杭州の高級中国緑茶、名前の由来は西湖にある龍井村で作られる緑茶を指すため西湖龍井茶という。
2025年度も明前西湖龍井を4月9日より順次発売しております、今年もご期待くださいませ。
西湖龍井
龍井茶における生産量全体の10%程度の高級品であり、龍井村を中心とした杭州市西湖風景名勝区内(西湖産区)にて栽培された一芯一葉を手煎りで作る緑茶であり、龍井茶の元祖オリジナル製品。

西湖龍井は正宗西湖龍井とも言う、龍井村を中心とした杭州市西湖風区が産地であり、西湖風景区には一級産区と二級産区があり、一級産区は五大産地(獅峰、龍井村、云栖、虎跑、梅家塢)として知名度が高い、これらを除く風景区内に二級産区があり、知名度は低いが産地名では龍塢、留下、周浦などがある。※獅峰と龍井をまとめて獅峰と考え、四大産地とする場合もある。
真贋と流通量について
一般的に五大産地の地名を冠していない西湖龍井は二級産区の物であるとみなされている、西湖龍井は贋作の多い製品でもあり、杭州市以外都市にある緑茶専門店で西湖龍井を求めた場合は実際の西湖龍井を扱っている確率は10%未満と西湖龍井を扱う問屋から噂されている。
中国国内全体で見た際に明前西湖龍井とされて売られる龍井茶の殆どが、西湖風景区周辺の銭塘龍井茶や越州龍井茶、すなわちただの龍井茶の良品であった為、近年は杭州政府と生産者組合によりパッケージの固定化共通化と組合共通通常表記のシリアルナンバーとコインで削りとらないと解読できない固有番号を組み合わせた、二重の固有番号セキュリティシールを貼るなどの偽造対策が進んで、信頼性が向上している。店主の見解としては中国製品としては偽造防止の取り組みが高度であり、日本の越前ガニや加納蟹などのタグ付きブランドズワイガニと同じ程度は信頼性があると考えている。

現地政府の基準に合致する西湖龍井は浙江で産する龍井茶全体の8~10%程度であり、固有番号の入っていない明前西湖龍井は生産地で数十キロを業者が購入する場合を除いて問屋や専門店から購入する場合は、2024年から見て、ここ2~3年は明前の産品でない2-5番茶か、明前西湖明前茶を選別にて除外した一級から二級茶葉製品、見た目がそこそこ良い物は西湖龍井にも匹敵する、それなりの品質を持つ越州や銭塘龍井であると現地の茶商間では、おおよそ見なされつつある。もちろん固有番号のないすべてが西湖龍井でないとは今のところ思われてはいない。なお偽造対策が進むのは最高級品の特級かつ、最も収穫の早い頭採明前龍井茶であり、一級や二級品、雨前西湖龍井ではあまり行われていない。
西湖龍井の等級と相場について
西湖龍井の等級は統一規格がありませんが、茶葉の見た目で区別する等級と収穫日で区別する等級があり、見た目よりも収穫日で区別する判定が最重要視され価格に大きく判定されます。
明前茶の最初に収穫された最高級かつ最高値となる頭採明前の製品が基本的に全て特級となります、日時的に特級となった製品を分別してさらに格付けしたります。
西湖龍井は相場が存在しており、茶商の評価やその週の作柄状況、複数の茶葉市場で相場が決まり、格付けの厳しさ、価格がシーズン中は主に5日おきに日々、割とおおきく変動します。
2024年、収穫日特級の製品だが、明前西湖龍井の小さい茶葉を取り除く作業、大きく整った物やサイズが整った物が特級や精品、小さい物や不揃いが一級または二級となり、収穫日が同じ場合は3割引から半額となる場合がある。
龍井専門店や生産者によっては、明前龍井の2cm以下の極小茶葉を芽茶として難あり茶葉として取り除き、二級品扱いとする場合があり、その場合は3-4cmの長細く整った物などを特級として販売するようです。雨前龍井は一芯一葉で茶葉が極小で費用がかかっても二級扱いとなったりする場合もあり。
例えば一番摘み頭採茶の場合は基本的に全て特級または精品だが、茶商の判定により茶葉の不揃いで1級や2級と評価されたり、雨前茶3−5番茶は基本的に1〜2級となるが、茶葉が綺麗に整っていた場合は茶葉の判定では精品や特級の判定が下されます。
例えば価格差、一級産区の製品で頭採明前の一番茶で日時等級が精品や天賜、無選別で茶葉形状等級が2級の場合は1斤0.4〜1.5万元、雨前で日時等級が3−5級でも、重選別を行い、茶葉が極めて美しく揃って精品の判定の場合は1斤600元〜1500元(0.06〜0.15万元)と比べもにならないほどの価格差があります。
相場と格付けの共通ルールでは同一品種の場合は収穫日が早ければ早いほど高額になり、明前頭採とされる最初の5日間に茶摘み製茶された製品が最高評価となり、以後は龍井茶の生産が終わるまで価格がずっと下落していきます。

