読み方(あんにんこう)は杏仁豆腐を連想する、香気と香味を持つ鳳凰単叢烏龍茶、十大香型では杏仁香型に分類される。杏仁香とは?香りでの分類された香型であり、茶葉の品種名は鋸剁仔、由来は茶葉の角が鋸のようにギザギザなことから。原産地は鳳凰鎮橋頭村である。
2021 鳳凰単叢杏仁香 HOJO
HOJO製の杏仁香単叢、鋸剁仔発祥の地である橋頭村産、標高は600-700m付近の茶園とのこと、樹齢は50年超で老欉として仕入れたが、価格面から老欉の表記はしていないと以前お会いしたとき、北城の社長さんから教えてもらった。
茶葉は焙煎は軽いが、軽めの炭焙を繰り返し杏仁香を連想する香りを引き立てている。
香り、杏仁豆腐そのものを連想する強いアロマ、詳しく観察すると甘いココナッツ、森の下草、キノコ、黒砂糖、口に含むと鳳凰単叢のなかではボディが強く、滑らかさを感じる。香味は上記のアロマとほぼ同様であるが、杏仁豆腐を食べているかのような、甘みが口の中で後味となり長く残る。非常に分かりやすい杏仁豆腐を連想する香りと渋み苦みもなく、手本のような杏仁香単叢だった。
価格 15g / 価格 1,836円~ 原産地橋頭村産かつ、香りがしっかり感じられ、割安なのでお勧め。
茶樹の画像をクリックするとHOJOの販売ページに移動します。
2020
良く縮れた茶葉、弱め炭焙を何度か行い、杏仁香らしい香りを引き立てたタイプ
アロマではスパイシーな胡椒やクローヴを連想するスパイシーなトップ・ノートと、ふわりと香る杏仁豆腐を連想する香り、口に含むと柔らかく滑らかさを感じ水質、香味では新春の森や草原を連想する草花の香り、そのまま後味となり甘さが長く口の中に残る、それがやはり杏仁豆腐を連想する香味となる。余韻は肩までと灌木型のお茶らしく強い。
焙煎は何度も行われてるが火加減は軽め、杏仁香らしい柔らかい水質と草原を連想する香味、そして後味で感じる甘さとその独特の香味が合わさりまるで杏仁豆腐、さすが杏仁香だ。飲んだあとに何とも言えない爽快感と気品が30分以上持続した。
大庵杏仁香 2019
購入時に受けた茶屋の説明では烏東大庵村産標高900m-950m、率直に素晴らしい香りの鳳凰単叢だと思う。中国国内の茶城にて、横の気品高き、中国人のお客さんが外国人の自分に目の色を輝かせて、蓋碗の蓋で匂いをかがせてくれた。
使用してる茶葉の量が多すぎて、草の香りに感じたが、、その場で彼はこのお茶を2キロ購入した。
本気でこのお茶に感動し、横で20万円以上のお買い物をしている。
一斤3000RMBにあ然として、貧乏旅行者の私は、あ然としたが、きっとこのお茶は凄いのだろうと思う。私もこのあといろいろあってこのお茶を250g入手した。
家で淹れた時の杏仁豆腐の香りに感動した。
茶葉の量は100ml蓋碗で2gでも十分な香りがする。
このお茶を淹れると部屋中が杏仁豆腐の香りに包まれる。
味わいも余韻も抜群に素晴らしい。
潮州式の10秒10秒5秒10秒 蓋碗 茶葉3g
烏崠高山杏仁香(鋸朶仔)炭焙 2019年
聞いたスペックでは大庵村産の標高900-950m
先日、仲の良い茶友と初めてこのお茶を飲んだ、感激してくれた。
香が良く、茶友を感動させるのがこのお茶の役割だからだ。
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