桐木紅茶二百年老欉 2019 原味(無煙)(御茶荘)
- ここまで余韻の強い紅茶は驚き、強い余韻・・・身体に染み渡る強さは正山小種では経験の無い異例の強さ。
- アロマに竜眼香と乾燥フルーツの香りが漂う、その香りも濃密で濃厚である。
- 正山小種独特のブランデーの香りと、紅芋のようなふくよかで心地よい甘さと、その後に味わいが長く持続する。
- 口感はフルボディで、フレーバーは焼き芋やスイートポテト系統の優しい紅茶というイメージ、、、味わい自体は大人しいが、この茶は圧倒的な余韻と後味の残さが半端じゃない。
- 渋み苦味は全く無く、味わうお茶でなく感じるお茶だと思う。
- 甘い余韻心地よい、3gでも1リットルも飲むことができるため、1日中飲めること、渋み苦味をとても少ない作りである。
- 正山小種の大赤甘系統のお茶の最高峰だと思う。
- この茶葉は百年老叢紅茶の上位バージョンであり。こちらの二百年老叢は百年老叢を濃くして、余韻を強くしたバージョンだ、原料の良さも相成って、とても煎が長い。
- 日本のメーカーの紅茶と比較するなら、HOJOの雲南単株紅茶にどことなく近い感じだ、それは茶葉が小さくよく揉捻されている、味わいに強いキレと2000m超えにふさわしい透明感と超凝縮感、樹齢数百年の茶が持つ独特の余韻、単株茶らしい一切の雑味の無さ、さらに雲南紅茶独特の柑橘類を連想するミネラルの味がする。
- こちらは茶葉は特大であり、ミネラル感が前に出てきている為に透明感というより、岩茶に近い雰囲気のやさしさと正山小種独特の豊かなフルーツの香りに加え、強い武夷岩茶同様のミネラルの香(岩骨花香)を付加した感じである。
- 200年老欉の名の通り、余韻も強く高木型の樹齢200~300年程度あるだろう。
- 標高は1000m以上とのことだが、、、凝縮感から1400mとか書いても良いレベルだと思う。
- そして2020年は入手できなかった・・・・
ラプサンスーチョンのトップへ
正山小種・桐木紅茶
中国産の紅茶のひとつ福建省産の正山小種と桐木紅茶などの関連のカテゴリーです。
コメント