桐木烏龍茶は武夷山市桐木村周辺の茶葉を用いて作られた烏龍茶であり武夷岩茶の一種類
桐木村(桐木関)は紅茶の名産地でありますが、わずかに烏龍茶も生産されており、中国国内においても非常に珍しい烏龍茶です。桐木烏龍茶はその知名度から岩茶としての認知度は極めて低いが、土壌由来の岩骨花香に加え、武夷山市内にある桐木村の茶葉原料を用いて武夷山市内の政府に登録された製茶場にて製茶がなされた中国の国家規格においても正式に武夷岩茶となります。 読み方(とうぼくうーろんちゃ)
桐木水仙
桐木水仙・読み方(とうぼくすいせん)は武夷山国家級重点自然保護区内にて無農薬無肥料の完全生態栽培に加え標高1000m以上で栽培された岩茶のメジャー品種(水仙)を使用した岩茶(武夷岩茶)
商品の紹介
1000m超えの高標高と自然栽培でしか味わえない圧倒的透明感と武夷水仙だけが持つ、強い味わいと美味しさにしっかり岩骨花香、香木と熟したフレーツを連想する香味が特徴で無肥料である為に耐久力があり、一般的な岩茶よりも茶液が多く抽出可能。
ティスティング
茶葉は適度に揃っており、丁寧に炭焙された岩茶特有の見た目である、そのままでも、ミネラルと水仙特有の香りが出ている、焦げ臭は感じられない、茶液の色は茶色であり私の焙煎が良くできた足火。
香気、茶液は強いミネラル香(岩骨花香)にアロマはパイナップルやパパイヤを思わせる熟したフルーツ香り、次に水仙花香という、水仙の花や檜の樹皮や白檀、沈水香木を連想する奥ゆかしい木質香が香る、口に含むと水仙特有の木質味、叢味と呼ばれる美味しさが広がる。
口感ボディはミディアム寄りのフルボディで、香味では焼リンゴに加えパパイヤ、マンゴー等を連想する味わいが、そのまま口の中で長く残り老叢水仙らしく、最後に青苔味も感じられた。岩茶としては耐久力が高く、自然栽培の鳳凰単叢クラスで名岩茶産区の物の1.5から倍ほど飲むことが可能。
仕入れ時の価格妥当性
名岩茶産区の岩茶では持っていない圧倒的な透明感に驚き、口感や余韻は桐木百年老叢紅茶に似た雰囲気だが、極めて希少な桐木烏龍茶でありながら価格が良識的であった。
桐木烏龍茶は武夷岩茶のカテゴリーでは武夷山市の高山茶区で作られるため、高山茶に入る製品であり、広東恵州岩茶や武夷山市以外で作られる外山茶のような岩茶の模倣品ではなく正規の武夷岩茶である。
電話ブログ直接取引限定、現在は割引対象
価格 5g 780円 30g 4500円
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岩茶における焙煎の強い武夷水仙の香りや味わいは日本国内で良く見かける大手飲料メーカーから出ているペットボトルの烏龍茶が主に水仙を原料としているためにどこか似ている、桐木水仙はそのような大衆飲料茶の研ぎ澄まされた相当な上級品である。
輸入当初の状態での口感はフルボディだが、ミディアムボディに近い口感であった為に、価格表に口感半岩記載していたが、湿度の調整で正岩茶のフルボディに回復したため、半岩茶の記載を取り消しました。価格を抑えているので老叢水仙の記載をしていません。
2021年の桐木村は日照りにより発芽が不良となり、茶葉の収穫量が3-5割も減少してしまったのだが、平年より約二週間遅れでゆっくりと生育した茶葉には養分が集中した桐木産の茶は前代未聞のすばらしい出来となった、2年かけてやっと木質味や青苔味が出てくる熟成の遅さから、この水仙は20年超の熟成にも耐えられるとみている。2021年の桐木茶はワインの世界における2015年2019年のブルゴーニュや2009年のボルドーのようにマニアの記憶に残る偉大なヴィンテージである。
桐木老欉水仙
桐木花香老欉水仙
炭焙軽中火 2022年産 桐木関麻栗 標高1300m付近
2023年2月5日以前にお買い求めいただいたお客さまへ、軽火の桐木老欉水仙は足火の桐木老欉水仙を発売したため、桐木花香老欉水仙に改名いたしました。
希少性があまり高く、逸絶な香りと味を持つ桐木老欉水仙は未知の中国茶体験をもたらす、最高峰の老欉水仙、たいへんお勧めの茶
