高山高欉水仙の発売と武夷山への仕入れに伴う休業について。 | 茶の穂

高山高欉水仙の発売と武夷山への仕入れに伴う休業について。

2024年12月13日より高山高欉水仙を発売いたしました。

高山高欉水仙2023仕入れの経緯
2023年は気象条件から武夷水仙系統の岩茶、特に老欉水仙の出来が良く、当店では高級品を中心に2023年の武夷水仙を11種類発売、当店で取り扱いしている高級品の老欉水仙には及びませんが、雨が多い年や平年なみの風景区や呉三地など名産地における樹齢50年以上の水仙製品と同等の高いレベルの味わいがしっかり出ていることから、当店が求める品質基準に満たない価格帯の製品であるため、通常は取り扱いしない製品ですが、2023年の水仙12種類目として入荷いたしました。

高山岩茶の人気上昇
当店にて販売している呉三地高欉水仙や高山水金亀、奇丹、鬼洞風月など現地における最高級高山岩茶は風景区産として売れる品質があるため業務用むけの人気が年々上昇しており、円安も加わり価格上昇がとまらず、基本的には水金亀や奇丹のような高額な品種は、これに対応するため味の薄い激安の肉桂や水仙などを混ぜて原価を下げて対応します。

しかし、当店では武夷山岩茶村から中国国内むけに出荷される品質の岩茶をお届けるするというポリシーにより、他品種混入は行うことは無く、2024年は風景区産の岩茶が雨で値下がり、当店でこれまで取り扱いしてきた高級高山岩茶は樹齢の若い物なら風景区産の岩茶と並ぶか超えるほどの価格になり、現状は今後の入荷がやや難しくなってしまいました。

このような現象は当店で取り扱う岩茶製品、特に高級高山茶や肉桂水仙の一部ならびに香木製品の全てが、中国の不景気や価格の大高騰から需要の低下があっても円安、物価高による、さまざまなコスト上昇により、香木は過去20年間、茶葉は過去5年間のあいだに1年間にして15~20%の値上がりを続けており、特に円建てでは値上がりが止まる気配は24年末時点では全くないことから、新価格帯の製品や当店にて取り扱いしていなかったタイプの製品を探すため武夷山のほうへ仕入れに行きます。

これらの状況から当製品を除いて高山高欉水仙(伝統型)の発売をもって高山岩茶は御礼試供品での提供を停止いたします。高山高欉水仙(伝統型)は生産量の多い製品なので今後期待している価格帯の製品です。

武夷山への茶葉商品仕入れに伴う休業について

2024年12月28日~2024年1月5日まで、年末年始と武夷山への仕入れにより発送やお見積りお問合せへの返事などすべての業務を停止して、完全休業とさせていただきます。

ネットショップにおける年内発送の最終受付日は12月26日、メールおよび電話からの注文では24日を最終とさせていただきます。それ以降のご注文は1月6日以降に申し込み順から発送いたします。

2024年中に予約を頂いた製品は12月27日ごろ発送いたします。

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