養壺・茶壺を育て究極の味わい  | 茶の穂 香木と本気の茶

養壺・茶壺を育て究極の味わい 

私の宣興茶壺コレクション茶道具紹介/茶器
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養壺 

養壺とは、中国茶壺(宜興茶壺)などを使い込んでいるうちに、お茶の成分が茶壺(急須)に徐々に染み込んでいき、茶壺自体の見た目も艶々した独特の見た目に変化して、お茶の味も極度に美味しくなっていくという現象を言う。この養壺を行った茶壺で飲む中国茶の味わいは強烈で脳裏に焼き付く、味わいに敏感なマニアや興味のある人が養壺した鍛えた茶壺から出てきた茶をひと口飲んだら忘れられないのだ。

茶壺と味の関係

数年前までは岩茶の試飲は茶壺でしていた。ただし、毎日使っている養壺済みの茶壺という、最強の茶器で飲んでいる状態であると言える。要するに茶商が使い込んだ、茶壺の力で余韻や甘さ、さらにボディが強化された状態で試飲していて、試飲をしている訳だからである。

これを自宅の蓋碗や養壺していない茶壺で同じ味を出すことは、おそらく不可能です。茶壺での試飲の味が蓋碗で出せたら、茶壺を養壺する意味はありません。 いわゆる鍛えた茶壺からでてきた岩茶の味を家庭で再現するには、そのレベルの茶壺が必要です。 →(養壺した茶壺で岩茶を飲むことに感動して宜興茶壺をあつめる)

そこでもっとも適切なのはその茶商から同じような茶壺を買うことだ、1~3万円なら大いに購入を薦める。それで5-10万円以上の高額茶壺を買うことになるのだろう。しかしながら、そんなことをしなくても自分で宜興茶壺やHOJOさんなどの急須や水質の変化や味わい重視で研究された高品質な茶壺を持っていればよいだけ。

同じ茶商から同じ茶壺を購入しても味が同じなる保証はない。

そんな感じで増えて行った・・・養壺が進むと茶商に試飲させてもらった味を超えていく。  

工芸美術師(作者がこの茶壺と持つている写真)の証明写真付き宜興茶壺  この辺りの茶壺はやはり・・・良い。

養壺したい茶壺の選び方

茶壺でも味重視ならば土質が、お茶を飲むために研究されていて、あきらかに余韻や味わい、後味が増すような茶壺を購入するべき。

急須や茶壺の土質が良ければ水質が多少悪くても、余韻を深くしてお茶を美味しくしてくれるからだ。土質をこだわりぬいた茶壺、(そもそも味わいを深くするために作られた茶壺)、早期壺(文革前・1980年以前)のような土質の良い茶壺を使えば、味わいの観点から言うと養壺をしなくても茶の余韻は深くなる。

養壺をしたくなる理由としては、ある程度は土質が粗悪な茶壺であっても、養壺することにより、茶の成分が徐々に染み込んで行って、土の粗悪さをカバーして美味しいお茶が飲めるようになってゆく・・・すなわち使い込めば茶壺は美味しいお茶が飲めるようになるということだ。

例えば、去年の11月に茶友のところで数千円の茶壺で、個人的に土質がイマイチな茶壺であっても、茶友が使い込んである茶壺で、岩茶を飲んだが、味わいはボディが強化されており素晴らしかった。

宜興茶壺 1990年代の工芸美術師の作った茶壺・・・緻密な作りでお湯を淹たり、暖まると1ミリほど膨張して逆さにしてもふたが落ちない。 作りや工芸品としての価値で選んでも良いだろう。

このパターンから、自分で茶友とお茶屋で、養壺した茶壺で飲んだお茶の味が忘れられなり次の茶壺に手を出す。そして養壺した茶壺の味に感動してまた次を買う。数が増えいくということにより茶壺を増やすきっかけとなった。

1種類のお茶に1個の茶壺

当初は土質にこだわっていた(宜興だ!古くなきゃ!黄龍山だ)とブランド志向になっていたが、コストと手間が、多くかかるため、土質も大切だが私の場合は味わい重視なので原則的には1種類のお茶に1個の茶壺を利用(養壺)することにした。

養壺したお茶で飲んだ茶が香りが混ざるのが惜しいから、種類や品種ごとに専用の茶壺を用意して養壺した結果である。

養壺の方法

ここで言う養壺とは、新品で購入した茶壺を鍛えて(とんでもない)茶壺に育てること。私の養壺の方法は簡単であり、茶壺を購入したら最初のうちは多く飲みたい茶葉を大量に入れて1日放置したあと、水で洗い茶壺に相性が良さそうな茶葉を入れて使用する。何種類か試してピンときた茶を見定めて、以後は茶葉の種類を狭くする。そしていつの日か◎〇茶専用にしてしまう。