読み方(とうぼくろうそうすいせん)は桐木水仙の最上位バージョンで、標高1300m以上かつ極小ロットの超高級版、特徴は武夷水仙が出せる限り最上の香気を持つ、強くて腰のあるボディに加え強い余韻が特徴的、鳳凰単叢の最高峰1200mを超える、中国烏龍茶のなかでも、高い海抜に完全無農薬無肥料栽培、樹齢の高さと完璧な炭焙が為されている、極めて生産量が限られ、桐木水仙の通常はキーロットとしてブレンドされる為にそもそも生産量が極僅かな桐木烏龍茶のなかでも最高級かつ通常売買されない物であり、入手が最大級に困難な製品。仲介業者からも奇跡である言われ、様々な中国茶のプロから極上や最高峰の太鼓判をされている、茶の穂では最も物理面で希少価値が高く最高峰の岩茶であり、現地を探し回っても絶対に手に入らない特別な岩茶。
テイスティングは袋を開封して、一週間水分調整をした。香り、強いミネラル香に蘭、蓮、水仙の花などを連想する複雑な花香、龍眼、キウイフルーツ、ライチなどのフルーツ香、蜂蜜やメープルシロップを連想する茶で感じるには変わった強烈な蜜香、口に含むとフルボディ、直ちに強い甘さと舌で密度が感じられる。香味は甘さを伴いつつ、ライチやパイナップルを連想する果実、蓮や蘭を連想する花も感じられるが、印象的には甘くフルーティである。余韻は強烈であり、甘さと武夷水仙特有の美味しさが極めて長く楽しめる。飲んだらあとも30分以上は甘さと美味しさが残存して強烈だが、極めて爽快である。
全くブレンドされていない岩茶
桐木水仙の隠し味として、水仙が育つ限界標高付近にて栽培されている、老叢水仙を単叢のように全くブレンドしていないのが特徴、鳳凰単叢を上回る標高に驚くが、そのまま香りにそれらが現れ、武夷水仙が持つ全ての香りが凝縮されアロマで出ている
炭焙煎は軽中火/花香中火にて表記
電話メール直接取引限定お買い得品、重複10%割引対象
価格 5g2200円 20g7700円 50g16800円
桐木老欉水仙
桐木老欉水仙 炭焙足火 2022年産 標高1000m以上
桐木水仙の上位品であり、写真のように茶葉の質が桐木水仙よりも格段に良く、樹齢も高い製品、ボディも大きく風景区産の岩茶に匹敵、余韻も老叢水仙らしい堂々とした余韻がお楽しみ頂けます。
伝統的な炭焙煎が完璧に行われおり、茶葉は圧縮されいるが、最後には大きく開くのが特徴。茶殻にはブツブツとした特徴、岩茶全般の手本となる美しい蛤蟆背と呼ばれる強焙煎を焦がさずに成功した証が現れています。濃厚な火香が素晴らしく、上級者向けの岩茶です。
店主の感想 2024年1月12日検品時
アロマ、最初は焙煎の香り強く漂い、その後はドライフルーツ、桃やマンゴーなどフルーツ香に変化した、ミネラル香も同時に出てくる、口に含むとふくよかさと鋭いフルーツの甘さを直ちに感じた、口感ボディはフルに限りなく近い、ミディアムボディだが舌の上で感じるミネラルの味わいが強く岩茶らしい、後味が素晴らしく抜群の透明感に加え、高級岩茶らしいフルーツの後味が長くそしてサイダーのようば甘さがそのまま残る、余韻は上半身に周り、これぞ高山老欉という味わい。
味わいの概要
鳳凰単欉の高山茶に匹敵する透明感に加え、風景区産における普通品程度の岩骨花香も保有しており岩茶らしい飲みごたえと共に余韻の強さが強いので飲みごたえは抜群。風景区産の老欉水仙とは異なる雰囲気があり独特な高級武夷岩茶です。焙煎が強めなので重焙煎がお好きなお客様にオススメです。
※桐木烏龍茶は品質が低いなどと岩茶関係者の一部が噂しますが、当製品に関しては余韻は強いですが、岩骨花香自体はそこまで強くないので、中国茶における品質物差しの根幹たる余韻を無視して、岩骨花香の強さを単純に岩茶の品質とした場合はそこまで高品質とは言えないでしょう、しかし慧苑坑産や牛欄坑産とされて当製品の同価格帯や倍から数倍以上の価格で売られている風景区産の岩茶において、同じくらいか、さらに岩骨花香が弱い製品は数え切れないほどあります。
価格 5g1850円 20g6500円
関連ページ
桐木烏龍茶 桐木肉桂のページ
ディーラーさまへ感謝
上海と福建省の厳格ロックダウンによって私が契約している岩茶生産者から直達が一時的にできなくなり、私の在庫は危機的である状況になりつつ急速な円安が進んでいる状況下で私の限られた予算でも調達させていただき、まことに感謝をしている。
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