西湖龍井茶の品種と製茶
基本的には龍井43号と群体種の二種類があり、43号は群体種から厳選された品種であり、群体種よりも栽培が容易かつ例年では10日から二週間ほど芽吹くのが早く、政府の後押しもあり現在は主流の品種、群体は実生種であり余韻の長い製品となる。
製茶は明前西湖龍井は茶摘みから、中華鍋に生茶葉を手で押しながら殺青を行い、選別や乾燥に至るまで職人により全工程が手作りで行われる(全手工)、4月5日前後に採茶された龍井43号の早摘み龍井茶は、明前西湖龍井茶とも言うが、温暖化により収穫時期が早くなりつつあり、気温の急上昇による収穫期の前倒しによって収穫量が減ることで、少ない茶葉に養分が集中して事実上の減量栽培となることで、西湖龍井は全般的に品質が向上しており、さらに以前は雨前茶が一番茶であった群体種の明前茶も生産されるようになってきており、さらなる値段高騰に拍車をかけつつある。
龍井43号 利点 収穫が早い・茶摘みがやりやすい・茶葉の色合いが濃く、見た目が美しいとされる。欠点 値段が高額、樹齢が群体種と比べて総じて若い。龍井茶の主流品種
群体種(龍井群体種) 利点 樹齢が高い物が多く、余韻が長くなりやすい、総じて高品質となりやすい。欠点 収穫が遅いため、例年は明前茶にならないので値段が安くなりがち、場所のブランド力がある獅峰周辺では主流品種である。ただし、気象条件によっては群体種の収穫が明前となる年があり、その場合は珍品となり、龍井43号明前茶の倍から3倍以上の値段が付く場合がある。
雨前西湖龍井と明前西湖龍井について
4月5日以前に摘まれた西湖龍井製品が明前西湖龍井であり、収穫初日から3~5日以内に製茶された物が頭採明前茶とされ、4月5日以前に摘まれた物が明前西湖龍井です、価格面から龍井茶の最高級品です。
4月5日から4月中旬に摘まれた物は西湖龍井、正確には雨前龍井、雨前西湖龍井、安価な物は雨後龍井と言われる製品になります。雨前龍井は龍井43号の場合、近年は3〜6番茶となり、群体種では通常一番茶に当たるため、低級品という意味は必ずしもありません。ただし雨前龍井と明前龍井は群体製品の一部を除いて、その希少性から大きな価格差が存在しており、西湖龍井として流通する製品は基本的に雨前西湖龍井茶となります。※大きな価格差、明前か明前でないかで同ランクでも最低2.5~3倍程度も異なります。
龍井茶の格言を紹介
雨前是上品,明前是珍品”、雨前龍井は良い品、明前は珍しい宝
“早采三天是个宝,迟采三天变成草、3日早く摘めれば宝、3日遅ければ草になる。※3日遅れると茶葉が肥大化してしまう。
明前茶と雨前茶の品質関係
西湖龍井の明前茶と雨前茶の品質は明前龍井の収穫期と深い関係があるとされております。
要点としては、明前の茶摘みが早ければ早いほど明前茶の品質があがり、雨前茶の品質は下がる。
春先の気温が低く、気温が低いまま芽吹くと明前茶は平年なみ、雨前茶は品質が一段と上昇して特年。
春先の気温が上がるのが早く、明前茶の収穫日が早ければ早いほど明前茶の品質は上昇して特年となり、雨前茶の品質は劇的に低下するとされています。
なお2023と2024年シーズンは明前茶の収穫は過去最速級となっております。
2024年の西湖龍井について
2024年、頭採明前茶葉の収穫期は龍井43号は3月20日から、群体は3月27日からと一週間差であり、かつ開始が例年よりも収穫が早くなりました。
2024年の西湖龍井は天候の影響、主に日照りの影響から例年よりも収穫開始が早く、さらに収獲量が大幅に減った為、頭採特級製品の生産量が激減して明前西湖龍井自体の流通量が特に少なかったようです。
さらに直近における中国国内の景気が指数悪化を無視して良く、収穫日が早いほど値上がりするため、それらの影響から当店で発売する獅峰龍井のような頭採最高級西湖龍井など一部製品が、中国沿岸部大都市での小売り相場はかなり上がり、感覚的には昨年度の倍以上に高騰しました。
※中国の景気について3月~6月は中国は好調でしたので、明前龍井茶のみ大高騰

