改訂版 伽羅の色の分類  緑油伽羅 黄油伽羅 黒油伽羅 紫油伽羅 香木伽羅の種類  (当時のページ) | 茶の穂

改訂版 伽羅の色の分類  緑油伽羅 黄油伽羅 黒油伽羅 紫油伽羅 香木伽羅の種類  (当時のページ)

香木のブログ初苗庵
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カテゴリー香木、香木と沈香及び伽羅に特化した内容を扱う。

この内容を最初に書いたのは(2016-08-31 01:10:02)以下のヤフーブログに最初の投稿内容は30分ほどで書きました。当時は香木関連の書籍や情報や資料はなどほぼ皆無であったために、見聞きした情報のみで、資料も全くなく完全独自主観に基づいています。 フリーブログ向けに自分で受けるために短時間書き上げてしまい当時はだれも見ないと思い放置しましたが、広範囲に内容が拡散してしまい削除が難しくなりましたため。再掲載しています。以下の内容は現行の内容と比べると極めてあいまいな点と優れた点があり、お笑いやネタとして書かれています。この内容が当時は香木の情報が極めて乏しかったために広範囲に拡散してしまった私の恥の一つです。

伽羅の色の分類  緑油伽羅 黄油伽羅 黒油伽羅 紫油伽羅 香木伽羅の種類 古渡伽羅

Bitly
伽羅の色の分類は見た目で判断され、かなり大雑把なものですが
香りの系統は似ています。
注・香りパタ-ンなどで厳格に判断されるお店もあります。)
 
この見た目での伽羅の区別は中華圏が発祥です。
日本ではなんとなく見た目だけで判断されますが、
本場では見た目、香り、採集状況で5~6ランクに分類されます。
詳しく 中国・中華圏の伽羅  奇南 奇南香 伽南香 奇楠 改2訂版
(2018年4月より公開停止中)
 
国内では緑油伽羅というのが有名で、緑油が一番だと思われがちです。
しかしながらこれは、一般的に取引される、伽羅の高品質な物が緑油系統
で有ることが、多いために植え付けられた迷信だと思っています。
どの色の系列の伽羅でも伽羅である以上一定の品質があり。
色による香りの系統の差はあっても、品質の差はない物だと思っています。
以下の説明文は、記事の為に見た目で適当に色分けして、更に香りの系統で判別しています。
 
系統のイメージ
 
緑油系
これぞ伽羅と言わんばかりの
とにかくさわやか華やか!見た目も宝石のように輝いている物もあります。
なんとも言えない万能的な香りに感じます。
初めての伽羅はぜひ緑油を!
かなり香りのパワーが強いですがそれでも芳香の塊だと実感できるでしょう。
独特の華やかさが特徴 (苦みと甘みor酸み)
 
 
青油系
緑油の一種ですね
追加予定
 
白皮緑油
緑油伽羅の最上級品と考えてよいでしょう。
あまり表に出てこない模様です。
仮に皆さまが所持していても割や香道用木の状態だと分かりにくいでしょう。
香りは緑油伽羅の香りを上品にして極めたような感じの物でした。
 
 
 
紫油系 
重く重厚なんですが香水の濃い版みたいなんだけど鼻は曲がらない。
桜とかあんずをイメージして美少女の小悪魔系をイメージしてください。
目に入れても痛くない=鼻に入れても痛くない
基本的に甘味が特徴です。
香りが交互に来て甘味と辛味が特徴
華やかでなく筋の通った味
通称 蘭の香り
 
 
黄油系
辛味の強い伽羅で、割と最近の物に混じっています。
ガッツリ苦みと辛味が来るので脳天がリセットできます。
見た目は脂がのっておらず味気ないですが特徴は香りの持続性です。
黄金色に輝いている物もあります。
基本的に辛味が特徴でキツイと感じるものもあります。
物によっては、緑油伽羅に極めて近い見ためなので、緑油伽羅として
売られている事も多く、刻みで売られている緑油伽羅の大半はこちらになると
自分は経験上考えています。
 
