伽羅の香り その特徴と選び方 | 茶の穂 香木と本気の茶

伽羅の香り その特徴と選び方

香木のブログ初苗庵
スポンサーリンク

伽羅はどんな香り?伽羅の香り特徴

伽羅の香りは個体ごとに香りが異なるが、香木の中でも強烈な最強とも言える強く完成された、とも五味を完備した、とも言う強い芳香が特徴であり、個人的な見解では使用した後でも香気が長く残ることであると思う。

伽羅の香りの特徴をまとめると、緑色や白色の物は強烈だが軽快な香りであり、酸味や苦味が特徴的だ。黄色や赤色のタイプはスパイシーさが特徴で辛味が良い感なニュアンス、紫色~黒色の物は甘みが強く濃厚で余韻が深く、透明感が感じられる。伽羅は色合いすなわち熟度により香りがかなり違う、 個人的には伽羅のなかでも黒っぽい濃縮タイプのものが好きですね。 ちなみに皇族系の伝統的な香道の一派では色の濃いタイプ以外は伽羅として使用しない場合もあると言います。

伽羅のお気に入りを選ぶ

個人的に伽羅を選ぶ際に最も大事なのは香りであり味であると考えている。基本的に伽羅は祭事や専門店で販売されており、実物や写真を見て選ぶ必要がある、個人間取引やネットオークションでも購入できるが、伽羅はそれなりの値段で専門店が買い取りするようになっており、非常に良いものが出てくることがあるのだが、以前ほど取引が盛んではなくなった。

伽羅の香りの体験

私はこんな体験をしました、伽羅を購入する際にとても綺麗な見た目で金色に輝いて見える緑油伽羅を店員から推奨された、香りは猛烈でありシャネルの香水を顔面に大量に噴射したかのような強烈さなのだが、五味のバランスが比較的取れており優しさを持ちつつ優等生的なタイプであったのだが、奥ゆかしさにかけており、深みを感じなかったのだ、個人的にはこのタイプは収集したくなく、専門用語を交えながら好みのタイプを探した、そしたら(この個体は凄いやつだ)と、とっておきの物を出してもらえた、黒ダイアのような輝きを持つ見た目が素晴らしい伽羅を見せてもらえた、香りは最高であり、甘みが強くなり苦味に感じつつ奥行も余韻も知る限り最高クラスであった、五味完備であまりに濃厚であり苦を強く感じる物であった、あのときは少量そちらを購入させて頂いた。価格は前者の緑油伽羅と同じであり、手のひら大で恐らく原木は600万超えであるのだが、あの個体は特に素晴らしかった、常識を逸脱した価格感覚だがあれはお買い得感もあった?

参考 山田松香木展の香木のきほん図鑑より転載

ある仮銘の黒くて水に沈むくらいずっしりした紫色の紫油伽羅の見た目は抜群でした。 しかし価格は比較的安かった。 試しに聞香させてもらうと樹脂のようなやや重さが感じられ、好きになれませんでした。 しかしながら終わり掛けは安定して伽羅らしい香りになります。 同じ店で武家系香道の御家元承認の伽羅であり、肌色っぽく黄色の茶油伽羅で持った感じ軽く脂の乗りもカスカス見た感じ羅国に近い感じでした。 炷いてみると透明感ある深い味わいに加え辛味と甘みが絶妙ですばらしい! その前の紫油伽羅との値段差は二倍、おおよそ一グラム1.7万円であり、非常に納得いくものであった。 

伽羅の原木 虎斑 17グラム  そのままでも良い香りが漂っている。

写真の伽羅はひと昔前に私が購入した原木のひとつ、バランスが良く、伽羅として香気は強烈ではないのだが、しっかり伽羅らしい煌びやかで華やかな雰囲気と辛味、特有の強さがしっかりある、五味完備で全般的に辛味が引き立って感じられる。聞香用ではなく、ナンバリングされた状態で当時は専門店で豊富に売っており、焼香用として購入したのでランクは下から並程度。選んだ理由は余韻がしっかりあり、この個体の煌びやかな香気が気に入った。

伽羅の効果

改めてコレクションを出してきて、炷くと沈香では感じられない香気を感じる。伽羅としてのランクは高くないのだが、余韻の強さと煌びやかな雰囲気はさすがである。聞いたあとに鼻に残りが長く残るのも私の知る限りでは伽羅だけが持つ効果である。軽快な雰囲気で聞いたあとのリラックス効果もすこぶる高いのだが、これは天然の伽羅だけが持っており、最近の栽培伽羅では全く感じられない。

 

伽羅の種類別ではとても詳しい記事

価格に織り込まれているので、価格が高ければ良いのではありますが、すなわち一グラム3万円と6万円では後者が良いに決まっているのだはあります、しかしながら例外があり、価格が安くても、伽羅のなかでも特別な香気や香味を持っており、特に良い物、コスパがすごい物、特に希少な物もあります。  

伽羅の等級と価格についてはこちらの記事をご参照ください

伽羅の古さに関する記事

香木のブログ初苗庵 伽羅の記事一覧へ

伽羅(沈香の最上級品)に関する記事
タグページ伽羅・香木の一種類で最上級品である伽羅に関する記事の一覧

この記事は2016年9月14日に旧サイトで公開した内容をリメイクした物です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました