金駿眉2024年の三種類を発売! | 茶の穂

金駿眉2024年の三種類を発売!

正山小種・桐木紅茶

5月9日よりネットショップで3種類を発売します。

金駿眉2024年 3種類を発売

2024年金駿眉 3種類の傾向

ヴィンテージアロマは新鮮なライチと龍眼香、桃の甘さ、特色は岩茶のような大きな口感、アルコールの強い酒のような飲みごたえ。

例年よりも喉が焼けるような喉韻が強い。香りが例年よりも強く、烏龍茶のような香り方をする、見た目は例年よりも僅かに大きめで太みがある。生産直後から香味がしっかり馴染んでおり、発売直後からずっと飲み頃。

見た目がすごく良いと生産者は絶賛、高級品のなかでも高級感があると評価していた。

金駿眉2024 桐木花香金駿眉

2023年産の武夷紅茶金駿眉(老樹金駿眉)の後継商品であり、この製品における質の高さから今年度は自社生産を辞めて、桐木関の協業生産を行っている他生産者の作品。一斤が武夷山市内の業者間価格で一万元以上の金駿眉に匹敵する香りと飲み心地、金駿眉を得意とする茶商以外には最高級金駿眉として通用するだろうという水準に作られたという、挑戦的な専門店向け業務用製品でこのレベルなら自社生産を辞めてこちらを売るということに。

本物の作り手集団が中国茶専門家向けに作る 挑戦的な金駿眉商品

金駿眉は2021年頃までは桐木関の1000m以上で作られた物である、という業界規制がありましたが、実際には桐木関の平均海抜は800m前後であり、桐木の金駿眉を金駿眉として出荷するためには実際の実情を問わず1000m以上として販売することが必須でしたが、2021年頃から、そもそも1000m超えの茶畑自体が少ないにも関わらず、あまりに不正確であることから桐木関産の金駿眉に対する海抜表記規制が無くなったため為、当店にて桐木金駿眉を数種類、売り出せるきっかけとなり、まともな海抜表記ができるようになりました。

当製品は数年前まで見た目、香り、味わいも最高級金駿眉に似ており、桐木関の金駿眉を専門とする茶商と金駿眉のコレクターでなければ差は分からないレベルになるよう、金駿眉と桐木紅茶の専門の生産者集団によって作られ、他の金駿眉の生産者集団を納得させた実力あり、とても挑戦的な製品であるため、最高級品海抜1500−1800mで採れた最高級の桐木金駿眉であると2021年までされておりました。

味や香り見た目では高級中国茶ばかり飲んでいる一部のマニアや中国茶専門家のなかの一部でないとわからず、一般的にはわからないならば※A、結局は値段で見ることになりますから、値段が高いほど本物であるという信頼性に加え、私のような高級茶を飲んで味を覚えてしまった、一部の愛好家は高値でもそのような製品が欲しくなりますので、中国茶の高級品の値段は中国の不景気は吹き飛ばして高額になるのです。

そのなごりは当店で採用している当製品の包装でも使う、金駿眉金色パッケージの裏目に書かれている中国語の説明でもそのように書かれており、日本語の賞味期限シールを貼り付けて出荷しており、剥がすと見られます。 桐木関金駿眉として一般的な店や業務向け商社は最高級品として当製品やこのレベルを販売するのが現在も一般的でセオリーとえるレベルなので当製品は金駿眉2024年という名称で発売しました。

茶葉撮影量5グラム

2024年4月5−8日茶摘み生産(午前および午後摘み)武夷山国家公園桐木自然保護区、標高/海抜750-850m、樹齢40年以上(老樹)茶、無農薬完全無肥料栽培、奇種(野生種)茶樹のみを使用。金駿眉製品のため伝統的正山小種のような烟味や燻製香は一切ございません。2024年3月4〜5日茶摘み製茶、当製品は上記の事情や水準の高さと大袋の単価から、業務向け転売や飲食店さまにもオススメの製品です。

※A中国茶における、真贋話の内容における一般的、中国茶を飲む人の(100人中95人くらいのイメージが一般的)店主の師匠と言える高級中国茶の生産者兼茶商二人から100人中2人くらいに気に入られるお茶が本物であると何度も言われてきました。

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桐木紅茶金駿眉 2024 (老欉金駿眉)