 
黒油系 (一般的に黒油という伽羅は紫油の一種だった)
墨のような黒さ、ベタベタの表面 熱烈かつ濃厚な味が来ます。
それでいて円熟していてあまりにもすばらしい。
五味が雑味になる寸前の最高の芳香で舞い上がりました。
⇒(すべて色分けに限らず良質な伽羅に共通する一種の特徴)
非常に稀でほとんど見かけません。
 
黒系統は色による説明は一般的でないため、ここでは書きません。
見た目は真っ黒の伽羅でも、香りは完全に紫系統で有る場合が多いようです。
 
 
 
追加黒油伽羅タイプ2  黒赤伽羅
中華圏で緑油伽羅の上位と言われているだけのことはあります。
見た目は薄黒く、香りは緑油伽羅をろ過して更に上品にしたようなイメージ。
 
 
白油 (伝説級)
真っ白でカスカスでとにかく軽いが、五味完備の物が多く。
上品の極みな香りで持続性は抜群に優れる、高温でも焦げない。
伽羅の中で最高峰と言われているが、その存在は香木店店主でも
数十年に1回見れるか見れないからしい。(注・白皮緑油のことかもしれません)
 
赤油
中国では紅糖熟結といわれる伽羅の仲間で土から採集された伽羅で
砂糖の焦げる香り、黒糖の甘味を生じる伽羅の仲間で
国内では粉伽羅や刻み伽羅に混入されがちです。
見た目が独特で削ると粉になります。
ただこれが伽羅に判定されるかどうかは国内では各香舗にゆだねられます。
 
その他にも低価格や皮を剥がしていない為の伽羅は色では分類できない伽羅も豊富に存在します。
 
 
写真ではわかりにくいですが手持ちの伽羅を色分けしました。
 
 
最後に伽羅を選ぶ際に伽羅の色を選ぶのは大変参考になりますが、
色だけ判断するのは良い事とは言えません。
香木の香りは木によって異なる物です。
 
 
貴方が手にれるべき伽羅別色分け
 
1 初心者・初めての1g・伽羅とは何ぞ?
A=緑油伽羅(なるべく高いやつ)
2 蘭の香り感度の高い甘味希望・比較的低価格でも伽羅を楽しみたい。
A=紫油伽羅(品質の良い物)
3 シャム沈香が好きだけど、伽羅は強すぎる。
A=紫油伽羅
4 白檀の香りが好きだ・初心者・わかりやすくてメリハリが欲しい
A=黄油伽羅
5 鼻に自信あり・ある程度伽羅はいろんな種類が集まったが、一発逆転が欲しい
A=黒油伽羅
6 伽羅の上品さは好きだけど炭で焚きたいし、聞香でも特別さが欲しい
A=白皮緑油
7 伽羅の中の伽羅、これぞ伽羅、伽羅だっていう伽羅が欲しい
A=緑油伽羅(生木生結タイプ)
8 古渡伽羅というか昭和時代の伽羅が欲しい
A=古い伽羅だから良い物とは全く限りませんが、全体の品質は良かったことは事実
紫油伽羅・緑油伽羅の見分けがつかないような昭和期に多い特殊タイプ
9 焼香でガンガン使いたい
A=刻み伽羅各種
10 ディスプレイ用に香りは少し劣っていても良いので伽羅の姿物がほしい
A=紫油伽羅
11 昭和以前の明治とかの伽羅がほしい
A=紫油伽羅(みためが沈香みたいに黒くなっていても、銀葉に載せたら奇跡が起こるタイプ)
 
 
 

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この記事は最初に(2016-08-31 午後8時35分) 自分で閲覧できるよう個人主観によって夏休みの最終日に学校のレポート練習として最初の投稿内容は30分ほどで書かれました。 当時はPV数は1~3程度でだれも見ないと思い放置しまいました、当時は香木関連の書籍等は皆無であったためか、商用目的の無断転載や現在は世界4か国語以上に翻訳されてネット上で出回ってしまいました、 不正確かついい加減な内容を出したという問題もあり消して逃げるだけにもいかず、再掲載に至りました、当時は伽羅の色分けは基本的に誰からもこのような内容は学習しておらず、頭の中で断片情報がモワモワとあったものをメモ帳代わりに直観的に書いたしまったという記事です。

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