九龍窠肉桂(くーろんかにっけい)は訳して龍肉とも表記します。この茶の産地である九龍窠は、武夷山世界遺産登録区域の一角であり、岩茶おける最上級畑の三坑両澗の一角となる高級銘柄です。フランスワインで例えるとブルゴーニュのコート・ド・ニュイにおけるグランクリュ(特級)程度の畑になり、グランクリュではあるが安価な部類であり、三坑両澗には含まれますが付随地区でかつ(窠)の評価になり、牛肉や慧苑などと比べ価格も安い。(筆者はブルゴーニュワインも相当収集しております。)

九龍窠肉桂2021 名岩茶区でありながら、完全無農薬無肥料かつ減量栽培している生産者の物
お湯を注ぐと炭の香りが周囲に広がる、その後でカリンや焼きリンゴなどのフルーツの香りが漂う、口に含むと武夷岩茶らしいフルボディと舌触りの良さ、フレーバーは無骨な岩茶らしい炭味こと焙煎の風味とドライフルーツを連想する香りが残る、余韻も肉桂としては非常に強く、煎が長持ちするのも特徴的であり、原料の品質の高さが光る。冷めてからの味が非常に良く、濃厚な美味しさ続いた。焙煎具合は強めの足火であり、焙煎が強力である、熟成を待つか、やや湿度を与えることで岩茶の感動を体感できるだろう。15グラム4000-6000円なら適当な価格であり、煎の持ち少ない量で飲めることや濃厚の特大ミネラル岩骨花香は素晴らしい。
絵に描いたような素晴らしい岩茶だが、焙煎がメチャクチャ強くて、岩茶ばかり飲んでない人には猛烈な炭味というタイプだった、家族は飲んだら腹痛になりボロクソ、私は感動したのですが、後から胃が痛くなりました。それでも魅力的な岩茶でした。あまりに焙煎が強くて茶液が黒だとタンニンショックで胃にくる。茶を飲んだあとの腹痛は無農薬無肥料でも起こるということは、タンニン含有量の問題だと、学習になった。
価格 5グラム2500-3800円 50グラム25000-38000円
現地発音 ジンルーク・ロングイ ピンイン(Jiǔlóng kē ròuguì) 表記 九龙窠肉桂
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