味わい香気の傾向としては、アロマが強く、さらに品質(香気、余韻)が高いです。全般的に天候由来から茶葉が例年よりも太くやや大きく、茶葉の色合いが例年よりも濃いのが特徴的であり、香りの良さに加え、余韻が長いため、総合的な味の良さから中国国内の評価はかなり高く、西湖だけでなく、越州龍井等も味が良く、頭採でない明前西湖龍井なみで取引されるものもあり、明前の頭採茶は2023年と比較して全般的に値段が上がりました。
2025年の明前西湖龍井について
3月20~25日まで晴天と急激な温度上昇で理想的な頭採となり龍井43号の頭採は素晴らしいものとなりました、色味が今年はよく、味が濃厚です。
反面、27日より獅峰など群体種の明前西湖龍井が開始されましたが、これらは雨のなかで茶摘みとなり品質は大きく下落しました。
季節外れの雪で混乱に
西湖は寒の戻りで気温が低いことや3月27日から4月1日まで雨と小雨、27日は午前中が大雨となりましたゆえ、悪天候が連続することが確実となってしまい、27~4月2日ごろに作られる製品は生産原価での購入のため雨のなか作られ気温的にも良くない基準であり、頭採ながら、気温が一気にあがり雨の中で茶摘みして翌日以降は雨で芽が育つという、絵にかいたような最悪の天気であり、品質のきわめて悪い製品でも価格は同じなので購入を辞めましたが、雨と気温低下により、収穫量が激減して群体の明前獅峰は、そもそも市場に出回りませんでした。
雪で明前茶は売り惜しみの春
3月26~31日の相場状況 25〜30日に安吉白茶や黄山毛峰などが季節外れの雪に見舞われ、もっと大切な時期に明前茶が壊滅しました、26~30日の明前龍井茶は雪の代わりに雨と気温の劇的な低下により収穫量が激減して予約者のみ配分という状態となり市場にも出ませんでした。
良質な明前茶は在庫不足に陥り、3月30日の時点で3月15~25日の明前茶は仲卸店でも27日以降は価格が倍以上に暴騰、特に20~25日の頭採龍井は3日後には幻の頭採龍井だったと見直しされ頭採獅峰(天賜級)はありえないくらいに引き上げました。
2025年の龍井43号の頭採西湖龍井は業者間で希少性が後から上がってしまい、26~30日ロットが出てこず、20~25日の製品は3月末の時点で貴重になってしまい、3月31日時点では小売店で殆ど並んでおらず、手に入れた茶商も4月4日くらいまでは売り惜しみに入りました。
いくらになるか?小売価格が出てくるまで取引先や同業者たちも売るわけない等と話しており、一般客には寒さのせいで1週間遅れるとされましたが、20~25日を手に入れた専門店は貴重になりすぎた明前茶を3月26~30日、31~4月3日の価格や流通が出てくるまで様子見している段階から4月上旬に並びだしまたが、小売相場は安くはなりませんでしたが、業者間の上がりと出回る数の少なさを反映して、去年ほど爆上げしてないが、高級中国茶のなかで特に需要のある製品だけあり、最終的には値落ちせず、例年と変わらないという印象です。
茶の穂 明前西湖龍井茶
当店で販売中や過去に販売してきた明前龍井茶の記録、獅峰龍井茶/後ろに特級明前西湖龍井として販売しているため明前を省いております。西湖一級産地の製品に限り記載しております。獅峰龍井や梅家塢も全て明前茶です。
獅峰龍井

