風景区の蓮花峰周辺産の樹齢40年程度の武夷山最高齢の雀舌を主原料にして僅かながら、同じ山場に植えられている老樹肉桂と老欉肉桂をブレンドした、風景区における小産地限定の茶葉を利用した大紅袍が流行しつつある為、流行のタイプ。とにかく高品質な大紅袍をお探しのお客様にピッタリの製品。
2024年 蓮花峰老樹大紅袍
店主の感想
アロマ、産地が蓮花峰だからという訳では無いが、強い蓮の花を連想する香りが突き抜ける、胡椒や強く乾いた花のトップノート、メロンや瓜系のフルーティ香りと岩茶らしいミネラル香が漂う、茶杯からの香りは鋭い青リンゴなどフレッシュなフルーツのアロマ、口に含むと正岩茶らしいフルボディに加えて透明感と重さがあり、香味は上記の香りに加えて雀舌らしい品種香も感じられる、余韻も2024年の老樹としては最大級に長く、最高級現代式焙煎の大紅袍に相応しい味わい。2024年の蓮花峰老樹大紅袍は透明感(キレキレ)鋭く鋭利な味わいが特徴、香味が強烈で爆発的な香りの強さが目立つが、大紅袍らしい覇気と繊細さの二面性がある印象。
蓮花峰老樹大紅袍は武夷岩茶専門店茶の穂を代表する高級岩茶製品であり、2024年版は21年の発売から4代目の製品となりました。2024年の高級武夷岩茶は5月初旬における雨の影響から肉桂系を除いて例年よりも味が薄いという特徴がありますが、蓮花峰老樹大紅袍は雨を避けるめため4月28日までに予定を4日ほど前倒して収穫を完了しており、悪影響は全く受けておりません。
2023年との比較
高級岩茶の殆どが抜群の出来を誇った2023年の蓮花峰老樹大紅袍に続いて、武夷岩茶ながらアロマにトップノートを持ち品質を確保、2024年の高級現代式焙煎製品は茶摘みを4日間早く行った影響から茶葉が小さく硬く、低温焙煎では火入れが難しいことから、例年よりも温度をやや上げて、当店の中火型製品としては焙煎を強めている。
アロマ強さでは岩茶として23年の製品のような爆発的な強さはないが、爽やかで豊かなアロマを確保、味わいでは透明感と爽快感があるが、高級風景区岩茶特有の口感の良さに加え、大紅袍の優良品らしい爆発的な香味(フレーバー)に加え高級烏龍茶特有の透明感(キレ)と後味の強さが2024年の特徴となっている。火入れの関係から23年は爆発的なアロマを持ち、24年は爆発的な香味を持ったという関係となった。
品評会で入賞常連という優れた職人の技、武夷岩茶の正解では雨に当てて収穫量を増やして炭化させて品質がわかりにくく仕上げて、品質はほとんど気にせず生産量と収入を重視することが一般的でありながら、減産して収入減になろうとしても品質を確保しようとする素晴らしい作者によって、2024年の武夷岩茶大紅袍の最高級品として、雨の影響を受けて味が薄く余韻の弱い製品が多くなった2024年の厳しい状況下においても複数のサンプルと比較して、2024年の岩茶らしく軽さはあるが、頭一つぬけて優れた品質を確保している。
2024年の蓮花峰老樹大紅袍は火入れがやや強いことや収穫期の関係から茶葉が極小となったことから長期熟成に向く製品としての面もある、茶葉が大きいのが特徴的だった2021年や2023年NEOとは性質や味わいがかなり異なっているため、茶葉が小さいタイプの岩茶や2024年最高品質の大紅袍であるので引き続き高品質な大紅袍を探しているお客様にはオススメだ。
価格
5グラム 2050円
7.5グラム 2800円
50グラム 16500円
2023年 蓮花峰老樹大紅袍
通常版(無印)
ブレンドについて
蓮花峰産の老樹雀舌をさらに補強する形で老欉水仙と肉桂を追加した、二代目大紅袍を強化した大紅袍、蓮花峰老樹雀舌80%蓮花峰老樹肉桂10% 蓮花峰老欉水仙10%の配合、2023年産は生産量が干ばつの影響により茶葉のサイズが小さいため、例年の半分以下しか生産できず、茶葉は2021産の製品よりも2回り小さいです。
焙煎について
焙煎は品種香を生かすためやや軽めながらしっかりと炭焙煎しております。現代式の岩茶としては最上級の茶葉を使用しており、低温焙煎を繰り返す最高級清香大紅袍になります。特殊な炭焙煎×2回、2023年5月、8月に2回の炭焙煎を行った軽焙煎であり、長期熟成に耐える製品です。
包装は試作品の物で製品版のデザインは異なります。
感想
蓮花峰老樹大紅袍2023年、店主の感想 茶葉にお湯を注ぐと岩茶ながら胡椒や乾いた花のトップノート、蓮などを連想する花香、メロンや瓜系のフルーティ香りと岩茶らしいミネラル香が漂う、茶杯からの香りは青リンゴなどフレッシュなフルーツのアロマ、口に含むと正岩茶らしいフルボディに加えて透明感もあり、香味は上記の香りに加えて雀舌らしい品種香も感じられる、余韻も老樹としては最大級に長く、最高級清香大紅袍に相応しい味わい。大紅袍らしい口感の強さと相反する雀舌らしい精細な味わいが共存している絶妙なバランスが特徴。岩茶としては異例の茶葉そのものからトップノートが感じられ、、、、最高級品のなかで収穫量が半減して養分が手中しまった威力は店主でも初体験の品質でした。
