何が本物かわからない?それこそが中国茶の世界
愛好家目線に徹するため、ブログ内容の最適化と中国茶の自己評価基準を大幅に引き上げ
- 老欉(老叢) 樹齢100年以上標高1400mなどの表示を私は長年にわたりこれらの情報を気にしていたが、各社や国内で販売されている各種の試飲結果から、商社や仕入元に言われるがままオーバースペックや適当に書いたものがほとんどだと知った。
コロナで美味しい商売?さらに好調?絶好の参入時期?
- 最近の中国茶の小売店はネット通販の既存店を模範したサイトを作成して、商社に仕入れを丸投げ、試飲能力や確証は無くとも仕入元の言うまま説明を書き、値段も四倍~六倍で販売すれば、こだわり仕入れる店主たちのような苦労は少なく、特殊なスキルは不要の本当に美味しい商売である。
- ホームぺージにおける説明も既存店の物をコピーライトして適当に言い換えば良いのだ。
- さらに2020年5月のgoogle アルゴリズムアップデートによりショップや商売サイトであると検索順位が非常に高くなった。(SEOの世界ではパンデミック期である為、個人ブログや新規サイトなど信頼の無い情報が世間に困惑をもたらさぬ用にするためだと言われているようだ。)
- ➡実態は仕入れは商社に丸投げして、PC上で在庫管理のみを行いつつ、発送や実際の現物管理は下請けの倉庫会社が行う。
- 私はそのような新興の模造販売店でなく既存店を支持しマニア愛好家に徹する為、以後はいろいろ基準を強化する。2020年10月より実施 過去の記事は徐々に補正。
老叢の基準を強化
これまでの自己基準の老叢の要素(味の厚み)・(体感の強さ)(余韻)のうち余韻の項目を強化した。
- 今までは鳳凰単叢における老欉基準をこうしていた。
- 樹齢50年以下 単叢
- 50~100年 老叢
- 100~300年 古樹
- 300年以上 大樹
- 今まで採用していた理由は、上記の中国国内における鳳凰単叢専門店二店舗から聞いた話である。
- 同じ老叢でも70年と200年では余韻を含め味の濃さの違いは明らかであるので、老叢と古樹の分類があるのだろう。
単叢に関してはこれらを改めて樹齢70年以上(老欉)として扱う。
- 今まで参考にしていた中国の販売店規格ではHOJOさんが普通の単叢で販売している今まで飲んだなかでは、金玉蘭14、15、恵種17、兄弟仔19、黄枝香15、芝蘭香19は今まで買っていた店では堂々たる老叢基準の余韻を持っており、竹葉や老叢水仙くらいの厚みなら古樹だった。
- そういう意味ではHOJOさんの価格は中国国内の小売店よりずいぶん安い。
- これは例だが、小売店であっても、ご主人が中国茶マニアで自己基準が厳しく、売り手ファーストでなく、買い手ファーストで販売しているというお店があることに敬意を表したい。
不確かな称号や標高の記述を廃止
- 私は作り手でない為、完全に茶葉のスペックの証明はできない。
- 怪しいな?微妙だ・・・と思う内容は伏せる。
- 困惑を招くおそれのある用語は詳しく説明を入れる。
- 神聖視する方の多い二代目老欉や三代目大紅袍など
- 金賞・状元・優勝などの受賞用語を使う場合はコンテストの出品なのか自称なのか?
