六国五味の観察・聞香日記 真南蛮 

真南蛮の表紙香木のブログ初苗庵
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真南蛮とは面白く単純でも幅の広い木所だと思う。そして、さまざまな意味があると思う、香道における六国五味の一種であり、最高級沈香という意味であったり、基本的には普通の沈香よりは良い沈香という意味だろう。他にも伽羅らしくない伽羅という意味も含まれていたり、伽羅の低品質という意味もありそうだ、さらに外国の香りという意味であったりといろいろだ。

木所の観察・表記方法

この記事は新記事を製作せずにヤフーブログで公開していた記事をそのまま公開した。この記事を掲載した当初は真南蛮は爆買い騒動により以下の記述のように危機的状況であったが現在は徐々に復活してきている。聞香日記は新規 ここから以下が当時の内容(一部の内容は消去)

真南蛮とは 眞南蠻・真南蠻・真那蠻・真盤とも表記する場合があるが基本的に同じ意味

最初に真南蛮の範囲は大変広く、このブログでも多くの記事になっています。
 
1 どんな真南蛮とするか?
香道の流派で使用する真南蛮なのか?
ランクとしての真南蛮なのか?
 
真南蛮は伽羅と似た性質を持っており、比重が重く水に沈む物が多いようです。
 
伽羅と似た性質というのは要するにシャム沈香だからでしょう。
最初に上がってくる香気は伽羅立ちでもすぐにその香気は消えてしまい。
温度を高くすることでで。強烈な涼しい酸味が出るのが特徴。
最初のキラキラ系の立ち上がり、少女の香り・香水系?は鹹になります。
そのため最初に鹹が来る伽羅と最高品質の真南蛮は何となく似ています。
以下のような真南蛮は中国ではなんと黒奇南と判定され低質な伽羅として
扱われるため、爆買いの標的となり国内在庫が危機に面しています。
 
昔から真南蛮の特徴に銀葉に油が付くことが真那蛮の特徴とされています。
 
 
このように真南蛮 樹脂化が進んでおり油の密度が高く香りも強火で長持ちします。
伽羅との香りの違いは
伽羅は 香りに包まれる感じ
一般的な真南蛮は 線香・たばこの香りが飛び込んでくる感じ
 
真南蛮を覚えるには銘付か六国を覚えるとよいと思います。
 
 
最近知ったことなのですが自分が真南蛮をあまり持っていない
理由として、良い物の数が少ない、価格がすご~く高い。
調べたところ
中華圏では黒奇南と判定され伽羅の仲間として扱われるため
日本では伽羅と比べて安価なため爆買いの標的になり
国内の在庫は壊滅状態で香舗・香司も倉庫に救急退避させた状況です。
 
真盤(まなばん)について
 
真盤は戦前によく使われていた沈香の名称です。
少なくとも戦前は産地問わず、上質な沈香を真盤として売っていたことは確かです。
現在も玉初堂に真盤というランクの沈香があります。
 
追加2017-2-9
真盤は高品質の沈香を示すランクという場合が多いらしい。
 
 
 
真南蛮の味 香り
 
真南蛮は守備範囲の広い香木で香りは一筋に説明することは困難
大雑把にどこかに 酸味か鹹味がある。全般的に甘さが強く感じる。
動物臭と呼ばれる香り(鼻曲がり蛮)を持つものが多い。
子供や少女の香りような高級脂肪酸の香りを持つものもある
   ⇈男子に人気
伽羅と全く同じような立ち方をする個体も存在する。(差は火末)ア
酸味がストレートに上がり柑橘系(みかん・かりん)のようなフルーティーな物もある。特に戦前個体。スア個体
 
 
香り方・最初
伽羅・真南蛮A 香りに包まれる
真南蛮B    沈香的な香りストレート
 
御家系 真南蛮 清々しい香り・やさしい・鼻への刺激が少ない・わずかな衝撃
独特の艶 
志野系 真南蛮 多少~それなりの衝撃・強い・甘味が来る・海風の香り
独特の濃さ 鹹さ
志野系 真南蠻(戦前に聞かれていたタイプ)
独特の酸味 鹹さ タニ沈香かと思われるタイプで信じられないような感度の甘味
 
紫油伽羅 わずかに辛味の有る・苦みを感じる・鼻へ少々の衝撃・凛としている
火末の辛味か苦み
 
銀葉
真南蛮 必ず油が付く 古来より(銀葉に油多くいづることまなばんのしるしとす)
伽羅  油はつかない・あまりつかない。
 
温度
真南蛮 最初は弱火で途中から強火で焚く必要がある。
紫油伽羅 総じて低温で焚かなくてはならない。
 
真南蛮の産地
真南蛮の産地の範囲は非常に広く、私が現物を確認しているだけで。
一般タイプ ベトナム・タイ王国・インド・インドネシア(ボルネオ)
御家タイプ インドネシア(ボルネオ)
一般的には真南蛮はインド南西部のマナバル地方とされいますが、インド南西部では
沈香は産出しません。(インドで沈香が採れるのはアッサム州周辺のみ)ちなみにインドの南西部のマインソール市があります、すなわち老山白檀です。
しかしインドアッサム沈香の中に最強の真南蛮の香りが出る固体があり自分の宝となっています。
 
 
 
 
 
黒奇南は伽羅ですか?
http://blogs.yahoo.co.jp/paichangandiichang/14086101.html
 
タニ沈香は真南蛮なのか
http://blogs.yahoo.co.jp/paichangandiichang/13988654.html
 
追加 志野流の真南蛮と御家系真那蛮は若干違うのでわかりやすく区別しました。
 
ここまで 2016年8月29日の記事
 

聞香日記 真南蛮

ここからは新規記事 2020-8-30

真南蛮 その1 SE-199

  • 伽羅より良い香りのマナバンがあるという話は香木愛好家のなかでは良く聞かれる、それは事実であり、伽羅なみの香気の強さとパワーを持つ香木は存在する。
  • 真南蛮の強烈な物は良い意味でも悪い意味(アンモニア臭)でも脳裏に焼き付く。
  • アイキャッチ画像にも使用しているこの木の特徴は見ためは真っ黒であり、常温での香りは感じない。黒すぎて写真での撮影は難しい(まるで写真写りは着色物の偽物のようだ((笑))
  • 如何にも高級な沈香という風貌であるが、硬く削るのはたいへんである。
  • 出香 強烈な油分を感じる酸味が周囲に広がる。
  • 含まれる香りは 鹹と甘であり、酸味を強く感じる。
  • 強烈な濃さ(濃香)という感じで、喉が痛く伽羅のようだが伽羅の甘さは感じられず、陽気も感じず、強い陰気により落ち着く香りだ。
  • 上質な香木でありながら、伽羅のような香りが全く混じっていないため、まことに素晴らしいと思う。
  • 表現するならダンディな香りである。

真南蛮 その2 SE-124

  • 感度の高い甘味が飛び出す、涼しい酸味がたまらない。
  • この酸味が良いなぁ伽羅の酸味同じ感度で飽きない。真南蛮は単調な傾向があると思い込んでおり自分は飽きやすいが、この木は酸味がずば抜けて素晴らしく余韻も長い、鹹さも軽やかで臭くない。

真南蛮 その3 SE-135

  • 爽快な酸味と鹹味がじわり香る、酸味の加減が良い、じわりと香るのが良い、少々油くさい。
  • 後からやや辛味が出てくる、もっさりと長く香り、真南蛮らしい汗臭さのような癖があるがそれはそれで良い。

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