NEO版
蓮花峰老樹大紅袍2023年は10月新製品であり、出来が非常に良かったため、茶の穂における主力商品とする予定であったが、発売から20日間にてお客様から好評のため完全に完売してまい、急遽在庫がないか調べたところ、武夷山岩茶村の工房に4kgのみストックがあり、追加焙煎版を作る予定があることがわかり、23年10月中旬予約手配のうえ12月に日本へ輸入しました。基本的には10月に発売した物と同じですが、11月に追加焙煎を行い、日本へ輸入後も調整を繰り返すことで、味わいや後味が引き締まりました。
NEO版におけるもとの茶葉は無印版よりも収穫が24時間遅いミクロロット4kgのため、サイズは僅かに大きめであり、何度も焙煎するのに適していた、それの特徴を活かして無印版よりも火入れがほんの僅かに強めとした、大葉型のため口感が大きくなりました。無印版と同様に2021年産と比べて大幅に品質は向上したが価格は据え置き。
蓮花峰老樹大紅袍、店主の感想 岩茶ながら胡椒や強く乾いた花のトップノート、蓮などを連想する花香、メロンや瓜系のフルーティ香りと岩茶らしいミネラル香が漂う、茶杯からの香りは鋭い青リンゴなどフレッシュなフルーツのアロマ、口に含むと正岩茶らしいフルボディに加えて透明感もあり、香味は上記の香りに加えて雀舌らしい品種香も感じられる、余韻も老樹としては最大級に長く、最高級軽焙煎の大紅袍に相応しい味わい。大紅袍らしい口感の強さと相反する雀舌らしい精細な味わいが共存している絶妙なバランスが特徴、NEOバージョンでは旧来の味や香りの良さをそのまま引き継ぎながら、花香型武夷岩茶の頂点に相応しい鋭い香気とキレを持ちました。
2024年4月10日検品時、上記の感想よりも熟成により、アロマは落ち着きましたが、香味と味わい茶液の色も濃くなり、芳醇感と口感が増してアロマの強烈さは香味の強烈さに移行しております。
名前について
2月新発売NEOの名称は軽焙煎型ではあるが濃香でもない清香型を更に焙煎した特殊焙煎製品のためNEOとしました。茶葉自体は2023年10月に発売した製品とおおよそ同じですが、収穫日が異なるため味や香りが少し異なります。
焙煎について
焙煎は品種香を生かすためやや軽めながらしっかりと炭焙煎しております。現代式の岩茶らしく最上級の茶葉を使用しており、低温焙煎を繰り返す最高級軽焙煎大紅袍になります。焙煎は特殊な炭焙煎を品評会受賞経営豊富な職人本人により、2023年5月、8月、11月の3回の炭焙煎を行った軽めの軽中火型、無農薬ほぼ肥料を与えない減肥料栽培と品評会で常連入賞する焙煎士の特殊焙煎を加えて、軽焙煎型ながら鳳凰単欉の濃香に近い火入れのため、長期熟成に耐える製品です。※強烈な香りは焙煎技術と原材料由来によるもので香料の使用等は一切行っておりません。
パッケージについて
5グラム、7.5グラム共に武夷山製高級大紅袍のパッケージに表には名称と年号が大きく書かれたシールを貼りつけます。50グラムは国産チャックつき大袋にて発送。写真最後の状態で発送。
当製品は10月新製品の主力商品とする予定が発売から20日間で好評のため完全に完売してしまい、武夷山岩茶村の工房に4kgのみストックがあり、追加焙煎版を作る予定があることがわかり、23年10月中旬予約手配のうえ12月に日本へ輸入しました。基本的には23年10月に発売した物と同じですが、味わいや後味が引き締まりました。
2021年産 蓮花峰老樹大紅袍
大きな茶葉であり、炭焙煎であるが軽く仕立てている。
香り、アロマ、強いミネラル香を感じ、ココナッツ、メロン、ライチなど果実香に森の下草、冷めると水仙の花、蓮、ハマナスを連想する花香が出てくる。口に含むと風景区の岩茶らしいフルボディで口当たり滑らか、アロマはココナッツ主体の何とも言えない大紅袍らしい、複雑怪奇な花と果実の香りが長く続く、完成度の高い、甘さと美味しさが強く口の中に残っていく。
風景区産の岩茶らしい濃密フルボディに心地よい甘さが長く残る、清香型で上品さを持っているのだが、飲んだ際の衝撃(一部ではこれを、大紅袍の覇気という模様)、それらが織りなす独特の味わいにはさすが、高級品ライン特級大紅袍だと思う。2021年産
読み方(れんかほう、ろうじゅだいこうほう)樹齢40年前後、老樹、茶葉等級、特級
価格(ネットショップ5グラム2050円)
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