金牡丹(きんぼたん)は福建省にある茶葉研究所にて鉄観音と黄金桂を掛け合わせて2001年に完成した新品種、2003年から福建省の推奨品種として栽培が開始された岩茶。
鉄観音×黄金桂の交配にて誕生した岩茶の新品種としては、金牡丹、黄観音、金観音の三種類が有名。
それぞれ特徴的な香りと品種由来の味に良さがある新品種の岩茶です。
茶の穂 濃香金牡丹は、武夷山市内の標高600m以上の山場地域で栽培、5kg程度を職人による丁寧な手作りにて、2年11ヶ月(約三年)を費して2023年3月5日完成。ある意味で新茶な製品。
じっくりと休ませながら、6回の低温炭焙煎一回12時間前後を3年間も繰り返して、金牡丹の持つ、強烈な品種香を引き出しました。新品種特有の香りを活かすために、桐木関に近い高標高の産地を選択して、焙煎を繰り返し、通常より3割程度重量も軽くなり、コストと手間暇をかけた、茶の工芸品であり、当店の中国茶はすべて香料や外部着香は一切使用しておりません。
2020年産の岩茶、一年がかりで焙煎されるため通常の発売は2021年となるのですが、ことの年は全土ロックダウンと移動規制により、武夷山では岩茶を売るのが困難な年でした、悲惨な情勢下にて誕生した絶品で、煎持ちが長く、ダラダラ長時間楽しめます。
濃香型の武夷岩茶ですが、低温炭焙を重ねる特殊な重焙煎なので茶液の色は濃くありません。
テイスティング
アロマは蓮や百合の花を連想する香りに加え、ラムネやサイダーのような鋭く甘い香りが特徴。香料を着香してあるかのような強い香りですが、口に含むとフルボディで、味は柔らかく、舌触りは固く飲みごたえがあり、香味では自然な甘さとアロマ同様の香りが長く残ります。
商品が少なくなった為に飲み頃よりも早めに発売、外気温が高いと香りが若干、出にくく、理想的には9月以降の寒くなる頃に飲み頃を迎えます。もちろん安定させているので直ぐ飲んでも美味しく頂けます。
購入はこちら
価格7.5グラム 1030円
価格50グラム 6200円
ネットショップの販売ページへ
岩茶販売トップへ
コメント