鳳凰単叢烏龍茶の一種類である芝蘭香単叢(しらんこう)は東洋ラン(長生蘭)を連想する香りが特徴であり、この香りがアロマで出つつも風味においても溶け込む単叢の香型を芝蘭香型と区分する為、それに従いこのページでは芝蘭香と同型の竹葉を記載している。
芝蘭香単叢
芝蘭香 (炭焙) 2019 HOJO

柔かな黄イチゴ・洋ナシ・ラズベリー系(ピノ・ノワールから作られたワイン系)葡萄の甘さを持滑らかさを持っている。滑らかな味わいと香りのイメージ、味わいは甘みと、とろみが強い。

口のなかで甘さが長く続いて。
ここまで体が温まるお茶は久々に出会った。
香りの持続も濃香でないのに長い。
老欉の単叢と比較すると余韻はやや弱めだが、強く喉付近に残る甘さの持続で完全にカバーしている。 老欉と比較できるような品質の高さです。
水質改善の力が強い。

なんとなく、味?香?喉ごしが、Hautes Côtes de Nuits(オートコートドニュイ) のワインに似た傾向?があった。

ここまで体が温まるお茶は久々に出会った。 香りの持続も濃香でないのに長くて驚 竹葉老欉・水仙老欉と比較すると余韻は弱めだが、コクの強さと甘さの持続で完全にカバーしている。 2019年のHOJO単叢7種も宋種と黄枝香のみで制覇だ! いまのところの印象は水質改善能力の高さと柔らか気品。
使用している蓋碗の最大容量110ml 普段入れてる湯の量は一煎90ml前後 使用している茶葉の量は2.5g「茶の予算は把握のために毎回正確に計測しています。)自己基準の15煎を通過、2.5gで15g値段252円洗茶除1200mlまだまだ出そう。予想では23~24煎行くかな?
超耐泡
24煎を出し切った!2.5gで2ℓ以上
(1ℓ126円)素晴らしい!しかもまだまだ濃い
2019_12_09
2.5g再度飲む ↑感想に特に変化なし。投稿
芝蘭香の記事は 12月31日にアメブロで書いた記事をで移動しました。
竹葉単叢
中国語ではこう説明されることが多い、竹葉単叢又名芝蘭王因茶葉形状似竹葉得名 日本語で言い換えれば、茶葉の形状が竹の葉の形状に似ている為に竹葉単叢という名称となった、その単叢はまたの名を芝蘭王という。
芝蘭王単叢とも例えらるのはなぜか?それはこの茶が芝蘭香よりも自然体な東洋ランらしい花の香り(芝蘭花香)が出るからだろう。芝蘭香はこれがもうすこし奥に引きつつ花や高山植物の香りが漂うイメージだが、混じり気のない一気に芝蘭花香が周囲に広がる為、感動的で王と呼びたくなるのだろう、大多数の人からすれば実際はわずかな香りかたの差でしかないだろうがこの僅かな差で価格が数倍以上となる香木という趣味の愛好家であるブログ主には大きすぎる差だった。
老欉竹葉 2019 HOJO

キレのあるタイプの単叢でなく、柔らかさと力強さと気品の高き優しさとオーラを持っていお茶だと感じた。

柔らかい独特のフルーティーな香り印象的

透明感の中にあるやさしくても、しっかりとした重さ。
農薬化学肥料入りのお茶を飲んでしまい。自宅に帰って気分が悪くなった時にこのお茶をのんでみたら、気持ち悪さを一掃して温泉から上がったあとのような感覚になった。

自分としては濃いめでも超耐泡!15煎(泡)を余裕であった。

欠点は高級茶らしく水質の影響を受けやすいこと、水が合わないなどの影響でいわゆる水っぽい香りや味が出現するときがある。このお茶は水質のコンディションに注意が必要だ。
この文章は到着後開封5日目に3回を飲んでから書き出した内容
- これは2020年3月の感想

お湯を注ぐと竹林散策やタケノコを連想する、強い春の竹林の香りが、強烈に広がる。
その後は竹林から蘭の温室のような、花の香りに変化した。三煎目からは、香りはふわっとやわらかく、胡蝶蘭など蘭の強い香りの後に、蓮を連想する、感度の高い花香りがそっ直に出てきた。

