HAMPSTEAD TEA Organic First Flush LeafTea
ハムステッド有機ダージリンファーストフラッツシュ(マカイバリ農園3-4月の茶葉使用)
良くあるダージリンですが、、なぜ楽しみなのかと言いますと、私は有機物のダージジリンファーストフラッシュを購入して、一年~数年後に飲むのが大好きなのです。
先に何故?有機茶でなければならないかと言いますと、有機や無農薬などのお茶以外を1年間置いておくと熟成でなく酸化したり酷い味になります。有機以上でなければ1年間の保存に耐えることはできません。経験上有機を謳っていても未開封で1年置いた後に明らかに味がダメなら、有機でも何らかの不正や有機でも窒素肥料たっぷり等の致命的な欠陥のあるお茶であると思います。
理由はファーストフラッシュ=1番茶 セカンドフラッシュ=2番茶であるが為にセカンドフラッシュはタンニン濃度が高く、タンニンショックとなり、私は飲んだらすぐに胃が痛くなり、激しいめまいや車酔い症状となってしまします。
その為にミルクを入れて中和したり、2煎目をミルクティーにすることで対応すれば、良いのですが私は牛乳がニガテでストレートでしかお茶を飲みません。
見ていただきたいのはこの茶液の色!
通常のダージリンファーストフラッシュの茶液の色は緑~オレンジ系であり、このような赤い色をしていたら、濃すぎて飲めません。
このお茶は6gの茶葉に600mlの熱湯を投入して10分置いたもので、濃さはかなり薄めとなっています。この色こそ、2年の保存に耐えた、ダージリンファーストフラッシュの美しい色合いなのです。(このお茶はリーフと書いてありますが刻んであるので、熟成は早いです。茶葉の形状がしっかりしていればこの色合いまで3~4年くらいかかります。)まさに陳年ダージリンです。それなりの原料である証拠!
ファーストフラッシュですが、香りはセカンドフラッシュに近くなっていて、蜜香(マステルフレーバー)が強く、ダージリン独特の花の香りからやや熟したフルーツの香りとなっています。これは最高! 100gで1400円程度のようなのでお勧めです。中身はマイカイバリ農園の3~4月の茶葉を使用。ということで更にお得感があり1kgほどストックしています。
利用器具情報 水=水道水をブリタで浄化 熱湯を投入
ポット 容量最大900ml Mappin&Webb社 1899年製 材質・銀925
茶こし 材質・・銀800 1920年代 カップ wedgwood prairie flowers 1930年代 材質・ボーンチャイナ 茶海・ガラス
カフェインショックでなくて、タンニンショック
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