茶の記録 高山紫紅茶  | 茶の穂

高山紫紅茶 

高山紫紅茶 中国紅茶
高山紫紅茶
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高山紫紅茶 2020

お湯を注ぐと強い白桃の香りが素直に上がる、雑味なく癖のない香りが上がったため、優しさを感じて洗茶せずに飲んだ、口に入れたときの衝撃はトップクラスだった、単株紅茶に似た最初のタッチに紅茶らしい口のなかでも感じる美味しさを感じることができた。

高山紫紅茶の茶葉 5g

茶葉の様子 茶葉が細かくとても美しい、プーアル茶のような大きさでなく新芽が多く小さく高級感がある。

茶葉からの香り ミネラルに白桃やマスカットの香り(フルーツの香)と強い余韻

茶葉は2.5g 容器はHOJOの牙白蓋碗

一煎目~四煎目 白桃やサツマイモ連想する爽やかなフルーツの香り(果実香)がかろやかに香る、味わいは軽やかでも、余韻は強く、口の中でも弾けて長く残る、フルーツの香りとフラワーの香り(花香)がたまらない、雲南紅茶にありがちな渋みや苦味、収斂性は感じない。この率直な飲み心地と烏龍茶やプーアル茶のようにどんどん飲める、これぞ高級中国紅茶という味わい。

十煎目 

五煎目~十煎目

率直さを維持したまま、味わいは薄くなったものの、蘭やユリを連想する香りが長く残る、ミネラルを感じる紅茶独特の草や花を感じるおいしさがしっかりと継続している。

十煎目から十七煎目

味わいは薄くなったが(美味しい水)軽やかな美味しさが継続した現状で新茶の状態でこれだけの耐久力に美味しさを持っていると熟成後は更に耐久力を持つお茶になるだろう。

茶底 17煎目終了後

超💛お勧め

感想を最初に言えばHOJOの高級紅茶らしい、透明感と余韻のバランスと率直さに加えて、私のような変○マニアでも喜ぶ味わいと高級な中国紅茶らしさを持っており感動してスマホから投稿してしまった。

透明感と余韻を楽しむ茶である単株紅茶や単株プーアル茶のような良さに加えて、紅茶独特の美味しさ+感動する淡々としたさわやかで気品のあるフルーツの香とフラワーの香りが口のなかで長く残る、しかも最初にフルーツの香りを舌の上でも感じて、後からアフターテイストにフラワーの香りが残るというとんでもない美味しさ。そしてタンニンの強さは全くなく胃に負担はかからない、飲んだ後は高級烏龍茶やプーアル生茶のように爽快だ。 さらにコスパが良すぎる。 

紫茶の美味しさを更に感じる

紫茶は、私が好むお茶だが、やや刺激が強く飲むとドライな感じがして、茶友たちからの評判は微妙なところがあるが、紫茶独特の強さと強攻さドライ感を、このお茶は凛々しさと率直さに変えて表現している、紫茶のチェリーの香りは飲んだ後に感じる。癖のある紫茶のワイルドな美味しさは大好きだが、このお茶はワイルド感を凛々しさに変えている。文章で表すには難しいところだが、紫茶の美味しさをそのまま清らかにして、美味しさを明瞭にしている。

2020年産の最初のHOJOのお茶・・・はじめの一杯からこの感動・・・凛々しい・・・・最高・・・私の財布はたいへんなことだ。

発売したのを知らずに今回注文してしまい。次回と思っていましたが、サンプルを入れてくれて体験できました。

感動した緊急投稿につき 暫定版 7日後に購入

追記2021年1月21日

ティーポットを使い淹れると香味がさらに凝縮され味がよくなる。

情報

標高 2000m

有機情報 無農薬無肥料

単株紅茶の比較

私はマニアであるため、単株茶の美味しさの虜であるものの、紅茶でもプーアル茶でも鳳凰単叢の単株茶特有の美味しさは友人たちや知人の飲ませたが良いということはわかるが、通常の古樹茶との差や値段差の違いなど、マニアックな目線でしか理解できるものではないようだ。

単株茶と共通する透明感だが、余韻の強さでは単株茶にはかなわない。

高山紫紅茶は透明感に加えて凛々しく美味しさが小出しに出てくる、自然の恵みというより工芸品という印象を受けるが、このお茶を飲みつけると単株茶の味が更に美味しく感じるような味わいだ。すなわち高山紫紅茶は老叢古樹ではないため、余韻や体感はHOJOの古樹系列と比較すると弱めである。紅茶カテゴリー全般として余韻を見たらかなり強い。

2021

2021年産の茶葉

2021年版はHOJOの説明によれば、マレーシアにて熟成させて輸入されたとのことだ。去年の物と比較すると、やや発酵が強めであることが分かる。 基本的には白桃を連想する風味や香りの差は良い意味で程ないのだが、香気や香味において、竹葉味や草、草原の香りが感じられる、これら青っぽい感じは2021年の中国茶全般に感じられる、ヴィンテージ味わいだ。今年の物はTHE中国茶という感じが素晴らしく、余韻も明瞭であり、高級感においては今年の物のほうが素晴らしいことは確かである。

紫茶系列の茶との比較 紫茶系列の記録

2019年 大茶林紫茶 

大茶林紫茶は単株茶に近い余韻に鳳凰単叢のような香りと体感を楽しむことができた、このお茶と比較は難しいが、共通の口感と飲んだ後の爽快感を感じる。

2019年 紫茶単株餅茶・紫茶単株散茶

紫茶単株プーアル茶と比べれば、茶の底チカラと単株茶特有の純粋さ明瞭な余韻には全く及ばないが、完成度とか工芸品として香りや美味しさなどではこの紅茶は勝っている。私はマニアなので単株茶独特の体験がダントツ一番である。

2019年 高山紫茶 

高山紫茶2019はプーアル茶に爽快感と烏龍茶のような雰囲気を感じた、このお茶は高山紫茶のワイルドさとエネルギッシュ感には及ばないが香りと口の中に残る長さはこちらが上

最初のタッチや衝撃感や水の音は鳴鳳山2019年に近い

比較対象となる茶

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コメント

  1. nomukubo より:

    高山紫紅茶 2020があまりに気に入ったので、検索した結果、こちらのページに行き着きました。
    高山紫紅茶 2020は少量しか買わなかったためすぐ飲みきってしまい、2021は袋大にしました。
    私はお茶マニアや愛好家ではありませんが、HOJOさんのお茶はメルマガに釣られて年に数回買っています。
    こちらのお茶の記事を読むと、あれもこれも試したくなりますね。
    現在はお茶は更新しないとのことですが、twitterも楽しみに読ませていただきます。

    • Seonyan02 より:

      コメントありがとうございます、高山紫茶は素晴らしいですね、コスパ凄いですし、HOJOの茶の記事を色々書いてみたのですが、香木や茶器関連記事と異なり、検索からの需要が少なく、閲覧数もとても少ないので、ブログではあまり新規には投稿はしない予定です。twitterご覧頂き、ありがとうございます。

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