私が飲んだHOJOさんの正山小種紅茶の記録と紹介ページです。HOJO™から発売されている製品の傾向はアピール力がとっても強く!惹きつけられる独特な魅力があります。
HOJO 正山小種
正山小種・奇種
正山小種(ラプサンスーチョン)奇種(きしゅ)は武夷山桐木産の紅茶
奇種の意味は在来種や実生の意味があり、品種が特定されていない茶樹という意味もあります。ちなみに中国国内では正山小種を名乗る紅茶は武夷山周辺の奇種を原料としていなければならないと法律で決められています。
2020年
茶葉は2グラム 香り強くする為に飲む一週間前に封を切ってから飲んだ。カップからの香りは華やでアルコールを感じるかのような爽やかな体感と香り方をしている。アロマは柑橘類、金柑やミカンを連想する香りに加え、青リンゴ等を連想するフルーツ香り、口に含むと標高の高いところで取れたお茶らしい、引き締め感を感じつつ、雑味の無い透明度に驚き。
口の中で感じるフレーバー(香味)では、アロマでも感じた柑橘系に加え、強く青リンゴ連想するフルーツの香り、そのまま後味となり甘味となり長く残る。
煎を進めるとさらにマスカテルフレーバーとミネラルの美味しさが出てくる。
紅茶であるのにタンニンを感じなく、透明感が素晴らしく胃腸に負担がかからない。
熟成中という印象もあり、21年の夏以降が楽しみだ。
感想・高級中国茶らしい透明感と強い後味に加えて余韻(コク)が心地よく、後味の解像度の高さと質感の良さは凄まじい。2019年産と比較すると焙煎は弱く、限りなく透明で口の中で感じる味でなく後味を楽しみ、標高の高さと無農薬無肥料の素材そのものを楽しむような作りであり、まさに高級中国茶の味わい。
コストパフォーマンス
20g2376円~税込み・という価格は2gの使用で500ml以上も飲むことができ、この品質であれば妥当・今年の奇種は焙煎が浅めであるため、気品の良いアピールをしてくるが、2019年のような強烈なアピールという雰囲気ではない。紅茶に濃香なフルーツや強烈な香水の香りを求める場合には傳統式や正山小種ではないが雲南功夫紅茶がお勧めだ。
2019年
元来の傳統式は鳳凰単叢の濃香のように炭焙で丁寧に焙煎して香りを仕上げてフルーツ香や竜眼の香りに仕上げる、中国茶愛好家向けタイプの正山小種紅茶は基本的に外国に輸出されず、中国国内向けに桐木紅茶として発売される。
国内では初めて出会った、まさにまさにの桐木紅茶の味であった。
HOJOさんの完璧な炭焙により、完璧な濃香タイプのフルーツ香りと桐木関正山小種らしいブランデーっぽい香りの良さは抜群!
茶葉はピンピンしており、老欉と高山の紅茶であることがわかる。
紅茶が最初に誕生した桐木関の紅茶の最高級品で、飲んだら、衝撃的な香りであなたも桐木関の紅茶の虜になる。
50g4980円ですが、国内にしては極めてコスパは良いと思う。
桐木関のこんなお茶に日本で出会えたことにまことに感謝。
工夫式で15煎は余裕。HOJOさんは炭焙に強いこだわりがあり、焙煎が完璧で完璧に焙煎されて、強烈な味わいが本当に素晴らしい!!HOJOのお茶らしい強烈アピールと強いエネルギーを感じる体感で悩殺だった!自分が飲んでいる桐木関の人の現地茶とは違う!いわゆる紅茶を飲む人向けにアレンジしてあり、若干の渋みがあるもののそのミネラル感と素晴らしい香りは代えがたい。単叢とか青茶(烏龍茶)寄りの紅茶で最高の香りに重点を置いている作りである。
HOJOさんの正山小種奇種は桐木関の紅茶大好き(2019年はHOJOのお茶の中で最もお勧め)中国茶マニアでない人には高いと感じるでしょう、しかし、このお茶は値段相応の期待に応えてくれます!勇気をもって桐木紅茶にチャレンジを!!
情報
名称 正山小種 奇種
読み方 ラプサンスーチョンきしゅ
標高 桐木関1200m
煙味の有無 なし
正山小種 花香奇種
茶葉は揉捻が強く針のような見た目、アロマは山野草やスミレなどの花を連想する香り、口に含むと甘味を直ちに感じ、スミレと新鮮なライチの香味が長く継続、煎持ちも良好。花香奇種の名称そのまま高級なイタリアワインで感じられるようなスミレの花香と山野草や夏の高原を連想する爽快な香りの絶品。自然花香型(無烟)
アロマから2021年産?価格20グラム1836円〜 筆記2023年4月27日
正山小種・傳統式 特級
正山小種は煙臭いとか焚火のようだというのは正直に言って安物(低品質・焙煎ミスや製茶不良)の証拠であるとも言える。高品質な煙味の正山小種は煙臭いのでなく、ここちの良い煙の香りがする。
茶葉2g 牙白蓋碗 スリムタイプ 無地 130ml
洗茶の香りは煙味というより、フルーツの香りが漂う個人的には強い煙たさは感じられない。
秀林烏毫古樹生茶と、このお茶で煙味(正山小種)と高香(プーアル生茶)の飲み比べをしている様子、HOJOさんのこのお茶は煙味が薄く奇種ほどのパワーや強烈さはないものの、薄い煙の匂い混じりのフルーツ香がたまらない。
情報
名称 正山小種 傳統式 特級 HOJO
読み方推測 ラプサンスーチョン でんとうしき とっきゅう
煙味の有無 あり
奇種vs銀駿眉の飲み比べ
右がHOJOさんの正山小種奇種 左が銀駿眉です。
正山小種奇種はHOJOさんの単叢や烏龍茶と同じく強烈なアピール力があります、色も濃い、この強烈なアピール力は初心者~上級者まで楽しめます、紅茶の王様というイメージがぴったりです。 銀駿眉(中国のお茶屋さんで中国のマニア向け)は大胆なアピール力はありませんが、優しさと気品にあふれており、煎を進めても一定の味が続きます。ダラダラ飲むのは最適で紅茶というより烏龍茶に近い印象があります。イメージ的には姫様系です。
関連ページ
銀駿眉のページ
金駿眉のページへ 桐木関の茶園や歴史なども紹介
タグ #hojotea トップへ
当ブログにおけるHOJO茶の記事及び記録の一覧
ブログ内タグ hojotea
カテゴリー正山小種・桐木紅茶へ
HOJO™は株式会社HOJOの登録商標です。
コメント
[…] […]