これからどうしよう? 正直なところ、香木屋の香木販売のリタイアや今後に告知される値上げで、さすがにもう体力はありません。
NEXT STAGE 香店はこれからは体験施設や線香店へと姿を変えていくと思います。 東南アジアでは人の手で香木の栽培を行っていますが高密度な沈香そして伽羅に関しては今のところ成功していません。
香道は大丈夫か この意見はかなり聞かれます。 香道は長い歴史がありますし、香木の在庫はみなさん隠し持っています。 そして何よりある程度のサイズの香木も倉や寺から出てきますので全く問題はありません。それ以上に最大の警戒は数年の歴史を誇る中華香道などに日本の香道は居場所を取られないようにすることだと思います。すでに海外でも文化活動や香道具関係などで始まっています。 そして香木や貴重な香道具の故人の遺品整理による海外流出が非常に危険です。
香木の原木 特に奇楠香の希少性や値段の高騰はたいへんな物となっています。 赤サンゴを見てください。凄い高騰ですね・・・・ 伽羅の大きな原木は現在はオークションハウスの常連 そしてまず店頭では基本的に買えません。 この樹脂化した木材は最高級漢方・最高級香料・伝統芸能の必需品・世界一高価な鑑賞用木材・宗教需要 もうお金では示せない需要が多すぎるという現実があります。 将来は伽羅の原木姿物は博物館行きとなるのでしょう。
次はなにをしよう 沈香伽羅の産地ベトナムや雲南省やラオスで採集される、大自然の贈り物、それはプーアル茶です。 上海の茶城ではシャム沈香が焚かれています。 これはシャム沈香を聞くことにより感覚を研ぎ澄ませ お茶の味を更に発見することにあります。
プーアル茶 無農薬完全有機茶園の野放大樹から作られる無垢のプーアル茶は 伽羅の香りを持っている。 例えば雲南省西双版納は特に易武地域のお茶で言える事は 雲南省の伝説的香木 雲南紫奇(雲南省産紫油伽羅)の特徴的な 枯れた蘭香と同じ香りが熟成にて発生する場合があります。 香木と違いお茶は持続生産性があるため価格面では安心できます。 ただし、骨董価値のある古い物は別です。
追加 2018年9月22日
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