妃子笑紅茶 | 茶の穂

妃子笑 紅茶

正山小種・桐木紅茶

妃子笑(ひししょう/フェイツシャオ)

武夷山紅茶の一種類である正山小種の高級品であり、ライチの品種名が転じて名称が定着した紅茶の一種類、ライチのアロマが特徴とされる。

名前の由来

妃子笑の名称は、大唐帝国九代皇帝太宗の皇妃で中国史において特に著名な女性である、楊玉環こと楊貴妃が、ライチが大好物であったことに由来する。玄宗皇帝は皇妃を喜ばせようと新鮮なライチを選んで、定期的に華南から早馬を使い直ちに宮廷に送るように命じていた。 という歴史的な事実から。

楊貴妃がライチを好んで食べること、現在も存命ならば食べて微笑んだであろうと、皇妃が微笑むという意味に加え、赤く丸みを帯びた美しい見た目が皇妃を連想するとライチの品種名として誕生。

紅茶の名称に転用される

金駿眉を開発した正山堂が、2005年頃、ライチを連想する正山小種らしいアロマとトロンとした滑らかで、赤い茶液を持つ高級正山小種紅茶に、ライチの品種名称たる妃子笑を転用して、この名を冠したことから、正山堂が生み出した紅茶の名称である金駿眉や銀駿眉の名称と共に広まった。

茶葉5グラムの様子

茶の穂 正山小種妃子笑

2022年産、ミネラル香にライチやココナッツ等を連想するフルーティなアロマがしっかりと出る正山小種紅茶、3ヶ月おきに100度以下の低温にておおよそ8時間を3回の炭焙煎によりフルーティに仕立てあります。

かなり薄めに淹れた様子

2022年4月中旬に採茶してから、武夷岩茶同様の炭焙煎を繰り返して、伝統型な岩茶のように翌年の新茶が出る寸前に完成した製品、長期熟成用の製品であり、熟成が楽しみな紅茶でもあります。

原料のスペック詳細情報

  • 2022年4月産
  • 樹齢70年以上の老叢紅茶、
  • 原料育成海抜850−900m
  • 炭焙煎-中火(100度以下低温6−12時間×3回の3焙)長期熟成型紅茶
  • 茶葉等級:特級
  • 品種 正山小種である為に奇種(武夷野生種)
  • 有機情報、無農薬無肥料の生態栽培、合成香料および香料による着香不使用。
  • 包装はイメージです、デザインは変わる可能性があります。
茶壺を利用したほうが、口あたりが強化され、好ましく感じられた。茶壷向きの茶葉です。

価格5グラム670円 

桐木野生紅茶 妃子笑

2023年

2023年4月11日、4日連続で雨が降るという予報があったため、金駿眉の収穫が終わった後に、採茶人を再度茶園に派遣し、僅かしか生えていない小さな茶葉を10人の採茶人が2時間かけて集め、約10kgの生茶葉を収穫しました。

通常は採らないほど量が少ない一芯二葉を、今年は事前に入金を受けたために多くの人を雇えたことで収穫できたため、葉老師が手作りにて、当日の晩に徹夜で製茶し、最高の野生紅茶である野生金駿眉と同時に約2000gを作り上げました。

野生紅茶妃子笑は2023年4月12日に、武夷山国家公園の桐木自然保護区で標高1100-1200m、樹齢100年程度の無農薬無肥料栽培の茶樹のみを使用し、奇種の茶樹で作られました。2023年4月12日、採茶人を金駿眉最終日の余力で回したため、2000gのみ製作、金駿眉を事前に予約した茶商のみにおまけ的に販売された。

茶葉撮影量5グラム

テイスティング 2023年4月18日

お湯を注ぐと胡椒のトップノート、アロマは芋や新鮮なライチ、桃、山野草、口に含むと正山小種ながら、フルボディ、直ちに強いミネラルの味わい感じ、香味は桃や洋梨など新鮮なフルーツ、喉が焼けるように喉韻と体感は上半身に周り、後味では強い甘さが柔らかく長く継続する凄い紅茶。

2023年の一番茶、トップノートを保有しており、天候に恵まれ、後味における強い甘さが特徴。日本の水質でも強いアロマが出てくるように、到着後に軽く焙煎をした為、強いライチのアロマを出すことに成功!素晴らしい紅茶、新茶状態でも桃の香りが強いが、長期熟成可能な紅茶なので熟成がとても楽しみ。

淹れ方、茶器や水質は選ばず、淹れっぱなしにしても渋味は出にくいタイプ。

桐木関仕様の特殊な状態にて輸入、日本の水でも美味しく淹れられ熟成にも対応できるように当店にて追加焙煎などを行っております。(紅茶教室の飲み比べの為に桐木関仕様の特殊状態での出荷を希望のお客様は、注文時の参考欄に書いて頂ければ販売可能です、→素の状態版は8月5日に完売しました。)