既存店の模造サイトや著しく不正な茶を販売している店の情報を極力排除
- 大きく発覚すれば、日本の国内法(不当景品類及び不当表示防止法)や(薬事法)に接触するであろう、、売り方や茶を複数販売している店など。
- 複数が組み合わされていれば以後排除・仲間内で情報共有
- 一般常識的に考えれば詐欺まがいなのかもしれないが、良くあるので排除しない。
- 日本で買うから良い物にありつけるのは大きく見れば一部である。
- (岩茶・単叢)希少品種として売られていたら普通の水仙だった
- (岩茶・正山小種)焙煎に失敗した麻栗紅茶などを岩茶として販売
- (岩茶・正山小種)焙煎に失敗して極安で仕入れた岩茶を高級茶として販売
- (岩茶)正岩茶と売りながら・・・岩骨花香の無い外山茶
- (単叢)単叢として買ったが着香されていた
- (安渓・岩茶)絶対検疫に回ればを通関しないであろう、農薬味の出まくる茶
- (単叢)老欉でないのに老欉
- それらの組み合わせ
- 非常に悪質な例 完全排除
- (岩茶)希少品種と高額に販売しながら、普及品種ブレンド+着香茶
- (岩茶)焙煎に失敗した麻栗紅茶などを超高級武夷岩茶として販売
- (岩茶)ミネラル香が無いのに岩茶として販売(中国ではNG)
- これらの事情を中国茶についての知識がなければ判別することは難しいため、このブログのもうひとつのカテゴリーである香木同様に一般消費者が入る余地があまりない。
- 上記に書かれているような茶に遭遇しても、むしろ好ましく感じられるように作られていたり、単純に美味しい茶で終わるようだ。
- 中国においては。このような知識を小学校や中学校の課外授業で学習したり、茶について習うとまずこういう茶があると習う。
- このようなことを書くと消費者を不安にさせるかも知れないが、普通に茶を買いそれらを飲み経験した事実を淡々と書いたまでである。(ノンフィクチョン)
- 中国茶とは?100%中国産であることを忘れてはいけない。
- または良い物を飲み続けて、、何かに当たった際に気が付くしかない。
- このブログは香木の識別がメインであった為かこのような知識を中国への旅行時や茶店の主人からご教授いただき個人的に幸せである。
このブログで紹介している茶はこのような粗相のない茶を紹介しているので、読者様のお茶選びの参考になれば幸いです。
- 今回の試みは、味わい重視の基準強化であり、問題視されることのある茶葉の名称や呼称問題に関してはパッケージ記載をそのまま記述いたします。
- 問題視されることがある、主な名称の記載
- 正山小種・小赤甘(金駿眉・銀駿眉・大赤甘・野生紅茶・野生茶)
- 雲南省産の白牡丹・白毫銀針)
- プーアル茶(野生茶・野生大樹茶)雲南省産でない(野生茶)
- 鳳凰単叢(低山中山高山)(二代目老欉)
- 岩茶 (大紅袍等の二代目・三代目・四代目・慧苑・馬頭など坑岩澗などの記載なし)
- 状元・金賞・銀賞(自称であってもコンテストでの受賞品を連想する場合がある)
中級者以上はわかっている中国茶の現状
- 結局は説明や茶葉そのもの、中身スリカエや混ぜ物、パッケージと茶葉は別売りなので入れ物と中身は全く別物など当たり前
- もちろん標高や樹齢などの表記は、いい加減に適当に書いても、プロや相当愛好家は茶葉の見た目や試飲わかるが、証明は難しい。もちろん産地なども同様
- ある一定以上の狭い範囲の名称を売りにする中国茶はそこで生まれ育った専門の茶商くらいしか試飲でも判定できる者はおらず、事実上は鑑定不可能でので余韻や香りで許容範囲を決める。
- 税関検査を受けてるからと日本で買えば安心ということはない、税関による農薬検査は抜き打ちであり、数キロ程度の輸入では当たる確率はほぼない。
- 売り手も買い手も知識や意識が低く日本国内においては、中国では考えられないような程度の低い茶も多数流通していることはある程度中国茶を知ると理解する。中国国内で売れないから大量に安く買ってくれる外国に流すという現地の大人の事情からもわかる。
- 以上のことから日本では茶葉の質より資格や物語で価値観を付加して販売する手法がとられることが多いのだが、私は中国茶を扱うプロたちとよく話題にする内容で茶の品質鑑定は難しいので理解を得ることが難しいという現状をすぐに理解するので、最終的にこのような手法になってしまうのだ。
求めるのは味と余韻、だからこそ評価基準と茶の品質と向き合うことが大切。
中国では上記の状況を愛好家は良く認識しているために、我こそ本物の味をと求めて、高品質なら100g4万円くらい安いと値段の上昇が止まらない茶
有名な問屋にて日本で売るならと低ランクの品が一番受けると進められ、購入した記録
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