寸聞多羅(寸門陀羅)の観察 

香木のブログ初苗庵
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2016年11月11日の記事を再編集しました。

香道六国の木所の一種 主にインドネシア産の香木軍であり。群流派により使われる香木の品種にも差があり、極めて奥深い木所です。 

寸門陀羅・寸聞多羅の違い

  • 基本的には同じ意味
  • お店による呼び方の違いと思われます。
  • 香道二大流派では寸聞多羅と表現される場合が多いようです。

香道における木所の寸聞多羅と好みの違い

香道においては例えは地下人・引用は陰・略は花二・産地はスマトラ島と一般的にはされます。(流派により異なる)

  • 御家流では黄熟香を利用する場合があります。
  • 志野流では沈香(沈水香木)を利用する場合があります。

木所のコレクション

寸聞多羅に入り浸るということは、タニ沈香をあらかじめ好む素質が必要です。

  • 記事を読まれているあなたが、寸聞多羅を好む傾向があるなら大いに香木(タニ沈香)そのものが本当に好きな方です。
  • 自分のコレクション経験では、タニ沈香は単価が金プラチナと同じ程度になると、佐曾羅系・寸聞多羅系の香りを持つ物が多いイメージだったが、最近は高額なインドネシア沈香自体を資源量の減少と海外での価格急騰が伝わり始めており警戒して売らなくなってしまっている。

寸聞多羅の収集は現状段階では六国の中で最も敷居が低いです。

  • それはタニ沈香であるため、単価が最も低いという点などそのほか多数です。
  • 次に追及すると種類が極めて豊富で飽きが来ない。

収集の方法

  • 収集の方法 気分により大きく好みが変わる場合があるので、ある程度種類を集める。
  • 寸聞多羅は六国の中では現状では単価が一番安いので2種類以上から始めましょう。

沈香(沈水香木)の場合

沈香の寸聞多羅 分割タイプ

色が濃いタイプ

  • 色が濃いタイプ寸聞多羅の香りは(苦味と酸味)です。 脂がノリノリなので煙が出やすく銀葉も汚れまくり。 薬味ようするに(昔の薬・漢方薬の苦み・消毒の匂い)を感じつつ、とても強い香り

軽いがきれいな木目 薄い肌色タイプ

  • 銀葉にのせると油が染み出しながらも、志野流で見られる寸門で独特の芳香を放ちますが 穏やかで、酸味に少々の辛味を生じます。

見た目がやや濃い緑色で木目は伽羅のような感じの柔らかさのタイプ

寸聞多羅の原木の画像
  • ただし軟質とされる伽羅よりやや硬い
  • 寸聞多羅の一種で非常に木質がやわらかく甘みは伽羅に近い。
  • 爪で傷つけることができるレベルの物もある。
  • おそらくこれがベトナムで生じれば緑油伽羅なんだろうというタイプ。
  • 中には素晴らしい芳香で キラキラと伽羅に近い独特のタッチ緑油とかの強い苦みと辛味を感じてしまって最上質の真南蛮や伽羅かと感じ違いしそうになります。
  • しかし、伽羅特有の喉のイガイガ感がほぼ全くありません。
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お勧めの沈香インドネシア産(上下とも自分が購入した物は寸聞多羅に近い香りが出ていた)

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黄熟香の場合

黄熟香の寸聞多羅の画像

黄熟香の寸聞多羅は御家流で基本的に使われるとされる香木なのだが、流派に関係なく鼻休めの香木として利用されている。

  • 俗に言う黄熟香は一般説として第三の香木とか、ゴニスティル属 と言われています。
  • 沈香と黄熟香の違いは生じる樹木の品種が全く異なるという点らしいが、現物も明らかに物が違う。
  • 実際に銀葉に載せると煮えたぎるような燃え方?を始め 香り方が強烈で奥深いながらも、複雑さは控えめ。
  • 沈香の寸聞陀羅が凛としているなら。 黄熟系の寸聞多羅は華やかで単純だと思う。

木質が固く、焼けた肌色~黒

木質が固く、焼けた肌色 タイプの寸聞、黄熟香系と思われる香木で強烈な酸味と魅惑的な芳香を放ちます。 香りは強く、強烈で刺激は控えめです。おがくずと蘭と芋のような香りです。

伽羅などの香りで鼻を潰した際のリセット効果があり、組香で使うにはもってこいです。

この香木の特徴  

  • タニ沈香とシャム沈香の違いは沈香樹の品種の違いです。
  • 寸門陀羅はタニ沈香(沈丁花科アキラリア属マラセンシス) (マラッカジンコウ)です。  
  • 味は タニの酸味を伴った甘さ 辛味 苦み 樹脂臭 バルサム臭    
  • 伽羅と同じ甘味と寸門陀羅は独特の酸味と苦みが特徴

銀葉にのせて驚き

ある種の伽羅とある種の寸聞多羅の原木は、伽羅に似た見た目や木質に見える場合があります、ここで銀葉にのせたとき、特有の酸味がもわっとでてきて、、、伽羅でなく、、、地下人の如しとなるのです。

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