獅峰龍井 2023年
千年を超える歴史を持ち、明の時代から大清帝国の歴代皇帝、そして現在の中国共産党首脳陣にも愛されている、言わずと知れた中国茶の頂点の一つ、最高級の西湖龍井茶、龍井村獅峰産の獅峰龍井である。

テイスティング、アロマは蓮や桜を連想する花香と高級な抹茶のような香り、口に含むとミディアムボディ、口に含むと直ちに甘味を感じ、余韻と甘味が長く継続、煎り香は殆ど感じられない。余韻は古樹茶のように強く高級感があり素晴らしい。



- 産地:杭州市西湖風景名勝区獅峰
- 等級:特級 制作方法:伝統的全手工 西湖龍井産区評価:一級
- 群体は通常は4月10日ごろから、茶摘みシーズンとなり、4月5日の清明節以降となり、例年は明前にならないのであるが、2023年は日本でも桜の開花が非常に速かった(東京は観測史上最速)と同じく、お茶の芽吹きも過去最速級となり、群体種も3月26日頃からシーズン入りした。
- 生産:2023年3月29日 明前春茶
- 品種:群体/正確な統計は無いが獅峰核心区の75%程度が群体種と言われる。

獅峰龍井 2024年 極品
今年の獅峰龍井は茶葉そのものから香りが強く、花の香が明瞭に感じられ、例年よりも味が良く、さらに3月以降の中国国内における一時的な景気の良さを反映して、当製品のような群体種における一部の西湖龍井が中国大都市部の一部で暴騰してしまい、当店製品もその影響をうけて卸元が翌週に絶句するような値段に価格を引き上げました。

ヨモギや桜の花などの花香を有している、口に含むとライトボディ、透明度が高く、桜餅や和菓子を連想する香味に加え、甘みがあり、後味ではミネラルの味わいが強く、ジワジワと長く残る、しなやかに伸びる余韻が特徴的、2024年産は高い透明感と乾いた花の香りに加え胡椒などのトップノートも持っている。
大特年の証たるトップノートに驚き、余韻が例年よりも長大であるので、中国茶の小売り相場は時価の傾向が強く、この製品は品質が抜きん出ており、大暴騰は納得できる面があるため、全く手の届かない価格になってしまった。
明前西湖龍井かつ群体種の製品にかなりの高値が付いたのが2024年の特徴であり、昨年度は中国国内は深刻な不景気だったので特にプレミアは付きませんでしたが、今年は景気が割と良く影響から、明前西湖龍井の群体種は昨年度の2倍から3倍での取引がザラになっております。
当製品は当店の購入後に卸元が相場の関係から特級のさらに上である精品とされており、価格は当店で仕入れた場合は5g4500円レベルの値段に値上げされておりましたので、名称には極品を冠しました。頂点級の明前龍井茶は、国産マツタケのように3~5日おきに価格が大きく変動して、収穫が例年より早く、本来の流通期に最高級品の流通量が激減すると価格が大幅に上がるようです。
高級岩茶では良くあるのですが、緑茶で同ロットの価格暴騰に遭遇したのは初めてであり、そのことを知る前から飲んだ瞬間に、価格を間違えてないか?と思いました、その後、直ちに補正され、価格が上がりすぎた為、本年度のような相場が来年も続く場合はこれが最後の入荷となりそうです。
2024年の明前獅峰龍井は天候の影響から例年よりも収穫量が大幅に減った為、頭採特級製品の生産量が激減しながらも収穫日は明前期となり、アロマが強く、さらに品質も大きく上昇して、時期の速さから価格も大幅に上昇しました。明前西湖龍井かつ通常は明前でなく明後が一番茶となる群体種の製品に価値が大きく付いたのが2024年の特徴であり、昨年度は中国国内は深刻な不景気だったので特にプレミアは付きませんでしたが、今年はそう悪くない、という影響から、明前西湖龍井の群体種は昨年度の2倍から3倍での取引がザラになっております。2024年5月6日完売。
等級:特級(精品) 制作方法:伝統的全手工 生産:2023年3月27日、群体頭採初日 品種:群体 樹齢:60~80年以上老樹茶
獅峰龍井茶 天賜珍品 2025

