(せいわみょうぜんはくぼたん)は福建省政和県の福建省産白茶である白牡丹の一種であり、白牡丹というカテゴリー自体も福建省産で生まれた為、白牡丹のオリジナル製品と言える。
白牡丹
白牡丹は中国六大茶葉分類における白茶の一種類であり、福建省の歴史的銘茶。
名前の由来は銀白色に輝く毛豪(新芽の毛)と緑に輝く葉が美しく、淹れた後に茶葉が白くなり、茶殻が開いたときの様子が、白い牡丹の花に見えることから、白牡丹となった。飲んだ後の茶殻が、美しいから名前が付くというなんとも雅である。
産地は福建省南平市政和県、松渓県、建陽市と宇徳および福鼎市である、茶葉の形態は小さめの一芯二葉であり、品種は政和大白茶または水仙種を用いる、中国国内の商標規定により福建省産でなければ白牡丹の名称は使用できない。

薬効及び効能と趣向
中国茶における女性向け茶の代表的存在とされ、白牡丹は肌を白くして美しくしながら、抗アレルギー効果がありフラボノイド含有量が、白茶のなかでも特に高いとされ、抗酸化作用、老化防止、血管の健康を保ち、生活習慣病を予防する等の効果があると中国では研究機関にて実証されており、さらに茶葉の美しさと淹れやすさから、都市部の女性に美容と健康目的に飲まれており人気が高い。
栄養価が高い
白茶という特性から、白茶である為、製茶時に熱をかけないため、栄養価が茶の中では特に高く、栄養価が茶では最高であり、安全性も高く手軽な健康食品であると中国では公的機関で認められている。
品質の見極め
茶殻が牡丹の花のように美しいことから、命名されたように見た目で品質が予想できる。
輝くような毛豪と新緑の色合いを留めている物が良い。基本的に春夏秋の三回程度も収穫されるが、当然ながら春茶の品質が高い。


テイスティング(2023年)
白茶らしい森林や乾いた草原、蜜柑など柑橘類のアロマ、口に当たりは良好、口に含むとミディアムボディ、直ちにミネラルの味を感じる、胸付近まで体感は周り、後味は甘さと柑橘系の香味が良く残る、渋味苦味は全くなし。茶葉には弾力があり原料は良い。

政和明前白牡丹 2025
2023年来の取り扱いとなった政和明前白牡丹、2024年は天候不順により生産量が激減、加えて中国国内の景気がとても良かった為、価格が2023年産の倍程度まで上がり入荷を見送りしたが、2025年は天候に恵まれ生産量が増加したことで価格が2023年と元建てにて同等に落ち着いて入荷する事が出来た。

テイスティング(2025年)
最初に百合や蓮を連想する花香に加えて、蜜柑など柑橘類のアロマ、口に当たりがまろやかでたいへん良好、口に含むとフルボディであり、直ちに円味に加えて、ミネラルの味を感じる、胸付近まで体感は周り、後味では、圧倒的な口当たりの良さを引っ張りながら甘さと百合などの花香系統の香味が良く残る、もちろん渋味苦味は全くなし。茶葉には弾力があり原料は良い。

価格
7.5グラム 880円
25グラム 2,587円

(製品のパッケージ)
2025年産より、直接割引10%の対象となります。
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