武夷岩茶 奇蘭 | 茶の穂

武夷岩茶 奇蘭

武夷岩茶

武夷岩茶奇蘭こと、武夷奇蘭は広東省原産の奇蘭種を1990年代に南平武夷山市に導入され以後は普及したという岩茶としては比較的新しい品種である。先鋭で絡みつくような香りと独特の品種香を活かすため岩茶のなかでは清香型品種とも表現されるほど、火入れを(中火まで)弱めに仕上げるのが特徴。

奇蘭と武夷奇蘭の関係

奇蘭と名前が付く中国茶は白芽奇蘭、金面奇蘭、竹葉奇蘭など数多いが、これらは武夷岩茶に用いられる武夷奇蘭とは全く別の品種である。ただし武夷奇蘭には武夷水仙と同様に同じ品種でも数系統あり、主に奇蘭を南平市にて改良した武夷奇蘭とオリジナル品種の奇蘭を武夷山で栽培している武夷奇蘭がある。

武夷岩茶奇蘭の価格帯

新品種のため岩茶のなかでは安価な製品に分類される。育てやすさや悪天候に強いことから、風景区においても植樹が進んでいるが、肉桂や大紅袍と比較すると価格が低いため、正岩奇蘭単体ではあまり流通していない。風景区で産する高級奇蘭の多くは風景区産の高級大紅袍の原料とされる。

仏国岩奇蘭/極品正岩奇蘭 2024

仏国岩奇蘭は風景区産の奇蘭でありながら、奇蘭単体での販売と品評会への挑戦のために作られている奇蘭であるため、ほかの奇蘭とは品質が大きくことなる。茶摘みは2024年4月28日と例年よりも早摘みにして収穫量を減らすことで品質を向上させています。

2024年新茶の武夷岩茶、すなわち当店こと茶の穂、それ以外にも取引先の武夷山市の本場岩茶専門店4箇所、上海市の岩茶専門店2箇所と共に、数量も少なく、この1種類のみで初物の看板を背負うという重大な製品であり、悪天候により岩茶は抜群の良品はあるが数がすくない、この味わいと奇蘭であるというだけの理由で安いというコスパの高さから2024年の最初を飾ることにした。

店主の感想
ツンとした鋭い芳香、胡椒や乾いた花のトップノート保有、甘い香気とミネラル香を伴う鋭い香り、口に含むと岩茶らしい口感に加えて、強い味わいを(滋味を)感じ直ちに口のなか一杯にバラの花とアンズ、白ブドウなど複雑で強力なフルーツの香りが広がる、後味における心地の良さが特徴的であり、岩茶の概念を変える強烈な味わい。

コストパフォーマンス

品質は抜群に良いが、新品種の奇蘭であるため入荷価格が安く、同品質の他商品に比べて値段が安くなっているが、肉桂大紅袍の5グラム1550−1850円クラスの余韻を持っている。コスパ重視のお客様に特におすすめ。

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価格 5グラム1400円 7.5グラム1950円 50グラム11000円

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お客様の感想 (外部リンク)

茶の穂 仏国岩奇蘭 2024
茶の穂 仏国岩奇蘭 2024価格:1400円/5g タイプ:リーフ コストパフォーマンス:並 評価:★7茶葉1g当たり湯量20mL、熱湯での多煎抽出。最初に洗茶をし、蒸らし時間は1煎目20秒。2煎目以降は10秒ずつプラス。※詳細・1煎目:抽...

馬頭岩奇蘭 2022

馬頭岩奇蘭は当店では取り扱いしていないが並品の馬頭岩肉桂に使われる補助原料として栽培されている奇蘭を2022年は肉桂の出来が良く収穫量も多かった為、安い馬肉の補助にせず、そのまま商品化したものを当店で発売したもので、馬頭岩肉桂に似た口当たりと香りを有する。日本においては単一品種表記はその品種75%以上を有する必要があるが中国では品種に関する規制がない、肉桂にも値段次第では安定化させるために多品種を混ぜるものである。

風景区の岩茶らしい口感に大きなボディと余韻をしっかり持った馬頭岩産の奇蘭、フルーティーで強い香気と長い後味が特徴、2022年産らしく柔らかくほんのりとした甘さが特徴でありながら、品種香が明瞭に感じられる製品。焙煎は低温炭焙煎かつ長時間を2022年3月ー2023年9月まで一年以上かけて4回焙煎(中火)少し強めな現代型の中火、長期熟成向きタイプ。

価格 5グラム980円 7.5グラム1450円 50グラム9300円当時。

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