを気にしなければいくらでもあります。
以下はネタ
7 ベトナム産の姿物が欲しい
→店頭には無いでしょう。
例 日本香〇様からの誘いでは 1.5ありす だせば蔵から出すそうです。
☆ 銘付きの姿物
わかりません。
ヤフオクで稀に本物っぽいやつが出ますが1ありすは必要です。
☆ 伽羅の姿物が欲しい
→ものが全くありません。
☆ 価格は良いからとにかく大きい物を
人口沈香なら10万~からネット通販で有ります。
少なくとも修正品(接着剤や中に重り)は国内では価値が有りません。