雲南古樹白茶 | 茶の穂

雲南古樹白茶

雲南古樹白茶を飲む 各種
雲南古樹白茶を飲む

雲南古樹白茶 

2022 HOJO

撮影した茶葉の量 約5グラム

香気、アロマ軽い胡椒、森の下草、キノコほか、シトロン、ミント、花梨など柑橘系果実の香り、口感はオイリーかつ、まろやかで好ましい、舌触りに僅かな硬さを感じ、香味は柑橘系のフルーツとマンゴーなど南国フルーツが感じられる。回甘は強く、ミネラル由来の余韻と甘みが長く残る。

2022年を飲む 洗茶後に撮影

感想

古樹の回甘が美味しい

2022年産新茶であり、味わいが良い。現状ではアロマはまだ強くないが、ミネラルの味が強く感じられ、21年産と比べるとトップノートが弱いのだが、比較しなければ全く気にならない、味わいは強く濃密であり、古樹特有のふくよかな口感と長い回甘が心地よい。ミネラル味に付随する軽い収斂性があるが、回甘の強さから、深味となっている。フローラル感よりもミネラル感が面白く、香味における果実香などから、熟成ポテンシャルが極めて高く熟成が楽しみだ。価格は50グラム1620円から、この価格帯で強いミネラルと古樹特有の強い回甘を楽しむことができ、白茶特有のムレ臭などなく、淹れやすいためコストパフォーマンスは2022年産中国茶としては最上級である。

2020 HOJO

形は整っており、基本的には1芽2葉、つまむと硬くしっかりしており、脆さは感じない。

雲南古樹白茶を飲む
雲南古樹白茶を飲む

今年の古樹白茶は去年の物と比べると、よりフローラルで飲みやすく、煎を重ねても、味が乱れなにくくなっているため楽しい。去年の物より品質は向上していると見る。

  • 茶葉の観察 左が13煎目で酵素の活動により黄色味が出ているが、味は豊かさを維持している。
  • 右が4煎目であり、まだ緑色が強い。 茶器はHOJOの白牙シリーズ

写真は古樹白茶 2020

2019

茶葉の形が独特・・‥美しい・・・

落ち葉というか、ま・さ・に・葉っぱという見た目をしています。

茶葉自体からは、そのままでもダージリンファーストフラッシュのような香りが漂っています。

到着した箱を開けて、先ず思うことは、この入れ物・・・・・50gでもこの、大きな入れ物に入っている。餅茶を崩しのプーアル茶50g及び(鳳凰単叢15g)の4倍以上のサイズであるために、入れ物が大きく茶葉が取り出しやすい。

水出し以外で飲むときは、繊細な味を引きだすために、蓋碗で熱湯を入れて素早く抽出しています。口感と気品の良さに脱帽・・・・ボディと余韻の完璧なバランス。

現時点ではイメージ的にダージリンファーストフラッシュから雑味を取って気品を強くし余韻を深めたような感じのお茶と感じている。熱湯で淹れたが、白茶特有の蒸れ臭は感じなかった。

HOJO公式HPより (水出し茶を作ったり食事時に気軽に飲めるお茶をイメージして作りました。)

水出しがお勧めのようなので水出しにチャレンジしました。

  • ① 茶葉2g 水110ml 水出し時間7時間 2019-12-16

(冬なので室内に放置・水は塩素除去浄化済水道水)

茶葉を入れ、水を入れて7時間後

とんでもない濃さの原液ができました。

熱湯で十倍に希釈して飲みました。

希釈しても味が崩れずとても美味しかった。

原液を薄めると苦さや渋さが、残ったりするお茶もあります。

⇒このお茶は希釈に向いているようです。

さらに残りの茶葉に熱湯を投入して、もう1煎飲めました。

➡原液はそのままでは濃すぎて味はよくわかりませんでした

  • ② 茶葉1.6g 水270ml 水出し時間8時間 2019-12-17

(冬なので室内に放置・水は塩素除去浄化済水道水)

軽量1.6g 茶海の重さは除く

8時間後

頂くときは2~3倍希釈で飲みました。

このあとに熱湯を入れて2煎目を飲む。

味も変な味が出ることは無く2煎目を飲みました。味わいは①の水出しとほぼ変化なし、茶葉が多めで水が少な目のほうが楽かな?と思った。

詳しい水出し茶の記事 (このブログ内)

高い標高、高い樹齢(古樹100年以上)のお茶で単価も品質を考えればお買い得だと思う。

試す価値はとても高いのでお勧めです。

余談

50g1300円という個人主観ではとても最強コスパなお茶なのに・・・入れ物の大きさから第一印象は送料を圧迫して大変だろうなと最初に思ってしまった。

情報

名称 古樹白茶 こじゅはくちゃ

➡ Gǔ shù báichá

年号 2019年春

産地 中華人民共和国臨滄市鎮康県

標高 2100-2200m

有機情報 無農薬無肥料

水出しに利用した容器 

Bitly

雲南産白牡丹 HOJO

2020年度は白茶のレベルを上げると2019年度末からHOJOの社長さんは話していたが、どうなったのだろうか?ついに発売された白茶の記録。

白牡丹の茶葉
茶葉は小さめで高級感がある。散茶のため圧縮されておらず美しい形状を保っている。

雲南省産の白茶(白牡丹)の記録。自宅に到着後すぐに試飲して味が濃いと思ったが香りは開封直後では香りが少し弱かった。それでも白茶であるのに茶葉の力が強く、熱湯を用いて煎を重ねても味が壊れることはなかった。

筆記日時 2020-7-16 到着後に封を開けて3日目 茶葉は3.7グラム洗茶二回 湯を注ぐとユリなどの爽やかな花の香りが香る。

2020年散茶の新茶ということで、新茶のときのエネルギーを体験すべく茶葉は多めで飲んだ。

  • 1~5煎目 アロマはメロンやキュウリを連想、香味はユリやモクレンなど白い花を連想する香り味、口触りが良くなめらか、余韻も強い。口の中残り香が長く味が濃い。
  • 6~7煎アロマは消える、香味はメロンやスイカを連想する、口あたり喉ごしがたいへん良い。余韻が強く明瞭。

  • 8煎~11煎 残存の酵素の働きにより、ここから茶液の色が濃くなり強い味わいになってくる。味の濃さから口腔内が刺激されて満足度が上がる。アロマはミカン花や柑橘系の花、香味もほぼ同じ。
  • 12煎 茶液の粘度が増してくるが、まだ味は壊れず、軽い渋みこそ感じるがこれもミネラル味なので私は好み。後からの味わいはプーアル茶を連想した。

秋の過ごしやすい気候に喜びながら、今日は2020年産の雲南省産の白茶二種類を飲んで違いを観察、茶葉の構成の違いを鑑賞・一芯二葉の白牡丹と一芯三葉の古樹白茶を比較してみた。

余韻の観点では古樹白茶の強さに驚く、g数百円の鳳凰単叢の樹齢数百年の老叢とほぼ同様の余韻、体感、フローラル感を感じて、余韻で値段が決まる中国茶的観点からお買い得感が強い。口当たりは白牡丹が好ましく感じる、スッと入る口当たりの良さとミネラル感、口腔内における味わいは素晴らしい。の印象では白牡丹 余韻と完成度では古樹白茶 個人的には後者が好みであるが、水質茶器による影響の少ない前者も素晴らしい。私は友人に薦めるなら前者を薦める。 2020年11月4日筆記

雲南省産の白茶二種類を飲む

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コメント

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