茶葉撮影量5グラム

2024年産 武夷山国家公園桐木自然保護区桐木村、標高900-1100m、平均1000m、樹齢60年以上、無農薬無肥料、栽培かつ奇種(野生種)茶樹のみを使用。三種類のなかで最も芽のサイズが小さいのも特徴です。

2024年はココナッツに加え、龍眼、ライチや焼き芋を連想するアロマに加え、例年より余韻が伸び、出来が良いため、5gパッケージを持つと重さを感じます。茶葉は1グラム以下の極小量でも余韻を楽しみながら飲めます。

通常は茶商のもとで海抜1200m以上の野生金駿眉とみなされる商品であるため、香りや味わい的にも高山茶らしさが強く、平均で1000mという実際の生産者からの海抜情報は、味わいや香りでは良い意味で信じがたいです。

本来なら5グラムが3200−3500円程度の商品となりますが、仕入れ値に対して標準よりも定価を抑えた為、お買い得感があり普段飲みにオススメな製品です。なお在庫状況や売れ行き次第では予告なく価格を見直す可能性があります、ご了承下さいませ。

詳しい内容は今年度は閲覧数の圧倒的に多いネットショップ側に記載しました。

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桐木野生金駿眉 2024

桐木村にある金駿眉発祥地石碑から車で10分圏内の登山口から、数十分の山を登った畑から作られるこの金駿眉は、当店において昨年度(2023年)、商品ごとに見た場合は最大の売り上げと出荷点数を誇った紅茶製品という華やかな面を持ちながら、高級中国茶のなかでも最高単価の製品であり、桐木紅茶金駿眉の4倍強という常軌を逸した原価の高さに加え、それに応じた税金などの諸経費がかかりすぎること等から、当製品単体では利益を出すことが難しいを代表とした、さまざまな高単価ゆえの取り扱いの難しさという事情を抱えており、店主の悩み製品であったので、円安の進行もあり、来年は輸入しないぞと昨年度は決めていた。

しかし、2024年は特年になることが冬季の気象状況から可能性が高く、事前に予約したいという問い合わせなどがお客様から入っており、当初は予約販売限定として取り扱いに至った。

高級中国茶の好調から現地では瞬間に完売

しかし、桐木関の気象条件などから事前予報にて特年の見込みであったことなどに加え、2024年の中国国内における高級茶市場は中国の不景気感とはかけ離れ、富裕層からの旺盛な需要から、コロナ前に匹敵する好調ということもあり、例年では製茶の3日程度前までは予約ができるのだが、生産者側では生産が始まる約一ヶ月前の3月13日の予約開始から24時間を経たずして専門店と富裕層のお客様によって生産者の生産許容量から全て完売してしまった。

そのような特殊事情から、当製品は信頼性の高さの維持と多大なコストを要することから、事前に予約した分のみしか生産されない特殊な製品であり、当店でも同時に予約販売を開始してまだ24時間程度という状況でもあったことから、当店は2024年は多めに在庫確保を行うことになり、当初は予約販売専用としていたが、予約で余った分を店頭で通常発売することとなり、申し訳なく思っている、通常はこのような場合は価値観保全のため店頭には出さず、退蔵したり、他業者さま等に回すのだが、単価が大きすぎるため断念して、赤字縮小のためネットショップに並べることとになり、予約のお客様には申し訳ありませんでした。重ねてお詫びいたします。

茶葉撮影量3グラム

2024年4月10日の茶摘みまで、今シーズンは雨が非常に少なく、気温が急激に上がり、茶摘みは2024年4月10日となりました、2024年の桐木野生金駿眉は例年よりもサイズは多少、大きめながら、特年の予想通り、香りが例年よりも強く、余韻も最上位らしい堂々たる物を持っております。飲み頃予想は2024年5月下旬から5年間は熟成により、良くなり続けると考えております。

2024年シーズンは芽が出た後に成長せず、収穫3日前に雨が降り一気に成長したため、気象条件から極小の新芽ではありますが、2024年は希少条件を反映して一芯二葉になる前の双芽が入るため、桐木単芽野生から単芽を省略して桐木野生紅茶金駿眉に名称を変更しました。気象条件から完全な一芯にならなかったが、茶葉の大きさは規定範囲内であり、味わいに悪影響が無いため価値観の低下はありません。