典型的な味わいで現れる
2025年はなかなか気温が上がらず茶葉も引き締まった感じがあり、味わいにおいても強い凝縮感がある、典型的な高級茶らしい味わいに仕上がったが、23年24年と弾けるような香りと爆発的な味わいを覚えた茶商から獅峰明前の群体種を、たくさん仕入れようと、買い控えられてしまい、売り切れまで例年なら初物上市では1時間も持たないという製品だが、完売まで2時間53分を費やした、当店は雨予報を受けて雨の製品を買うのではなく、晴天優先にて当製品を多く仕入れました。
今年は中国は不景気なので多少の価格下落を想定しており、最初は業者間価格にて僅かな下落が見られたが、龍井頭採茶に関しては、趣味人口が烏龍茶や紅茶とは桁違いであり、高級中国茶のなかで最も需要がある製品であることや寒の戻りという天気のせいで価格が戻った。

頭採茶を買い控えた茶商には残酷な運命が待ち受けており、3月25−31日は浙江省は寒の戻りと季節外れの雪または雨に見舞われ、茶摘みができず、発芽もせず収穫が激減して龍井の明前茶自体が殆ど出回ることすら無く、流通しなかった。
このことから3月20−25日に作られた頭採西湖龍井の価値が大暴騰して業者間価格は大暴騰して同じ商品でも価格は500グラム1〜1.3万元(最小50グラム単位)で中国国内の中間業者価格では、おおよそ販売となったようだ。

超高級品ながら当製品は2~3cmクラスを中心とした業者間取引向け茶葉無選別500g標準1万元クラスにて入荷、その後、茶商独自に分別が行われてた場合は500g20000~26000元程度に値段があがり、当店での価格は3倍以上となるため、当店では最低限の選別のみを行い発売いたします。茶葉を揃えて場合とそうでない場合において、余韻や後味は同じで味わいに大きな差はありません。
価格は昨年度の5グラム3620円から値下がり5グラム3150円となった、理由は元建てで仕入れ値は昨年度よりも1割ほど安くなり、獅峰明前茶は群体よりも龍井43号のほうが若干安いという点を反映しての価格としましたが、中国茶最高級品という価値観保持や他社の価格から真贋を疑われる危険があるため、5月1日より価格を2024年と同様の5グラム3620円、15グラム9480円に変更させて頂き、4月中は発売記念セールとさせていただきます。
群体種
購入はこちら
価格 5グラム (3620)円(2025)
15グラム (9480円(2025)
梅家塢龍井

梅家塢龍井 2023年

ばいかどて/メイジャアウー(梅家塢)は西湖風景区の西側に位置する西湖龍井の名産地、長く持続する優しく、ふわっとした味わい。


薬草やそら豆を連想するアロマ、口に含むとライトボディだが、強いミネラルの舌触り、後味ではミネラルの味わいが強く、ジワジワと長く残ります。濃く強いミネラル味と豆香型の明前龍井茶。獅峰と方向の違う高級感があり上級者向け。


梅家塢龍井 2024年
2024年の頭採西湖龍井は茶葉が大きい傾向があり、大ぶりの茶葉が入りながらも今年度は市場にて特級しかも例年よりうんと高い評価となっております。2024年 桜の花などの花香と薬草やソラマメのアロマ、口に含むと柔らかさを感じつつ、ミネラルの味わいが直ちに感じられる、透明度が高く、ソラマメや連想する香味に加え、甘みがあり、後味では滋味を感じ、ジワジワと長く残る、2024年産は高い透明感と乾いた花の香りに加え、多少のトップノートも持っている。フローラル感が強く、煎り香は殆ど感じられない。

産地:杭州市西湖風景名勝区梅家塢
等級:特級 制作方法:伝統的全手工 西湖龍井産区評価:一級
生産:2024年春明前頭採茶 品種:龍井43号
政府の管理番号入りの製品を小分けで販売いたします。
No35467312-XXXXXXXラベルに記載
初日梅家塢龍井 貢品 2025年
初日梅家塢龍井茶 貢品 2025は明前西湖龍井のなかでも最高級の茶摘み解禁から五日以内に茶摘みした頭採西湖龍井そのなかでも超別格となる初日の3月20日限定品、杭州市内の龍井茶専門店でもまず、お目にかかれない解禁日当日に一級産区で作られた製品であり、獅峰龍井の頭採茶と並んで龍井茶のスーパートップ製品で当店で2024年獅峰龍井極品についでもっとも高額な製品であり、4月7日発売、8日の午後9時頃全て完売となった。

