武夷岩茶 北斗/北斗一号 | 茶の穂

武夷岩茶 北斗/北斗一号

武夷岩茶

北斗(北斗一号)は風景区北斗峰周辺を原産地とする文革期を代表する武夷岩茶の品種であり、豊かな品種味と比較的強い余韻を保有する優良品種。正式な品種名は北斗一号ですが単純に北斗と呼ばれます。

北斗の歴史と大紅袍との関係

北斗は北斗峰周辺で自生していた、奇種のひとつ仮名称北斗峰一号をそのまま増やし、政府が1960年代に北斗一号として品種化、文革期の1960年代後半から1970年代に政府の推奨品種として普及、1980年代には水仙と並ぶ岩茶の主力品種であったが、肉桂の普及と大紅袍の人気低下に伴い武夷岩茶の主力品種から脱落した、文革期を象徴する岩茶の品種である。なお北海道を疾走する特急列車と同名ながら全く関係はありません。

大紅袍をけん引して遺伝子鑑定で伝説崩壊

茶商の噂話で勢力拡大

2000年代前半まで北斗は、大紅袍の母樹を挿し木によって北斗峰に移植した後にその味の良さから普及した品種として、奇丹や雀舌と並ぶ三大大紅袍のひとつされ、広く中国茶の愛好家の間で知られていた岩茶でした。その強い味わいと肉桂よりも先に普及したことから、武夷岩茶屈指の人気を博していた、根拠のない?伝説により「大紅袍の王者」として盛んに取り沙汰されるようになり(真の大紅袍とは?北斗の事を指す等の噂)その味の良さもあり、世界一高額な岩茶の子孫として大紅袍をけん引、しかしながら、中国の大学で行われたDNA鑑定によって、大紅袍母樹との遺伝的関係等は完全に否定され、これらの伝説、(北斗は大紅袍を移植して増やした)や(大紅袍の母樹から増やした等)は茶商が作り出した、噂話に過ぎないことが判明しました。その味の良さから、現在も30代以上の中国茶愛好家からは大紅袍と言えば北斗雀舌奇丹を指すという内容については変化はないようです。

大紅袍の人気の後退

遺伝情報の否定や北斗の上記の経緯から、大紅袍という岩茶カテゴリー自体の権威が失墜して人気が後退することになりながら、知名度の低かった鳳凰単欉の台頭や、もともと北斗は天候の影響を受けやすい特性などがあり、農家の事情で1980年代から普及が始まる肉桂が台頭、生育環境による同じ品種内の味の違いを楽しむ習慣が広がる中で、岩茶自体も生育環境が異なることで味の違いを感じるという、肉桂や水仙に人気が移り、特に牛欄坑肉桂馬頭岩肉桂などの山場系肉桂が有名になっていきました、北斗の知名度は大きく下がりましたが、余韻が強く、味の良い優良品種であることは不動であり、風景区では1990年代までに肉桂へ植え替えが進んでいますが、現在も多く耕作面積で栽培されています。なお、大紅袍母樹との遺伝関連のある岩茶は奇丹と雀舌になります。

純種大紅袍 奇丹/雀舌の記事はこちら

優れた岩茶の品種

大紅袍母樹との遺伝否定により、文革期を代表する岩茶の品種であると正しく認知されてきているようです。大紅袍ブームを味の良さで盛り立てけん引し続けて、最後に崩壊させた北斗ですが、大紅袍の王者と言われるにはそれなりの品種特性があるからであり、岩茶の品種としては香りが華やかであり、余韻が強いのが特徴です。奇丹と雀舌と共に、非常に優れた品種特性を持つ優良品種であり、味わい深い岩茶であります。なお現在も中国の法律規格では大紅袍として出荷可能です。

茶の穂店主としては奇丹と雀舌よりも香気が華やかかつ飲み心地が強い為に好みの品種です。

茶の穂 北斗峰老樹北斗

当製品は1960年代後半から1970年代に原産地である北斗峰周辺で盛んに植樹された肥料すら排除した自然栽培の北斗一号老茶樹のみから作られており、この茶畑は過去にも素晴らしい製品を数多く生み出し、大紅袍母樹茶が20グラム約三百万円などの話題や大紅袍ブームを作り出した遠因ともなった高級岩茶そのものであり、当製品たる北斗峰産老樹北斗は例年、現地武夷山の契約生産者のところでも入手が難しい製品でもあり、2年前からの予約で入手が実現!武夷山市内でもめったに出回らない高級高品質オリジナル北斗の岩茶です。※烏龍茶の品種はまず原産地付近のまず植樹される、鳳凰単欉では二代目老欉などと言われる。

待って特年に当たる
北斗峰老樹北斗は店主が最も楽しみにしていた予約製品であり、2021年から予約して2022年は残念ながら雨が多く、北斗は伝統型の岩茶にしないと発売できませんでした。2023年は天候に恵まれ、北斗の品種香と特有の味わいが明確に出て、生産者も驚きの豊かな香りと長い後味を持ちました。ただし雨不足により生産量は例年より4割ほど減少して農家さんは痛手だった模様です。

天気の影響を受けやすい
北斗はその飲み心地と余韻に加え、面積あたりの生産量は多いため、大紅袍の王者として文革期に広まった品種ですが、肉桂水仙と比べると天候の影響を大きく味わいに反映しつつ、肉桂のほうが高値がつくため、肉桂への植え替えが進んだと考えられます。肉桂水仙を除いた、岩茶の品種としては北斗自体の生産量は多いとされております。