2024年産は天候の影響から芽の選別を強化して、軽く身が詰まっていない新芽と葉が少しでも含まれる部分など収穫量の2.5-3割程度を破棄しました。散らばっている茶葉は全て破棄しました、掲載している動画は製茶の過程のひとつ軽い新芽を除外している様子です。

2023年茶の穂 ブログ及びネットショップにて最も売れてる茶(売上金額にて紅茶)、希少すぎる混ぜ物なし、正真正銘の本物金駿眉、手摘みかつ、完全手作り、予約量に応じて茶摘み要員を事前に確保するため、予約のみで受注生産。午前に茶摘みをしてから、午後には製茶に入るため、1人雇い1日5-6時間茶摘みを行い、1人あたり50-60グラム程度しか生産できず、通常は予約分のみでしか生産不能な製品、写真は2024年製品の画像です。

※野生金駿眉の意味は原野生態金駿眉のことであり日本語の野生、中国語で原生とは少し意味が異なります。背が高いタイプの老欉茶ではありませんが、樹齢は80~140年ほどの生態栽培老樹茶を利用しており、平均樹齢100年以上としております。性質的にも古樹茶といえるほどの長い余韻と耐久力を持つ製品です。

パッケージについて

ネットショップから予約、購入の場合は国産チャック付パッケージ利用。メールまたはブログから、予約注文の場合は武夷山製高級パッケージを利用。

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2024年 金駿眉の製茶

金駿眉の収穫や製茶は随時、ブログページと店主のX(旧Twitter)にてお伝えいたします。

桐木関の様子、例年より寒く、2024年3月4日ごろ、霜がおりている。なお、3月上旬に寒さが厳しいと出来が良くなる可能性が高くなると茶師は話しております。

出来事、更新履歴、作柄予想の変化

2024年3月13日 当店にて金駿眉の予約販売を開始。

2024年3月14日、生産者側にて桐木野生紅茶金駿眉が予約完売した為、当店の受注可能量を半分に減らしました。在庫限りの予約販売となり、受注状況に応じて割引を終了する場合があります。

2024年3月17日

気温の上昇が早く、茶摘み予想日を4月7−10日としました。

2024年4月1日

雨が非常に少なく、気温が急激に上がってきており、早ければ7日にも収穫が開始されます、2023年と同様の収穫量減少が見込まれ、かなりの特年となることが予想されます。

4月10日

収穫及び製茶が開始しました、7日に雨が降ったため、収穫を3日遅らせての開始となりました。作柄予想は3日遅れたため大特年から当り年ー平年よりも良年に評価を変更しました。

4月30日

製品を検品して、最終作柄評価を大特年ー特年としました、事前の予想どおりの大特年評価としたのは、香りが例年よりも強く、後味に例年には出にくい、へばりつくような強さがあるからです、とても出来が良く、素晴らしい出来でした。

2024年3種類はアロマが全般的に強く、これぞ正山小種という強い龍眼や桃のアロマを持ち、2024年産3種類の見た目は茶葉の大きさは平年よりも僅かに大きく太いのが特徴的です。現地での評価は2023年の極小単芽よりも大きく太い物が特上とされており、昨年度よりも評価が高く大特年とされております。

2023年の金駿眉は密度が高く、ギュットした特有の口感や爽やかな芋系のヴィンテージアロマがありました、パッケージを持つとずっしり重いのが気分的に良かったので熟成製品を6月から新発売いたします。

2024年 桐木野生金駿眉の製茶

2024年は3月から4月6日まで雨が殆ど降らず、さらに急激な温度の上昇から天候に恵まれ例年よりも一週間早い10日から茶摘みが開始されました。6-7日が雨天で茶摘みができないため天候の回復を待ち茶摘みとなりました。

2024年 桐木野生紅茶金駿眉の茶摘み、4月10日午前中の収穫前に撮影した状況です。2024年の新芽は2023年比べて大きく、長く太いのが特徴です。水の音は動画の後ろに清流があるためです。

収穫する直前の様子

選別の様子

除外した茶葉

金駿眉製茶の1番の見どころは新芽の選別です、ザルを使い炒めるような動作を行い、葉の部分と軽い新芽を取り除きます。なお軽く除外した、下に落ちた部分は破棄されます。

4月13日

2024年産金駿眉の茶摘みが終了

金駿眉の茶摘み最終日

随時更新

2024産金駿眉の予約販売について

2024年産野生金駿眉の予約受付を開始しました、金駿眉製品はそのシーズンにおける最初に出た、まだ開く前の硬い新芽のみを使った製品なので年による味わいの差異や出来不出来の極めて無い安定化した製品になり、上位の製品から完成する前に完売していくため、値段もお得な予約購入がオススメです。