味わいは熱々で飲めば強い滋味にあふれており、タケノコを連想する強くも柔らかい味わい、やや冷めると、密度の高い、蓮の花の香りと濃密な花の蜜の甘さとなった。

熱々で飲むとき際のピリピリとした清香の強烈な美味しさや味わいは、武夷岩茶では竹葉味や粽叶味と言われる清香の味わいに似ているがこの茶とはあまり関係は無いようだ。。ちなみに竹葉単叢とは葉の形状が竹の葉にちなむことから名前がついたようだ。
七煎以降の香りは、熟したリンゴや洋梨を連想する、フルーツの香りへと変化した、味わいはフルーツの味ではなく、他のフルーツの香りが出る単叢比較すると甘さは控えめで、蘭やつつじなどを連想する、美味しい不思議な味わい。

購入から半年経過後の感想
2020-5-29 購入してから、半年が経過した。茶葉は自然乾燥が進み香りは更に鋭く強くなり、味わいにキレが更に強くなってきた。基本的に感想や味香りは同じ、すべてが3割アップしたかのようだ。茶葉の強さが更に安定して、水の影響も受けにくくなってきている。現在は清香と濃香の中間の状態に近く素晴らしい茶。

当初に感じた竹の葉や竹林の香りは消えて、蘭の花ような香りが出てきた。

蘭花香?
竹葉単叢を15煎目を飲み終えて、花屋へ彼岸の花を買いに行ったときに、このキンギアナムという(セッコク・長生蘭)を見つけた、マスク越しでも分かる、尖鋭な蘭の香りが漂ってきた、さっきの竹葉単叢の香りだな~~~と思ったが、あまりに良い香りだったので、前を見たら、この長生蘭があった。この時期なので値引きで売られており、あまりきれいな、花とは思わなかったのだが、竹葉単叢の余韻につられて買ってしまった。
帰宅して観察すれば、花屋では地味な印象できれいとは思わなかつたが、自宅で見ればとても美しい花である、それにしても強烈な芝蘭香や竹葉などの鳳凰単叢を思わせる香りが周囲に強く漂っており、竹葉単叢の香りと長生蘭の香りは瓜二つで似ていた、、、ことから以後は芝蘭香型の単叢の匂いが強烈に残り区別したくなくても、このような記事が唯一無二との評価をうけ知名度をあげた長年の癖からをこまかくわけるように区別するようになってしまった。
使用茶葉2・5g
蓋碗容量最大110ml 功夫式
2019-12-30日 5回目
2020-01-11日 6回目
2020-03-20日 七回目
この記事はアメブロで2020年1月14日 12:49 AM 書いた記事を移動しました。
比較 勧めはどちら?
hojoteaの2019年産の鳳凰単叢芝蘭香と竹葉を飲んだ記録。
お勧めはどちら? 私が北城さんにメールして聞いたところによると、竹葉単叢がお勧めのようです。公式の説明でも竹葉は例年なら倍の値段がするような大木から作られていることになっている。
個人的にはどちらが良いと言えば真っ先に竹葉だともう。
非常にマイナーな名称で知名度が非常に低いお茶ですが、今年の竹葉は香りの強さ、質共に突出して素晴らしく、強くお勧めするお茶です。例年だと倍以上の値段がするような大木から作られているお茶ゆえ、余韻が非常に長
https://hojotea.com/item/houou.htm
飲んだら速攻、、大木の余韻を体感できる、単叢の余韻は明瞭だから、他の老欉よりも余韻を体感しやすい。しかも芝蘭香と比較すると体感やパワーの違いが分かってくる。HOJOさんの単叢は老欉でなくても、どれも余韻は比較的強い。ただ老欉竹葉は水質の影響を受けやすく(高級茶)であるから普通のこと)蓋碗を使う技量なども必要となってくる、芝蘭香は雑に入れても、ろ過水でなくてもかなり良い感じの味であった。しかし、半年間の自然熟成で原料の良さから茶葉が強固になり、水質問題を払拭した。
そもそもこのマニアックで非公式マニアブログを読むような中国茶飲みの方なら、老欉か両方を買いましょう。

情報
- メールで詳しくhojoteaさんへ問い合わせた問い合わせた情報によると
- 2019年は雨が多い年だったために、土壌に含まれる水分が多く、故にお茶の成長が早く、香りが出にくい年だった為に更にダウングレードして発売されたために大変お買い得。
- ➡雨にあたった茶ではない
産地 中国広東省潮州
年号 2019年春茶
産地標高 広東省潮州鳳凰鎮烏崠山1000m以上
焙煎 炭焙
樹齢 数百年(接ぎ木)
有機情報 認証等無だが無農薬無肥料と推測される。
値段 芝蘭香 15g1400円 40g3500 120g9800 360g25200 外税
値段 老欉竹葉 15g2100円 30g4000 90g11800 270g28800 外税
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コメント
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