北斗峰老樹北斗 2023

テイスティング記録 
香りアロマは強力なミネラル香に加え、パイナップルなどのフルーツの香り、ハーブのブーケのような北斗らしい品種香に加え、白ブドウや熟したリンゴなど秋の果物、口に含むと大きなフルボディであり、直ちに舌で甘みを感じ、パイナップルや白ブドウなど複雑で濃く、華やかな果実香を持ち、後味でそのまま長く残ります。

鳳凰単欉の濃香型に匹敵する豊かなフルーツ香を持ちつつ、岩茶特有のミネラル香も最強クラス、ふわりと広がる良いと柔らかい甘みが特徴的、大紅袍の王者と呼ばれ続けている実力が読み取れます。焙煎は自体は弱めですが、3回焙煎により火入れはしっかりできており、老樹茶らしく岩茶固有のミネラル成分も多く含まれている為、身体は良く暖まりますので寒い時期にもオススメの製品です。

予約割引販売について
さらに特殊焙煎を追加して保存性と後味を引き立てた、北斗峰老樹北斗の通常版は在庫を豊富に取り揃え、同価格にて予約販売を11月17日ー末まで開催予定、価格は50g13500円の20%引きで10800円であり、お買い得かと思います。北斗峰老樹北斗単独予約枠は完売いたしました、同時予約販売をした慧苑坑花香鉄羅漢と同時予約枠は在庫が少しあり。
https://iwacha.stores.jp/items/6533e8f87619fe1eed9d59e8

サービス品が予約者さま全員に付属いたしますが、円安から普段よりは少ない可能性がありご容赦下さい、お届けは2023年12月上旬ー15日までを予定しております。他商品をそれまでにお買い上げ頂いた場合は予定より早く優先して発送いたします。

メールからの予約では1人さま200−300グラム程度の予約を複数頂けており予約販売では過去最高販売重量となっている人気商品です。名称を北斗峰老樹大紅袍や北斗峰野生北斗などに変更のうえ転売もオススメです。

特年の良い岩茶なのでぜひともコレクションや最高級岩茶ながら、50グラムはお値引きを大きく、させて頂きますので普段つかいにも、たくさん飲んでいただければ幸いです。

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北斗峰老樹北斗 2023 清香版

清香版は予約販売専用
当店の定番商品にすべく、特殊焙煎を入れた物を先行で発売しました。清香版は特年北斗の柔らかさを生かした上級者さま専用製品であり、当初はこちらを一般販売する予定でしたが、この試作品たる清香版は在庫が250グラムのみネットショップ販売150gしかない為、予約販売専用とさせて頂きます。他の予約商品などを購入して頂きました、一部のお客様にサンプルで送付した物は製品版でなく、こちらになります。

焙煎について(清香版)
焙煎は品種香を生かすため。やや軽めながらしっかりと炭焙煎しております。現代焙煎型の濃香型となります。焙煎は低温にて×2回、2023年5月、9月に2回の炭焙煎を行った軽火。

清香版は50グラムが5点しか用意がなかった為、発売から59分で完売した製品、香りアロマはライムや柚子にハーブのブーケのような北斗らしい品種香に加え白ブドウや新鮮なリンゴなど秋の果物、口に含むとフルボディで舌で甘みを感じ、香味は華やかなフルーティさを持ち、後味でそのまま長く残ります。温度が下がると白ワインBourgogneBlancやChablisなどのChardonnay系のワインを連想する甘さや香味に加え、もぎたての白ブドウのような味わいが感じられます。

温度が下がると白ワインBourgogneBlancやChablisなどのChardonnay系のワインを連想する甘さや香味に加え、もぎたての白ブドウのような味わいが感じられます。

北斗(Běidǒu) 別名 北斗一号 (軽火~中火)

一煎目 白ブドウと蘭ような濃厚なの香りが華やかに広がる、広がりかたは、まるで鳳凰単叢のようだ、口に含むとなんとも爽快なイメージである、透明感があり優しく、すっと染み渡る。

二煎~四煎目 香りは、重たいミネラルの香りがどっしりと匂う、そこに蘭の香りが混ざり、なんといえないアピール力があり魅力的だ。

北斗峰老樹北斗2023 清香版

口に含むと、口感は意外にもミディアムボディ寄りであり爽やかだ、しかし美味しさと妖しげな花の香りが伴う後味がグングン前に飛び出してくる、美味しい酸味甘味などが複雑に口のなかを巡る、単純に美味しいと言える、、大紅袍に似た美味しさであるが、北斗のほうが純粋感があり、キレが強い。深いとは言えないが、余韻も体感もバランスが良い。

高山北斗/北斗一号

2022年 足火

桐木烏龍茶の中でも人気商品であった桐木肉桂の後継として、標高800-850mに位置する30年以上の老樹かつ無農薬無肥料の自然栽培により、品種特性から余韻が強く長く、大紅袍の原種としての評価も高い希少品種の北斗が登場しました。特級に分類される大きな茶葉であり、煎持ちも優れており、森林浴のような素晴らしい余韻(後味、体感)を体験することができます。

5月の茶摘みから始まり、職人による8月、11月、2月の3度の炭焙煎を経て翌年の3月に完成した、翌年の新茶が出る前に完成するタイプの伝統的な武夷岩茶です。この製法は長期熟成に向いており、この製品も同様にお楽しみいただけます。

北斗には、ハーブや薬草、苦薬の香りが特徴的であり、それに加えて洋梨のアロマが感じられます。味わいはフルボディで、香味には北斗らしいハーブと白ブドウのような爽快感があり、さらに岩茶らしい炭焙の風味が共存しています。また、透明感のある高山茶らしい品種味と、北斗ならではの余韻をしっかりと感じることができるため、優れた岩茶と言えます。

価格 5グラム780円 

50グラム6100円

こちらの記事は2020年4月30日に製作した記事をリュニューアルしました。

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