超別格の初日解禁日製品 流通する龍井茶のなかで西湖龍井は上位8~10%、そのなかでも1級産区の製品は3割程度しかなく、1~2番摘みの明前茶は半分程度、やはりトップオブトップ製品であり、その名声と高額な価格に裏付けられる高品質な緑茶、梅家塢の初日茶はおなじ1級産区の頭採獅峰に負けないくらい味わいも濃厚であり希少性と味わいを持ち、高額な価値がある製品です。
明前西湖龍井のなかで初日の新芽からできた特級を貢品や超特級など専門の茶商は称えるため表記を入れます。市場買い付け品でなく梅家塢の農家さんから買いさらに初日のため価格は、当店で販売してきた定番品の頭採明前の梅家塢龍井茶より高額で高品質となっております。 2025年3月20日に明前西湖龍井の初日梅家塢龍井茶を当店は代理人を立てて例年、高級品は値段も安い市場から買い付けてしましたが、2025年は梅家塢の生産者を訪問して取材を行い、すこし買い付けいたしました。
初日梅家塢龍井茶 (超極品)貢品明前西湖龍井 2025 3月20日ロットであり3月21日の朝10時時点で500グラムも残っておらず、当店が購入した分にて、そこの農家さんの持分は終了しました、2025年の西湖龍井でもっと早い、3月20日を確保できてよかったです。 3月20日より明前西湖龍井の茶摘みは、まず梅家塢からスタートしましたが、収穫量は前年比4分1程度と極めてすくなくスタートしました、2025年の浙江省政府が定めた西湖龍井の初日である3月20日は今年度において気温が上がるのが遅く生産量が殆どありませんでしたから、あまりに貴重な製品で、値段も味わいもプレミアムとなっております。

明前梅家塢龍井茶独特のソラマメや桜を連想する強い香り、日本の抹茶に通じる緑茶らしい香り、口に含むと、圧倒的な味の濃さとソラマメやなど豆のような香味と甘さ、圧倒的な美味しさが口の中にいっぱいに広がり、後味では桜などの花香と甘さ、塩味に似たミネラル感が長く残ります。強烈な美味しさを持つ製品であり、2級産地の頭採西湖龍井から半分以下にして飲んでもその味や香り濃さは比較にならず、茶を超えて中華スープのようです、1.5グラムでここまで味が濃く出る茶は店主も初めて飲みました。
梅家塢で買い付けた代理人の話によると、二十年以上飲んできた明前梅家塢龍井茶のなかでもトップ級に味がいいと話しており、店主もそう思いました。
頭採明前西湖龍井のなかでも、明らかに異なる抜きん出た味わいを持つ製品であり、高額な製品だが、よほどのマニアか金持ちしか本場杭州市でもまず、愛好家の口に入ることはないレベルであり、このくらいのレベルを買い少しずつ飲む方が満足度は高いと思われます。予約にて95%を売約済みとしている製品となっておりますので、ネットショップでの発売量は僅かとなっております、ご了承くださいませ。
価格 5グラム 完売 円(2025)
15グラム 完売 円(2025)
虎跑龍井
虎跑龍井 2024年
虎跑、読み方こだく/フーパオは西湖龍井の一級五大産地のひとつであり、獅峰に次ぐ歴史の長い最高級産地であり、虎跑泉という歴史的にも名水を産する泉があり、この水は粘り気が強く龍井茶との相性が最高とされております。位置としては梅家塢の東側に位置、西湖風景区の中心部にあたります。
産地の権威と品質評価としても獅峰に次ぐ高評価な産地です。知名度は生産量が少なく龍井茶の専門店でも滅多に出てこないので、一級産地のなかでも生産量の多い獅峰と梅家塢ほどではないですが、希少で珍しい最高級龍井茶の一角です。
2024年は明前かつ群体種で作られた主に明前獅峰龍井の値上がりが凄まじく、なんとか入手できましたが、値下がりしない限り、今後の入荷がかなり難しい製品ですが、西湖明前龍井茶が大特年の2024ということもあり、例年の獅峰龍井比べても高額であった為、調べても日本国内で売ってる店が見当たらず、店主の興味から、せっかく取引先のところで少しあったので、思い切ってこの明前虎跑龍井を入荷しました。

