香木の画像はあまり出さないほうが良い訳 | 茶の穂

香木の画像はあまり出さないほうが良い訳

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伽羅を展示してあっても伽羅と言わない理由 

最近はインスタグラムやTwitterで伽羅の画像を良く目にするようになった。

恐らく理由はこれら

  • 爆買いの問題や外国人が来なくなったため、お香や愛好家たちの警戒心が緩んで伽羅や高級沈香の画像や展示が始まっているようだ。
  • 写真として出すなら堂々としたただの木に見えない香木を出したい。
  • 沈香の画像はあまり品質の高くない物はただの木片に見える。

それらの場合は、伽羅とは書かずにこのような表記がみられる。

  • (最上級の沈香)
  • (1g5万円の沈香)
  • かなりの上位の伽羅に(沈香)や(高級ベトナム沈香)と張り紙しただけ
  • 伽羅より良い香りの沈香

等の表示が非常に多いのですが、これは香木マニアや香道を長くやっている人にのみわかる独特の感覚だと思う。

  • 現在、伽羅の原木の値段は最安値のお店で沈香に限りなく近い物を購入しても1g27000円~
  • こぶし大の伽羅は60g程度になると考えると
  • こぶし大の伽羅は162万円程度が最低価格であり。
  • ティッシュ箱サイズなら・・・軽くて200g程度=540万ほど

それに伽羅をある程度知っている人ならわかると思うのですが、1g3万円程度の伽羅は木質が沈香に近いために沈香との見分けは瞬時にはつきません。

  • ということは、私が沈香として出ている画像を見て(伽羅だなぁ)(これすごいなぁ)と思うような伽羅なら中級上~上級品であり、1g4万~6万程度である。

となると・・・・ティッシュ箱サイズの伽羅は1000万円を軽く超えるお品物というわけであり、価格があまりに高額な商品

  • 一般人には見分けがつかないし、金塊の10倍程度の品物を展示してあっても、ピンとこない。
  • 中位の伽羅や低位の伽羅は沈香のような見た目をしているため、ほんとうに伽羅?とか言う人が必ず居る。自分もですが・・・
Bitly

例えば図鑑に出てくる伽羅は特に良いものである場合が多いと思う、見た感じ(おおおお)となる物が多い。

  • さらに(これは最上位の伽羅、、1g60000円)と書くのはさすがにアレですよ。
  • 10年以上前なら1g6万円の伽羅は1万円前後であった。
  • 20年前なら1g数千円
  • 高額すぎて さすがに気持ち悪い
  • 高額すぎて 保安上の問題もある

伽羅とはあくまでベトナム沈香の一種なのだ

  • 伽羅の画像をいっぱいインスタグラムに載せて(これで1500万円とか)書くのは気持ち悪いですから、そういうアカウントがありますが、自分だったら付き合いたくない。
  • その道10年以上の香木愛好家や寺院なら、みなさま黙っていますが数百g程度の伽羅を持っていることは珍しいことではありません。

香木の画像をなるべく出さないほうが良い訳

強制的に目上の方から分木の強要などは香道系ブログや趣味のHPなどでも見かけた内容・・・・同じような経験をした人やその手の話は多く聞く・・・・

他にも・・

  • 無断で業者に利用される(明らかに有名サイトから無断利用されている香木の画像は簡単に見つかる)
  • ある程度のサイズの原木はきわめて希少かつ高価であるため、画像の無断利用被害はネット全般において深刻である。
  • ➡ヤフーブログ時代はブログに出していた親指の先ほどの伽羅の画像を無断利用され、画像をそのままヤフオクに出品され12万円ほどの値段で落札されており驚きを超えた。
  • 目利きの人間から見れば原木の画像でおおよその香味や雰囲気などがわかる。
  • ➡私の場合は(伽羅を買いました)等で出ている画像を見れば(栽培沈香・各種贋作)など一発であり、かなり恥であることが分かる。感覚的に実際に伽羅が出ている例は3割以下だと思う。
  • ほかにも書ききれないくらい、、、香木の原木の画像を出すのは嫌なのだ。

香木の画像は無断転載が非常に多かったり拡散する理由はそれだけ希少だからなのだ、PIXTAなどの有料画像素材サイトなどでも伽羅や沈香の画像は豊富なのだが、原木は1木は数十万円以上は確実にする、さらに一点物・・・・それが香木

それらの理由から見苦しいのですが、画像にはブログのURLを入れるなどの対策をしています。

Bitly

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表紙画像は上級のベトナム沈香

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コメント

  1. […] […]

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