生産は2023年4月11日、野生紅茶銀駿眉の製茶を来週に控え、4日連続で雨が降るというので、金駿眉の製茶が終了した直後に、採茶人をもう一度、茶園に急行させ、少しだけ出ている、小さな一芯一葉と一芯二葉を採茶人10人で2時間でかき集め、約10kgの生茶葉を収穫。50グラム、15グラム、5グラム汎用包装版は完売しました、2024年1月29日すべて完売例年は一芯二葉は僅かしかない為、採算面から無視するところを、今年は事前入金のおかげで人を沢山雇えた為に生茶葉を採れたため、葉老師本人が手作りにて、金駿眉と並行して、その日の夜に徹夜で製茶、約2000gが完成した最高の野生紅茶。小さめかつ出たばかりの一芯一葉と一芯二葉のみを使った最高級野生紅茶、初日かつ野生紅茶銀駿眉の上位品。2023年4月11日午後採茶(初日)武夷山国家公園桐木自然保護区桐木村産、標高1100−1200m、樹齢80−100年程度、無農薬無肥料栽培、品種、奇種(野生奇種)茶樹のみを使用。生産日、2023年4月12日 生産量約2kg茶葉撮影量2枚目3枚目が5グラム 嵩が大きく5グラムが中国で一般的な正山小種紅茶用の容器に入りきらない為、高級岩茶同様の金色の岩茶用無地包装または妃子笑専用パッケージを選択できます。桐木関仕様の特殊な状態にて輸入、日本の水でも美味しく淹れられ熟成にも対応できるように当店にて追加焙煎などを行っております。すぐでも、桃の香りが出ており美味しい状態でありますが、熟成により数年は良くなり続けます。飲み頃予想2023年6月-2028年ごろまで

2024年

2024年は2月の気温が低く、3月上旬は霜が降りるような状態だったが、気温が4月下旬に急上昇したことにより、芽吹きは例年より一週間ほど早く、金駿眉の生産は4月6−14日にかけて行われましたが、その後は天候に恵まれつつ気温が急低下してしまい、新芽がなかなか成長せず、野生紅茶妃子笑の茶摘みは例年よりも4日程度遅い、4月23日に行われました。

2024年説明
洗練された味わい、超高解像度の透明感(キレ)が特徴、アロマは乾いたフラワーブーケの特年の証、トップノートからの正山小種らしい芋や、蓮華や藤の花香、口に含むとまろやかで豊潤感、味が無い?一瞬、勘違いしてしまうほどの超高解像度のキレと共に、グイグイ伸びるミネラルの味わい、複雑な花香と自然の旨さが広がります。

2024年4月23日午後採茶(初日一番摘み)武夷山国家公園桐木自然保護区桐木村産、標高1100−1200m、樹齢100年程度老樹茶、無農薬無肥料栽培、品種、奇種(野生奇種)茶樹のみを使用、手摘み、生産量は野生紅茶銀駿眉の生産量は200kg以上に対して、野生紅茶妃子笑は約10kgと少量生産、3グラム5千円超えの野生金駿眉を購入した茶商や客にだけ直接販売された特別な製品、市場流通や中間業者は全くありませんので、当店では生産量直通仲介業者排除のため価格が相場より安めとなっております。

正山小種原産地の石碑からほど近い場所にある桐木村の最核心区、左右を竹林に囲まれ、急斜面であり、下には渓流が流れており、茶樹の樹齢も百年超であり選定すらされておらず、樹高も1.4−1.6mでボサボサな野生奇種の畑という、正山小種紅茶における最上の理想的なロケーションで作られており、当製品は桐木野生紅茶金駿眉3g5580円と同じ斜面の畑にて金駿眉を作らなかった茶樹(部分)から作られており、野生金駿眉を予約した茶商にのみ販売されました。

当店における野生紅茶シリーズは一般的な奇種である武夷菜茶でなく桐木野生奇種という最高級の原料を使用しており希少性が高く、同じ奇種でも味わが異なるとされており、人気が大きくことなり、同スペック製品でも値段差が倍くらいあります。

原料のスペック詳細情報

  • 採茶2023年4月11日午後1時半-3時半 完成は12日午前10時ごろ。
  • 採茶2024年23日 午前9時-3時半 完成は24日午前10時ごろ。
  • 樹齢100年以上の老叢紅茶/古樹紅茶
  • 原料育成海抜1100−1200m
  • 茶葉等級:特級
  • 品種 桐木野生奇種 
  • 有機情報、無農薬無肥料の生態栽培、合成香料および香料による着香不使用。
  • 包装はイメージです、デザインは変わる可能性があります。

購入はこちら 

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5グラム1450円 

50グラム12000円

抖音(ティックトック)で生産者がティックトッカーと中継販売をして爆売れした模様。写真は抖音より。

当製品における茶園の様子はこちら 金駿眉2023年の記事に写真動画を掲載

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