養壺の結果・・・養壺に終わりはないかもしれないが、土の品質が低くても養壺すれば良い性能を示すようになる。

茶壺の見た目を独特の艶々にすることを目的とする場合もあるようだ。後述

結果 専用に育てた茶壺

  • 武夷肉桂専用茶壺

この茶壺は使いやすさから、特に用途を限定していなかったのだが、武夷山馬頭岩産の肉桂と水仙(中火)を飲むと、ボディが強化されるので知らずの間に専用に育ててしまった。

武夷肉桂専用茶壺

この茶壺から出て切る馬肉の味わいは逸絶であり、試飲時や蓋碗でも相当な美味しさを誇るが、それらからも想像もつかないほど素晴らしく強く、正岩茶のボディをさらに強化して味わいに貢献する。 茶壺の容量140ml 宜興茶壺 購入御茶荘

養壺は肉桂ならば、それだけで使い続け(同じお茶で)茶壺を鍛えるのが理想的であると言われているが、私はこの茶壺を2018年夏に購入したのだが、他の茶においてもこの茶壺を使用しているように特に岩茶用という扱いで広く利用していたが、馬頭岩肉桂を10回ほど飲んでいたら、急速に養壺が進んでしまい、茶葉本来の力に養壺効果が付加され強烈な美味しさが出てくるようになってきた。

大紅袍専用茶壺

入手したのは2016年のGWの家族旅行で立ち寄った御茶荘で出会う。

当初はなりふり構わず利用して、各種岩茶やプーアル熟茶に利用していたが、

2018年ごろから大紅袍専用に切り替えて使用している。

大紅袍専用に養壺した様子 4年間の結果 見た目

私の記事は茶壺を鍛えることで、味わいを強くすることを重視していて、見た目を艶々にすることを目的としていないが、(養壺とは茶壺を艶々にすることを目的とする場合もあるようだ。購入した当時と写真で比較すれば、それっぽく艶々になっていると思われる。

養壺による効果により最強の性能を持っている為に大紅袍専用にした、この宜興茶壺は水を通過させれば大紅袍の味を感じるほどに成長した。

この茶壺から出てきた大紅袍はボディが更に強化され、しかも味わいは濃密になり大紅袍の覇気というらしいが、大紅袍の強さが更に、前へ前へと飛び出す。高品質な大紅袍パワーを強化して、脳裏に焼き付く大紅袍を作り出す。

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正山小種専用 中国宜興1976 

中国宜興1976 入手した当初の様子 2019年9月10日

中国宜興1976というこの茶壺は9月に上海の御茶荘さんにて出会った茶壺、最近は茶壺を使っていなかったが、この茶壺を手に入れたことで使用してTwitter及びインスタ映えになろうと利用し始めて、もう一度茶壺で飲む岩茶及び正山小種の味わいに引き込まれる。

この茶壺の特徴はその見た目めあるのだが、やはり直角にしても蓋が落ちないことだ、蓋だ落ちない茶壺は使いやすい、この茶壺は岩茶店の店主が厳選した茶壺だけあり土質の良さは素晴らしい、この茶壺はお茶に余韻を附加してくれる!

中国宜興1976 最新の様子 2020年3月25日.

手触りもなんとも言えない良さがあり、使えば使うほど毎回毎回艶が出てくる正山小種(百年老欉)専用に決めて養壺しているが半年で艶が出てきた、しかも養壺のしがいはとてもある。

2020年5月-20日 無修正写真でもこの美しさ

2020年5月20日 百年老欉で育ててきたこの茶壺はついに、味わいにブーストがかかるようになった。見た目は明らかに艶と色に深味が出てきて、手さわりまで良くなり、もう水を通すだけで、老欉紅茶のような味がするようになった。百年老欉をこの急須で飲めば、茶葉の値段が倍以上でもおかしくない味わいと香りが出るようになった。

ブースト状態になるまでの期間 2020 11月25日ごろより正山小種専用に利用開始 6か月程度 使用茶葉 百年老欉200g程度 平均利用頻度 週1~2回ほど

専用に使用している茶壺

  • 中国紅茶専用

  • プーアル生茶専用 (独木春古樹生茶専用)

しっかりとはまっておちない

数十万の茶壺の割にあまり性能が良くないなどの会話は、中国茶好きの間では良く話すのだが、高額な茶壺=お茶が美味しくなるとは限らない、土質の優れた茶壺は育てようとしなくとも育っていった。

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