振興杯金賞肉桂 2022
2022年武夷岩茶の品評会(コンテスト)である振興杯にて、この製品は上位2%の金賞を受賞。出品された風景区産(正岩核心産区)の肉桂549ロットの中から、トップ15位以内に入選。厳しい試飲審査によって評価された、金賞は上位入賞率が約50ロットに1つしかなく、名実共に武夷岩茶正岩肉桂の最高級品です。所有していること、飲んだだけでも自慢になる特別な武夷岩茶の肉桂茶です。
振興杯の特徴
岩茶の品評会である振興杯の特徴は、学会や自治体など公共機関の特派員が審査を行い、公平性、正義、開放性の原則に従い、情報技術を使用して岩茶のサンプル収集と状況把握の強化を目的としている、品評会である。最大手岩茶メーカーが主催している天心杯などはサンプルは1.5kgと参加費ならびに居住地の制限を要求される為、出品数は少ないが賞金は振興杯の数倍である、振興杯の出品費用は無料であり、出品者の居住地制限などは無く、サンプル提供は250グラムと少なくて良いために、小規模な生産者が出品するため出品数が多くなり、12月10日と岩茶品評会では最も遅くに開催される為、賞金目的でなく純粋に味で勝負するため審査のレベルがかなり高い。
審査方法
エントリー後、茶葉に農薬が含まれていないかの検査を行い、その後は共通の協賛企業のパッケージに入れて、銘柄を隠した状態で蓋碗を使って同条件で淹れた状態にて、福建省茶葉学会・南平市科学技術局・中国共産党武夷山市特派委員会など専門機関や政府機関から派遣された委員や高級評茶師たちが厳正に審査を行います。
入賞率はおよそ20%であり、状元/特金/金奨/銀奨の四段階に分かれます。金奨は上位2%の上位入賞で、約50ロットに1つしか選ばれません。産地は正岩核心産区の有名な場所で、政府から賃貸した茶園で自家生産されたものを特別に販売していただきました。
茶葉の試飲記録
茶葉はとても小さいのが特徴、アロマは、乳香やモンブランなどお香と菓子類に強いフルーツ香と肉桂種の香り、口に含むと大きなフルボディで、すぐに強い余韻を感じる、アロマは肉桂らしいフルーツなのだが、上半身全体に広がる余韻が強い。(入荷直後の未調整状態にての感想)
感想
一口飲めば強烈な余韻を感じ、入賞するであろうという予想とコンテスト上位品であることはすぐに分かる。余韻が強く、上半身に広がり、後味がとても長く続く、香りは丁寧に焙煎した肉桂らしい香り、飲んだあとの爽快感は素晴らしい。強いボディーと岩茶の老欉水仙や鳳凰単叢の老欉茶に匹敵する強烈な余韻が特徴で、中国烏龍茶の最高級品にふさわしい。煎持ちがすこぶる良く、煎持ちが良い岩茶より、さらに長い。当店で23年10月時点で発売している18種類の武夷岩茶肉桂では、天心杯金奨肉桂と並ぶ肉桂では最も強い余韻と悟源澗肉桂に並ぶ、武夷岩茶最大級の口感(ボディー)そして三坑両澗級のミネラル感(岩骨花香)を持っております。
烏龍茶全体で見ても、後味(余韻)の強さは最高峰である、余韻が出にくい武夷岩茶として、さらに肉桂ながら、ここまで余韻が強いのは天心杯金賞肉桂以来の出会いとなる異端であり、肉桂では特に出来が良かった2022年産ながら、549ロットから勝ち抜いて茶王を含めて上位15ロットに入選したのは当然である。良く出来た半天妖のように、淹れるごと、一煎ごとに表情や美味しさ要素に変化があるのも特徴であり、繊細さと力強さを両立した珍しい味わいです。
軽い渋みを持っておりますが、製作者と焙煎士に話を聞いたところ、これは岩茶ながら、自然栽培による軽い渋みを持っており、ギュッと引き締まり張り付くような後味を持った肉桂が、2021−2022年で入選する味のわいの傾向らしく、甘味が強く、焙煎弱めのフワッとしたタイプは2018−2020年に品評会で強かったが、21年から落選が続いており、この渋みを伴いながら、強い後味が出ないと2022年は賞を取るのは難しかったそうです。この傾向を受けて2021年から2022年産、茶の穂における肉桂製品の全般は当受賞品に合せ、焙煎を工夫しました。
淹れ方、余韻が強くなるように栽培や製茶を行い、コンテストで勝つ!品評会で上位を狙うための最高級品、当製品は繊細な余韻が特徴でもあり、当店の他の岩茶とは性質が大きく異なり、鳳凰単叢の最高級品と同様に茶器や水質を選びます、蓋碗を使いサット淹れてください。淹れっぱなしにすれば軽い渋みを生じますが、その場合は薄めて飲んでください。岩茶なので茶器は気にせずとも美味しく飲めますが、意識すると面白味が増します。
楽しみ方、茶葉は少なめにして、抽出時間をかなり短くすることで、簡単に楽しめますが、可能ならば審判杯などコンテストや試飲向けのプロ用品を利用して、茶液や余韻に影響の少ない蓋碗を利用して、伸び伸びの余韻を楽しんでください。
受賞情報
首届“振兴杯”科特派赋能武夷岩茶评比大赛 (武夷岩茶振興杯)
金奬肉桂 2022年
表彰状の番号から、肉桂出品549個のなかで順位は13位と考えられる。
産地 武夷山風景名勝区(正岩核心産区)水簾洞走馬楼
振興杯金賞肉桂の産地は水簾洞のなかでも有名な小山場、走馬楼という地区の灌木型で老欉水仙のように仕立てられている老樹肉桂を原料としており、牛欄坑肉桂と値段と味、地理的にも近い為に小牛肉とも言われる希少岩茶です。
樹齢 灌木型老樹肉桂約40年(小葉型)
有機情報 無農薬生態栽培 無農薬無肥料栽培 認証あり(福建省品評会受賞)
手摘み・人力輸送・最新機器で製茶
価格 15グラム12980円 5グラム4900円 7.5グラム7200円 50グラム36500円
価格は15グラムを標準としております。
当製品すなわち振興杯金奨(金賞)肉桂、走馬楼産の肉桂2022年は中国の製造元および仲介業者さまと排他的かつ独占的に輸入契約を結んでいる武夷岩茶茶の穂以下当店固有のオリジナル製品であり、当店以外からの日本国内での販売は卸元および作者は固く禁止しており、販売目的の輸入は一切認めないという事実を確認しております。沖縄県の茶樓雨香さんが12月に販売して瞬間的に完売した焙煎の違うタイプを除いて、当店から販売した物以外で当店と同じ名称の物が出回ることはありえませんのでご注意下さいませ。
5グラム4900円
7.5グラム7200円
50グラム36500円
国外での販売ならと振興杯金奨肉桂は提供者様が現実的な値段で販売してくれた為、通常商品と同等の値段になりました。提供者さまと仲介して頂いた、焙煎師さまに感謝いたします。SEO対策のため当ページでは金賞肉桂の表記を採用しております、ネットショップ及び商品の記載では金奨肉桂となっております。
主催者による振興杯の紹介(中国語)
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けyの紅茶日記殿、外部リンク
武夷岩茶の品質コンテスト(福建省政府機関主催の品評会)上位2%入賞を果たしたレジェンド級武夷岩茶、振興杯金奨肉桂2022特別先行予約割引販売、11月1日発売、次世代茶の穂フラッグシップ。
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