群体種は品種未特定種という意味のためさまざまな見ためやタイプが存在しており、見た目も獅峰の群体種と明前の龍井43号の中間のような感じであり、味も中間のような雰囲気を持っており、珍しい産地の製品そのまま、珍しい味わいです。
2024年
緑茶らしい軽い煎り香、薬草やソラマメのアロマ、桜の花を連想する花香、口に含むと柔らかさを感じつつ、ふわりとしたミネラルの味わいが直ちに感じられる、透明度が高く、ソラマメや連想する香味に加え、だし汁のような味わいに加え、後味では強い滋味を感じ、ジワジワと長く残る。
2024年産の茶葉サイズと年号評価について
今年度の龍井茶は全般的に天候の影響から例年よりも相場が大きく上りました。今年度の明前西湖龍井や明前越州龍井は香りと味、余韻のほうは例年よりも長く強く、現地では広く大特年の評価とされております。
産地:杭州市西湖風景名勝区虎跑鎮
等級:特級 西湖龍井産区評価:一級
制作方法:伝統的全手工
生産:2024年、頭採明前茶3月28日、群体頭採2日目、品種:群体種、政府の管理番号入りの製品を小分けで販売いたします。固有番号はラベルに記載。
2024年明前西湖龍井 お客様の感想(外部リンク)

購入はこちら 完売済み
明前西湖龍井(二級産区)
2024年 留下

明前西湖龍井を当製品は篩にかけて選別した後のサイズが不揃いな高品質明前龍井茶です、一級と二級の各付けに反した高級中国茶と同様の長い余韻とキレを持ち合わせた製品です。
店主のテイスティング記録
桃などを連想する淡いフルーツ香り、軽い煎り香と蓮や木蓮の花香に加え緑茶らしい清々しいアロマを持ち合わせ、口に含むと美しいキレ、直ちに緑茶らしいミネラルの美味しさを感じそれが長く継続、日本の超高級煎茶にも共通した雰囲気を持つ緑茶らしい味わい。

出来の良さから臨時発売、二級の明前西湖龍井、等級に反して味が良い普段飲み向けのハイコスパ製品、2024年は例年よりも2週間早く茶摘みが行われた為、収穫量が激減してもっと早く茶摘みを迎える頭採は価格が跳ね上がりました、しかし相場は出来の良さを反映しているので安価な製品でも出来がとても良く取り扱いしました。
産地:浙江省杭州市西湖区
等級:一から二級 西湖龍井産区評価:二級
制作方法:手採から手煎りの全手工
生産:2024年春明前茶 品種:龍井43号

2025年 龍門嶺
二級産地の頭採龍井製品は周浦郷、龍塢、この龍門嶺の3種類を買い付けましたが、前者は自分や友人と飲みほしたり、龍塢は購入希望者に全量を売ってしまいました、一部のお客様にのみメルマガ特典として配布した後に発売せず、龍門嶺のみを頭採明前西湖龍井 2025として発売しました。
※なおこれらの製品は今シーズンは一般製品として登場することは、ありませんが、メルマガ会員かつクーポン不使用にて6400円以上、クーポン併用で13000円以上、お買い上げで、参考欄に特典専用龍井茶を希望のお客様には無料で配布いたします。
店主の感想 2025年、(龍門嶺)
緑茶らしい新緑の香り、桜やヨモギのアロマ、フルーティな口に含むとライトボディ、ただちに透明感とミネラルの美味しさを感じ、そのまま美味しさが、口のなかに張り付いて、後味となり長く継続する。透明感や柔らかさなど頭採西湖龍井らしい味わいが特徴的な優品。後味における美味しさは(さすが頭採)と言える。

