思い出の茶の記録 秀林烏毫古樹生茶 2011年   | 茶の穂

茶の記録 秀林烏毫古樹生茶 2011年  

プーアル茶・普洱茶

珍年茶の美味しさに古樹の余韻・・スモーキーな香りと複雑なプーアル茶の美味しさのハーモニーが溶け込む絶品茶

私の思い入れの深いプーアル生茶それが、秀林烏毫古樹生茶なのだ、HOJOというお茶屋に出会い、驚きのコ・ス・パと最高の原料・無農薬無肥料と古樹のおいしさを初体験したその物だからだ。原料の良さは茶葉を見れば一目瞭然であるが、強い高香を有している。(写真は独自に保存している約9年モノの絶品秀林烏毫餅茶)

この高香(煙味などとも)は確かに欠点と言えば欠点であるが、洗茶の方法や淹れ方によって最高のおいしさとなるのだ!もちろん熟成でもなのだが。プーアル茶を熟成させるために原料そのものが良くなければ、お話にならないが、恐ろしく品質の良い(烏毫?)独特の羽毛をまとった美しい茶葉に見た目だけでも、うっとりしてしまう。

陳化して、陳年茶らしい独特の風格がでてきた💛心打たれる。

蓋碗で淹れるのももちろん良いが、個人的には宜興茶壺(早期壺)紫泥を利用し、余韻を深めつつ高香を抑えて本来の実力をだしてあげたい。注ぐと茶湯にゴボゴボと空気を入れてくれます。 このお茶と相性が本当に良い。 自分の淹れ方で何とでもなる。深い深いお茶です。 高香(煙味)自体を楽しむのもありだなのだ。

2019年10月27日

美しい独特の反射のスープは8年目の今も健在だ。もともと真空の丈夫な入れ物で販売されているため、保管状態も良好で個人保管も容易である。

どうやら、販売者に尋ねたら、このお茶は最後の1枚だという。ほんとうに感動と新たな世界を見せてくれたお茶自分の宝物なのだ。このお茶を購入したのは2018年9月、HOJOさんは、この品質のお茶は物価が高くなってもうこの値段では全然つくれないと話していたが、北城さんの2019年産のプーアル茶の出来を考えて、作者の手腕を考えれば、更にレベルアップしていると思う。

このお茶は少数民族により作られたお茶で、最も伝統的で原始的な薪の火による殺青が行われております。この為、スコッチウイスキーのようなスモーキーさを伴います。

https://hojotea.com/item/d29.htm より

寝る前に最後の味わいを 煙味を含むこのお茶の味は3年前はスコッチウイスキーに似ていた。 洗茶はラフロイグ系、(高香)煙味の取れていないころの、このお茶は余市系の味だった。ウイスキー以上のコスパで、いつでも飲めるこのお茶はやはり最高!

今日の秀林烏毫 2020年3月13日

コレクションを2ヶ月ぶりに飲んでみた、この茶の強い煙の香り(高香)は消えて、枯れ葉や木質を連想する、陳年プーアル茶の特有の香りと草原や森をイメージするプーアル生茶の香りを合わせ持つ状態となってきている。茶液はまろやかな水質で口あたりも優しく、大きい、茶液は濃密で、更に収斂性に優れているために、後味が長く生津も体験できた。

3煎目 2020-3-13

味わいや口触りは、三煎目くらいまで、ピートの匂いがくすぐる高級なスコッチウイスキーのようである。その後、四~8煎まで木質味がくすぐりつつ、チェリーや赤肉メロンなど熟したフルーツの味わいが濃厚な茶液に溶け込んで万華鏡のように複雑な美味しさがぐるぐると体に染み渡る。

濃く淹れると軽い渋みがあるが、すぐに甘さへと代わる、下関や中茶の香港や深圳保存茶に似た、本格的なプーアル生茶の陳化した美味しさを何処かに感じた。

十煎目以降は味わいはまるで、赤肉メロンのようである、口触りや後に残る、味わいまで似ている。プーアル生茶ではあるが、十煎目でもお茶その物からピートの香りと果実香が香っており、香りがプーアル茶の割りに極めて長く継続している。

15煎目 2020-3-13

HOJOさんの茶器で飲んでみた! 

基本的には上の感想と同じだが、味わいは、、さらに丸くなり、高香が更に抑えられた。甘みを強く感じ、夕張メロンの熟度が上がったかのようだ。

牙白無地シリーズ  XS007 牙白蓋碗 スリムタイプ 無地 130ml 高さ(本体)58mm 幅84mm 1,980円(税抜き) 紙箱入り  を利用

https://hojotea.com/item/taiwan_teaware.htm より転載

この素晴らしいプーアル生茶は私にとっては記憶に残る絶品茶だが、万人受けするお茶ではないことは確かである。マニア向けではあると思うので、プーアル生茶と高香(煙味)になれていない人は手を出さないほうが良いだろう。

この透明感に加わるスモーキーというより、ピートに近い香りは素晴らしい後味となって染み渡り、満足感を増幅させる。喫煙者・ピート系が行ける人・アイラウイスキー愛好家・燻製好き・煙の正山小種・陳年茶・下関系鉄餅を好むひとにお勧め。


2019-12-19

まさかのマレーシア熟成物が再発売!

9年陳茶としてプレミアムラインにしてもっと高く設定してもおかしくない品質だと思う。

秀林烏毫古樹生茶 2011は自然栽培の非常に優れた原料から作られたお茶です。花や仄かな蜜の香りと、甘い水飴のような、サトウキビのような香りがするお茶です。また、少数民族による伝統製法で作られており、薪で火をおこし小さな釜で茶葉を炒めているため、上品なスコッチウイスキーのようなスモーキーな香りがします。

https://hojotea.com/item/d29.htm より転載

秀林烏毫古樹生茶を再発売しました。https://hojotea.com/item/d29.htmこのお茶はマレーシアで2011年から2019年までの8年間熟成をしたお茶です。年間を通じて平均気温が25℃以上の自社倉庫で保管したこと…

お茶の専門店 HOJOさんの投稿 2019年12月16日月曜日

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