インドネシアの沈香 タニ沈香 カリマンタン沈香 パプア沈香 スマトラ沈香 総集編

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この記事は2018年1月13日 サービス終了となったヤフーブログで投稿した記事をそのまま移動させたものです。

https://blogs.yahoo.co.jp/paichangandiichang14873369.html (当時のURL・閲覧不可)

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インドネシアの沈香 
     総集編
 
概要
安価な沈香、分割・割・刻など私たちが、接することの多い沈香は、ほとんどがインドネシア産です。
あなたは?
インドネシア産沈香を安物に思ってはいませんか?インドネシア沈香にだって、伽羅並みの香りを出す物や、表に出ないような1g数万円の香木はザラにあります。
インドネシア全土には各種アキラリア属・ゴニティル族・ギリノプス族と
全ての沈丁花科の沈香樹が分布しています。
いわゆるタニ沈香はアキラリアマラセンシスより産する
沈香の場合が多いそうです。
 
インドネシア沈香の歴史・現状
インドネシアは広大な島国で、大日本帝國により、オランダ王国の隷属支配から解放された歴史を持ち、超親日国のため、昔から良質な沈香が日本には入ってきています。
しかし、シャム沈香と比べると採集の歴史は浅く、逆に言うと、採集可能地域が広く、歴史の浅いタニ沈香は、まだまだこれから人気が出てくるかもしれないし、良質な産地が開発されるかもしれない。
タニ沈香は現在でも天然物が主流であることは、とても重要なことです。
店頭で売られる、安価なシャム沈香が栽培物に変わったことは、資源埋蔵量を考えれば、仕方がないですが、天然物が手に入ることは、やはり気分が良いです。
(栽培物の香りが悪いとは限りません。)
(まあ趣味の人でも違いが分かる人は少ないでしょう。)
(でも知らないうちに香りに違和感を覚えて避ける方が非常に多いです。)
そんな栽培物シャム沈香より安価で良い香りがするインドネシア沈香も存在し、安価な伽羅の線香にブレンドされる場合もあります。
タニ沈香が臭い
タニ沈香が臭いと思った方はスマトラ沈香を試すことをおすすめします。
逆に趣味の方は1g5千円以上の高級品を手に入れましょう。
タニ沈香の臭みは、逆に言えば、薬効成分でもあり、空薫の時は役立ちます。
 
タニ沈香
タニ沈香はインドネシア香木全般の事を差しますが、ゴニスティル属やギリノプス族を沈香として用いる事は日本では少ないようです。
そのため、タニ沈香はアキラリア属より産する(本沈香)とお香屋は言いますし当然収集していてそう思っています。
香は香木という特性上、タニ沈香の香りは当然いろいろあります。
苦いとか甘いとか酸味が強いとかいろいろ言うみたいですが、現物を聞かなければわかりませんし、私はタニ沈香を集めて、いろいろなタイプを知った為、逆に説明ができません。
 
アキラリアアガローチャ沈香(インドネシア産)
見た目が伽羅のようなタニ沈香で伽羅と変わらない香りが出る沈香はこれかな?
と考えています。
 
黄熟香
黄熟香はアキラリア属を除く、沈丁花科より産する沈香で、
香道の一部流派では好まれます。
香道好みの黄熟香は特別な香木となり組香には欠かせません。
値段も1g数万円します。
伽羅より希少で自分も探しています。
しかしながら、基本的には香木としては低質で、
ラミンという名前で高級木材としての需要があります。
黄熟香の寸門陀羅として扱える物は伽羅と比較できないぐらい稀です。
最近ネットで黄熟香寸門陀羅とかの名前で安価で売られていますが、私の知っている限り、ネット上で本物を扱うお店は今のところ、有名香舗のネットショップ1店舗だけです。
 
 
スマトラ (Sumatra)
スマトラ島で産する沈香はつい2015年ごろに遂に絶産となったと騒がれました。スマトラというと寸聞多羅を思い浮かべる方が多いのですが、スマトラ島産の香木で日本の香道二大流派で使えそうな、使う。寸聞多羅・寸門陀羅には今のところ、出会ったことがありません。寸聞多羅はカリマンタンの特徴を有する沈香に見えます。
スマトラ沈香はまだ数をあまり知らないので何とも言えませんが、
全体的に、甘く、優しいイメージです。
 
イリアン・パプア・パプアニューギニア
現在も豊富に沈香を産出する地域で、パプア沈香とも呼ばれます。
パプア沈香は、基本的には、最近よくある安価なタニ沈香です。

 
パプア州における沈香採集の様子。
 
 

カリマンタン(Kalimantan)(ボルネオ)
カリマンタン沈香の特徴
 

カリマンタンはボルネオ島のインドネシア名で、日本の国土の1.9倍の面積にさまざまな沈香樹が分布します。

カリマンタン島(ボルネオ)の沈香は
タニ沈香の優品としてその名を世界に轟かせいます。
その強い香りはいい意味で中毒性があり、これぞタニ沈香という香りともいえるでしょう。
そして、現在も大きく良質な沈香の塊を産し、アラブ石油王や中華成金の憧れの的でもあります。
多彩な種類の沈香いわゆる タニ沈香の普通品・タニ沈香の最高級品ZXクラスや店の最高級のタニ沈香、真南蛮(戦前期基準)・佐曽羅沈香・寸門多羅など超高級品まで取れます。

価格も1g0.1円~3万円まで幅があります。

しかしながら、カリマンタンとかボルネオ沈香として売られている場合は通常のインドネシアよりは高級品として位置づけられることが多いようです。

香りはいわゆるタニ沈香の香りからカリマンタンの香り、凛とした甘鹹、真那蛮タイプ・佐曽羅沈香のような華やかさの物まで存し、香りと見た目では判断できません。基本的なカリマンタン(加里曼丹)の香りは

 

タイプ1 伽羅似 数 希少 説明は難しいが伽羅似

爽快感を伴う苦みとスパイシーさ伽羅に似た雰囲気の苦み

 

タイプ2 典型 数 少ない 油だらけ

漢方の苦みと強烈な薬品の香りを伴う曇った(濁った)香り

 

タイプ3 典型 数 少ない 油だらけ

華やかなかおりと苦み刺激的 典型 辛味と酸味

 
タイプ4 サバ沈香 (マレーシア領)

エキゾチック系な爽やかさ 果実の香り

タイプ5 典型 数 少ない 

甘味が強く 後味に酸味を引く 薬味が少ない

 

タイプ6 古渡 数 少ない

痛烈な香りで、強烈、最強、それが古渡カリマンタン
 
つづく(ボルネオ沈香 サバ沈香 ブルネイ沈香 )友限

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