2024年の金駿眉、予約販売は終了しました。

予約期間について

野生金駿眉2種類の予約販売期間は製品が出来上がってから、48時間で終了とさせて頂きます。金駿眉の完成日時は武夷山桐木関の天候次第となっており、標準的には4月15日前後となっております、2023年は4月8日、2022年は4月17日、2021年は4月16日でした。

桐木紅茶金駿眉(老欉金駿眉)の50グラム大袋は、予約販売専用の規格となっております、予約販売専用製品の割引率は通常商品としては発売した場合の価格との差を割引率として表記しています。※250グラムは即日完売

予約金駿眉製品の発送について

収穫日により大きく変動するため、2023年のように収穫の早い場合は4月28日頃から発送を行いますが、5月10日から18日、遅い場合で5月下旬を予定しております。

予約のお客様に発送を開始

件数があるため順次発送いたします、2024年4月30日より、3月に金駿眉を予約されたお客様、3月14−15日にお申し込みの方から、金額の大きい順にて、順次発送を開始いたします。5月4日までに3月予約のお客様に送付を完了しました。5月5ー7日に4月中に申し込み頂いたお客様へ発送を行います。業務向けのお客様には5月8−10日に発送いたしますので、順次、ご入金案内のメールをお送りいたします。

予約販売で購入の会員さまには購入量に応じて御礼品が付属します、6−9グラムを御予約のお客様は輸入日程から5月の連休中に発送となる場合があり、6−9グラム注文のお客様には宅配便手配が難しくためクリックポストでの発送となる場合があります、御礼品は選べませんので、ご了承下さいませ。

当店の2024年産、金駿眉をネットショップから予約注文を下さりました、会員のお客様には2023年度は主に桐木紅茶妃子笑5g1350円当時をお付けしましたが、金駿眉以外の紅茶の入荷が間に合わず、2023年産の紅茶は在庫も殆ど無いことから、

今年度は季節的に飲んでもらいたいので、太平猴魁10グラム1780円または明前虎跑龍井茶5グラム2250円、購入金額次第では両方であったり、過去の購入履歴からそのお客様のすきそうな製品、緑茶二種類のどちらかに加え、購入金額に応じて桐木紅茶金駿眉/老欉金駿眉2024-2640円、桐木花香老樹金駿眉麗菜Reina2023-仮名称未発売の試飲、慧苑坑花香鉄羅漢2022-5g1780円、慧苑坑百年老欉水仙2023-3150円、牛欄坑肉桂2023-5780円未発売試飲が配布されます。

予約方法についてネットショップ予約販売またはメールから承ります、メール注文から、予約かつお取引履歴のある、お客様は予約専用の金駿眉50グラムまでと桐木紅茶金駿眉は国内入荷後に支払いとなります。

ネットショップからのお支払いは各種決済方法が可能、メール注文からは直接取引割引10%対象となります、支払い方法は銀行振り込みまたはPayPay送金に限らせて頂きます。国内外の情勢や輸入が困難となった場合はキャンセル全額返金いたします。

予約販売においても会員さまに御礼品が付属しますが、当店の茶葉製品において当店の取り分が最もすくない製品のため、御礼品は例外的に通常より少なめになるか、6−9グラムをご予約のお客様はクリックポストでの発送となる場合があります、ご了承下さいませ。

2023年度の様子

野生金駿眉2023年を発売
武夷山桐木関の自然栽培茶園で芽吹いたばかりの硬い新芽のみを茶摘みして、製茶も手作りで作る、正山小種紅茶の最高級品である野生金駿眉。2023年産を発売!野生金駿眉を予約頂きましたお客様には発送を完了しました。 野生金駿眉 2023年の金駿眉に...

2021年度の様子

金駿眉ができるまで 製茶から偽物の解説まで
中国紅茶を代表する高級品であり正山小種紅茶の最高級品でもある金駿眉(きんしゅんび)この茶について、そんな金駿眉の事情と価格、歴史さらに製茶について解説するページ。 金駿眉について 金駿眉は2005年に正山堂の創業者である江元勳氏とその開発チ...

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