黄観音(きかんのん)は武夷岩茶の品種のひとつ、割と新しい品種であり華やかな香りが特徴。
黄観音 2019
焙煎は軽く炭火で乾燥させた軽火という具合・非常に焙煎が軽い。
抹茶に近いイメージの香りと味わいと鉄観音に近いイメージの味がするお茶。烏龍茶というイメージがぴったりの茶です。焙煎が強くないからか?何となく台湾茶っぽい印象を受けるところはある。
口当たりはトロトロで素晴らしく。フルボディやはり抹茶に似た風味がある。
火加減は軽火で清香タイプ、炭焙で乾燥させただけというタイプで上海人の好みに合うように絶妙に作られていて花香と軽い焙煎香が同時に味わえる。伝統タイプの岩茶とは真逆のイメージそして焙煎の実力を思い知った。
- 感想二回目 2020年2月8日 筆記
購入してから、5ヶ月が経過した、上の感想は去年の10月に書いたもの、軽火の茶葉はいつも同じ状態ではない、時間と共に変化していく、味は濃厚になってきた、御茶荘さんのお茶は全般的に購入してから時間が経過したほうが、味が濃厚になり美味しくなる傾向があり、積み茶を誘う。
茶壺は文革前壺容量80ml 茶葉は2g。 一煎目を淹れると華やかでもどことなく重たい岩茶らしい、岩骨花香と抹茶ような香りが周囲に広がる。味は濃厚でフルボディ、やはり味は甘く抹茶のような味がする、重厚な味わいは口の中に長く留まり、強い後味となって満足感になる。
5煎目以降は最初の強烈な味わいから、明瞭感と透明感のある、味わいとなった、薄くなったと言えばそうかもしれないが、この透明感ある甘味と後味は高級感があり、自分でも感激している、薄くなっただけでなはない、満足感を誘う何かがある。
名称 黄観音 きかんのん 中国語 Huáng guānyīn 黄观音
産地 中国福建省武夷山市
年号 2019年、2023年春茶
焙煎 炭焙・軽火
有機情報 認証等はなしだが、農薬や化学肥料には細心の注意をしている模様。
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黄観音毛茶2020 7.5グラム 480円
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