桐木野生紅茶銀駿眉  | 茶の穂

野生紅茶 銀駿眉 

野生紅茶銀駿眉 アイキャッチ 正山小種・桐木紅茶

銀駿眉とは?

銀駿眉は金駿眉と対になる正山小種の最高級品(特級品)で、違いは銀駿眉(一芯一葉)金駿眉(一芯)となります。金駿眉とおなじく正山堂によって2005年に生み出された名称(規格)です、産地は桐木関を中心に武夷山国家級重点自然保護区内の標高1200-1800m以上の茶園でかつ無煙(煙味なし、無燻)で一芯一葉で作られた紅茶です。一般名称は小赤甘とも。

金駿眉と銀駿眉の違い

ここで紹介している御茶荘さんの銀駿眉・金駿眉との違いは、金駿眉を収穫する際に、新芽を残しておき、同じ茶樹から7日ほど遅く収穫します(芽が大きくなるのを待つ)一番茶であり、金駿眉とは目指す方向が違うので金駿眉とは甲乙はないでしょう。(値段は大差があります)なお両方とも中国の紅茶メーカー(正山堂)が生み出した言葉なのですが、ほぼ一般的な中国茶の用語となった金駿眉と比べると銀駿眉という名前は正山堂の紅茶という印象を受ける人が多いと考えられており、野生紅茶という名称を併用されています。

野生紅茶・銀駿眉

2019 御茶荘

(速攻感動体験型)の正山小種紅茶の高級品

日本で売られている香り重視タイプではなく、とにかく味味味と、口の中で甘くて余韻が長く、体感も心地よいこと、一回あたり三グラムで一リットル以上も飲むことができる。

蓋碗で1日中ダラダラと、飲めて、基本的に渋み苦味を徹底排除する作りである。

茶液の色は最初は薄いけれど味はしっかり出ている。煎を重ねると色が濃くなっていき、甘さは強くて、乱れずにキレがある味わいになる。

このお茶は正山小種という紅茶の高級品で紅茶の原点である桐木村産の正山小種紅茶の一つの最高の表現とみて問題は無いと思う。

更に茶葉を数時間も放置しても極度に渋くなったりすることはない。

濃く入れて薄くしても渋みや苦味はない。それでも烏龍茶に似た、角のある甘さとキレがあり高級茶・・・というお茶だ。

このお茶は原味タイプで燻香・・・煙味・・・煙の匂いは全くなし。

お茶の記録

もったりしてるけど、やさしく包まれるような、あまいあまい香りがします。こういう紅茶ばかり飲んでいると、一般的な紅茶は胃に負担がかかりすぎて飲めなくなる。口当たりの良い、独特の口感ボディとフルーツの香り、まろやかな甘さ、最大の特徴は渋みや苦味は全くなし。

2018 

このお茶は飲む人を虜にしてしまうラプサンスーチョンのスペシャルティーです。

日本で売られている、香り重視タイプではなく、とにかく味味味と、甘い余韻心地よいこと、三グラムで一リットル以上出せて、1日中飲めること、渋み苦味を排除する作りである。少し中国茶や紅茶に詳しい人なら速攻で陥落ですね。

洗茶 ブランデーの香りが漂う、口当たりはミディアムボディで、さわやかな甘さに、蘭のような残り香りと洋梨のような、柔らかい甘さが残る。

もちろん!桐木村産、早春早摘み一番茶!タンニンが少なく渋くない。標高も1000m~1400mと高い

この記事は2020年1-17日にセオニャンのお茶と紅茶のブログの内容を移動しました。

桐木関の無農薬無肥料茶園 

2020

茶摘みの様子 2020年4月25日

気温が低かったので例年より一週間ほど遅いようです。

日本に向けて輸送中・・・到着待ち

  • 2020年6-13日 到着

到着直後の感想 

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茶葉は1.5gで試飲してみた、新鮮な若葉、ココナッツの香りに正山小種らしい、フルーツの香が香っている、口に含むと、ココナッツや杏仁豆腐のような香りと味を感じた、新鮮で作りたての新茶独特の強い草花の香りがたまらない、煎は13煎ほど飲むことができた、出来立ての味は柔らかさとまろやかさに草花の香りと言う印象。

今年の野生紅茶(銀駿眉)は新芽が多いことから柔らかさと草花の香が強いという印象。

2021

2021年は桐木関はとても雨が少なく、旱魃状態であった為に発芽が2週間遅れ、さらに収穫量が3-5割に落ち込んだために、新芽に養分が集中して桐木関産の茶は出来がとても良く、新芽を多用したこの茶葉は異常なまでに出来の良い年であった。簡素な感想では猛烈なトップノートに加え豊かな香りと濃縮された味わいという印象である、ヴィンテージが作り上げた絶品で忘れられない。事前情報から普段の倍を仕入れたが、荷揚時のプレ販売にてほとんど売り切れて、追加輸入を考えたら仕入れ元でも早期に完売し、ブログ販売用に残した分も秋には完売してしまった。

店主の感想 2024年8月31日
お湯を注ぐと桃の香りが周囲に広がる、桃や蓮の花などの香気、口に含むと直ちに甘みと重さを感じ、後味ではさらに透明感を感じつつ同様の香味が長く残る。熟成されているため味にと張り付くような甘さと重みがあり味があるが2024年の新茶かと思うほどの新鮮さがあり、古さは全く感じない。名称は2023年以降は桐木野生紅茶妃子笑の発売により、当店フラッグシップではなくなった為、2021年9月当時の桐木野生紅茶銀駿眉から武夷野生紅茶銀駿眉へ変更となりました。

予備でとっておいた150グラムが在庫を整理していたら出てきたため2024年9月2日より発売して、9月3日に完売しました。

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2023年

2023年10月1日 最新の検品コメント
2023年産は入荷時よりも香りが強くなり、花香及び龍眼香と爽やかなフルーツ香、老欉紅茶らしいジワリと伸びる余韻が明瞭化、高級正山小種の味わいがしっかり出ており、飲み頃に入りました。50グラム、15グラム完売、5グラム2023年版は2024年5月2日完売、2024年産の発売はありません。

情報

商品名 野生紅茶銀駿眉 やせいこうちゃ・ぎんしゅんび (ぎんしゅんめい)

➡ Yěshēng hóngchá yín jùn méi (银骏眉)

標高 1000m-1300m (年号による)

樹齢 80年以上200年以下 (年号により異なる)

品種 実生在来種(奇種)

産地 中華人民共和国福建省南平星村鎮桐木村

特徴 透明感ある味わい 渋い苦いがほぼ無い 後味が強い

煙味の有無 無煙 なし 無燻

有機認証等は無し、桐木村産の高級紅茶で無農薬無肥料(鍬入れ有)

2023年から桐木野生紅茶銀駿眉は取扱を停止して、さらなる上位品である桐木野生紅茶妃子笑を販売しております。

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更新履歴 2022年8月31日 価格情報と2021年産を追加

コメント

  1. […] こちらが茶園の様子です。桐木村で1200m程度、極小の新芽は金駿眉へ、あえて半分ほど摘みをしており、残りが成長したら銀駿眉(野生紅茶)になります。 […]

  2. […] […]

  3. […] […]

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