銀器の影響による味の違い
実験に利用したのは雲南陳年紅茶
ブログのレポートは現在のところ一種類だが、ブログ主は2020年1月頃から約一年にわたり100種類以上の茶で実験を繰り返してきた。
テイスティング方法、茶葉は7g工夫式で蓋碗で淹れ同じ茶杯に移し、右側を純度80%の銀製ティーストレーナで濾して左に
① 右 蓋碗から直接
- アロマは杏やカリン系で口に含むと透明でキレがあり、口感は円やか余韻は強く上半身にゆっくりと回る、香味と後味には明瞭な花梨を連想する果実味に加え、甘さが加わり、まるで花梨エキスお湯割りのようである。
- 優れる要素 後味、透明感、余韻、体感
② 左 銀器を通した場合
- アロマは熟したリンゴシナモンを連想する、美味しそうな香りで口に含むとまろやかさが直接飲む場合に比べ大きく増大、香味は明確なリンゴとシナモンを連想する、まるでアップルパイのような強烈な美味しさに加え、旨味のような味が感じられる、後味で同様の味わいが持続したが、口の中に残る後味というより喉付近に後味が残った(喉韻)
- さらにその後は甘さがじわりじわりと口に戻り、その甘さは果実の甘さであり感動的だった。
- 優れる要素 口感、味が良い、喉韻明瞭、フルボディ
③ さらに 純度925%ので制作されたティーポットを使用した場合
- 基本的に②と同様の結果だがやや余韻が強く、フルボディの大きさが少しばかり大きい
比較
- 感想としては三種類とも一瞬の出来事なのに同じ茶だとは考えられないほどの味の変わり様である。
- 飲む際の温度にも注意しながら、全く同条件で淹れているのにも関わらず、銀器を通過させただけですべてが大きく変化した、銀器の特徴でもあ(ボディ・口感)増大化により完全なフルボディへと変貌し、口当たり良さはとてもの好ましく変化した、味の好みは人それぞれであろうが、右と左を比較した場合は銀器を利用した右の味わいが9割以上の人から好まれると考えられる。
- 銀器を利用した場合は茶の口感フルボディ化により、口当たりの良さと後味における甘さの違いにより、フルボディ化と後味の向上により一般的な高級茶の味わいが前に押し出される為に味の向上が見込まれる。特に茶葉の値段がおおよそ50g1500円以下の紅茶に関して言えば劇的な味わい向上効果が確実にあるのだ。
銀器を利用した場合は味わいの向上が確実に見込める。
- 理由 水質改善効果による口感の増加と飲み心地の向上
- メリット フルボディ化・味わいの安定化・安価な茶葉から出る味を高級茶に近くなる・旨味の増加・口の中での美味しさの明瞭化一般的(90%)に受ける味になる。
飲む際の器でも茶の味は変化するため、以下のようなうんちくは基本的に楽しいティータイムでこまかく気にする必要はない。
一部の茶とは相性が悪い
- 上記の雲南紅茶に銀器を利用した場合は余韻がやや書き消されてしまうがかわりに喉韻なる。
- 透明感が後退する代わりに甘さが増す、率直さと高山茶特有の解像度が劣るがフルボディになる。
- 大切が余韻が書きけされさらに透明感と解像度が低くなる、高級中国茶の魅力を台無しにしている
- これでは(味は向上)口の中で感じる美味しさが良くなるので茶葉の価値が台無しがある。
- 味わいの向上により旨味を含んだかのような味になり雰囲気が大きく変化する。
- 以上のことから余韻を重視する高級中国茶においては価値観を下げる可能性がある。
- 余韻重視ではない中国茶においては味を向上させる為に大きなメリットである。
関連記事
西洋陶磁器のカップに関しての味の変化に観察もあり。
茶の探求と独自の研究のトップへ
茶の独自研究
ブログ主による茶に関する研究と探求に関する記事のタグトップページ
中国茶トップへ
中国茶
カテゴリー中国茶(茶の穂★本気の中国茶)自然栽培を愛する作者が飲んだ中国茶のブログ、読者さまの参考になれば幸いです。
コメント