獅峰の頭採明前茶の産地偽造品として使われることが多い製品だが、味や香りには共通点があり似た雰囲気であることは間違いなく、この製品は西湖龍井のなかでも頭採らしく、かなり味も香りも良い、しかし、同日に作られた頭採獅峰龍井、天賜珍品と仕入れ値における約5倍の価格差、売り出し時には2.4倍程度に縮小には、武夷岩茶肉桂などは価格差が大きくても、味わいの差異はそこまで大きくない物もあると言えるが、頭採西湖龍井は味や余韻、品質の差が大きい。
当店としては初めて入荷した高山タイプの西湖龍井、今まで高山型を紹介しなかった理由として、西湖龍井の高山茶は余韻の強さは海抜に比例して強くなるが、土壌や製茶の関係から獅峰以外の高山タイプは軽い収斂性(渋苦)を持つことから、高級中国茶は収斂性の無さが値段に大きく反映されるため、地元では評価が下がることにある。
基本的に海抜が高いほど評価があがる中国茶は鳳凰単欉と安渓茶などがあり、これは海抜が高くなるほど渋苦みを生じなくなる点にあるため、海抜が高いと渋みを生じやすくなる西湖龍井と武夷岩茶は海抜が低い物のほうが高級品とみなされやすい。
しかし、獅峰龍井茶などについていた、西湖龍井真贋電子証明書の発行住所が市場のある場所が表示され、その住所が紛らわしかった為、頭採の獅峰龍井に加えて、獅峰の偽物に使われやすい頭採の龍門嶺龍井、龍塢高山型の3種類を同時に同じ龍井茶専門の市場から仕入れました。
頭採の獅峰龍井、味が何となく似ていたが全然違うという意味で面白いので、頭採の龍門嶺龍井を同時に発売することにした。※龍塢高山型は当店で発売せず業者さまへ全て売却。
プロでも当店で販売したような本物を飲んで味を知らない相手または知ってる相手でも値段が安いなら、これを明前獅峰龍井の下級品として売り抜けることが充分に可能と言える水準であり、都市部の中国人相手に一般的な茶商なら半額の当製品を買い獅峰で売るのは当たり前であると言えるため、そういう意味が確実に入っていると推測されます。
店主もこの製品はかなりコ・ス・パの良い製品だと思っており、既に80グラムは自分と家族で消化した。
購入はこちら
武夷岩茶 茶の穂における 2024年6月までに明前西湖龍井は全て完売しております。
代替製品にて明前越州龍井および明前嵊州龍井 2024年のチャリティー販売を行いました。
明前越州龍井と明前嵊州龍井は明前西湖龍井の二級産地品に並ぶ高級明前龍井茶であり、西湖龍井との飲み比べにお勧めの製品です。


茶の穂における西湖龍井の取り扱い
セキュリティーシールと共通パッケージについて

御茶教室の大先生さまの強い要望により輸入、茶の穂は岩茶など武夷山周辺の中国茶を専門としており、中国緑茶の知識と輸入ルートは浅い為、信頼できるバイヤーさんに西湖龍井専門の生産者兼茶商を紹介して貰い、抗州政府西湖龍井茶組合の認証コードと固有番号の入った組合規定のパッケージに入った製品を業務用で購入、輸入して小分け販売いたします。
300店もの龍井茶店があるなか、西湖龍井の本物を扱う問屋は数店しかいとのことで見せてもらうと、物凄い値段であった為、目眩がしましたが、民営でなく杭州政府の息がかかった準公営の龍井茶専門店であったため、仲介者のおかげで3割ほど安くなり、輸入を実現、それでも高額であり緑茶という性質上は長持ちは難しい為、新茶の時期にだけ数量限定で取り扱い。なおシールがついていれば安心という消費者の感情をくみ取り、上記のセキュリティーシールに似せたお店や企業独自のシールを貼った製品が大量に流通しておりそれらは信頼性が無いため注意が必要です。なお上記のQRコードは中国独自の規格であり、日本のQRコード読み取りシステムではアクセスできません。
獅峰や梅家塢龍井茶カテゴリーには真贋保障制度や固有番号制度がなく、高級な西湖龍井としての真贋保障となるため、証明書の生産欄には当店が調達した場所や中間業者の所在地が表示されます、製品を作った実際の生産者や産地の位置は企業秘密という点もあり表示されません。
追加2023年5月7日 2023年産は全て完売しました。お買い求めありがとうございます。緑茶は季節商品につき数量限定で再入荷は行いません。季節性商品のため他商品より値段を安めに設定しておりセールや値下げ販売は行いません。クーポンをお持ちのお客様はご使用になれます。

包装は5gパッケージは緑茶用の開け閉め可能なチャック付き小サイズアルミパック、15グラムパッケージではチャック付きアルミパックを利用。
当記事は2023年4月26日 9:59 PMの内容をリライトしました。
ネットショップトップへ
ブログ販売トップへ
コメント