中国茶マニアは絶対に外すことのできない単株茶!単株茶お茶マニアがあこがれる茶、混ぜ物の無いその純粋な余韻と味わいに心奪われる。 お茶の専門店HOJOの代表が製作する入魂の単株プーアル茶を飲んで記録にしている。
単株茶とは?
単株茶は1つの大木のみから作られていて、混ぜ物が一切ないので透明感と明瞭感に圧倒的な差がつく。単株茶を作ると言うことは、管理が大変であり、製作中に現地の人に他の茶葉を混ぜられた、すり替えられた等により、偽物となってしまうリスクがあり、製作者にとっては苦労の多いお茶だそうで、特に力の入ったお茶であるということはよくわかる。
基本的にはプーアル単株茶は余韻の王者!それぞれ全く香りや個性が異なるが、全般的な特徴は余韻が深い、深すぎるくらいに、そして香りが明瞭で、満足度は半端じゃない。
2018年は単株を買わなかったため、思い切って去年の9月下旬に他の用事でお茶の専門店の代表である北城彰さんにお会いする機会があり、そのときにお願いして、紫茶単株プーアル茶No1を購入しました。
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単株プーアル生茶
基本的には100グラム小餅を1個としており、1キロの購入で数種類の単株プーアル茶がランダムで送られてきた、様々なロットが送られてくるのだが、品質は一定以上なので当たりはずれの無い福袋的な要素を感じた。価格は43200円であった。
日本のHOJOteaさんの事務所にて、中国茶喫茶店の店主兼ねる先生と試飲させていただく機会を特別に設けて頂いた。 しかし単株茶は当然ながら1ロットが少なく試飲はできなかった。そのため購入したいと、お願いしてフライングゲットさせて頂いた。
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紫茶単株プーアル
読み方(むらさきちゃたんしゅいち)ピンイン Zǐchá dānzhū (紫茶)の古樹単株
- 高山紫茶と紫茶単株の茶葉を比較
高山紫茶は素晴らしい品質で、早期完売は9月に試飲させていたときに予測できた。その高山紫茶の上位品的な紫茶の単株は樹齢が高く更に余韻が深く単株・・・しかも揉捻が強く、締まりのある餅面が見た目・・・私は揉捻マニアの気があり、茶葉の見た目だけでもかなり美しく、それに比例して味も良いのはわかるので、見ているだけも満足感がある。
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2019年産と生産されてから1年未満ながら、濃い色合いで陳茶のようだ。
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発売日 紫茶単株2019 2020年2月14日
高山紫茶単株は開封後一週間後に飲んだ衝撃は一生忘れることはできない。
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開封後1週間で香りが強くなり、味も濃密になりとっても甘くなった、個人的に数十種類飲んできたHOJOさんのプーアル茶のすべてのプーアル茶の中で紫茶単株餅茶 が一番好きでした。 水道水をろ過せずそのまま沸かして飲もうが、井戸水だろうが 、
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茶葉を入れ物が無くてコップに茶葉突っ込むだけだろうが、熱湯が無くてぬるま湯だろうが、水質の影響なんてもろともせず、どこでも美味しい、 強烈な蜜香とチェリー系の味と香りがぐんぐん出てくる。 旅行に必ず持って歩いていました。
紫茶の大樹の一つから作られた(単株茶)これは間違いなく、プーアル茶の一つの頂点だと思う。
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単株というお茶と紫茶という、余韻王者と香り最高プーアル茶の組み合わせをしてしまった、少しなにか通り越してしまったかのような、印象すら受ける絶品茶である。個人的には2019年のHOJOさんプーアル生茶という作品で最も印象が強いお茶である。
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紫茶系統のお茶は、入れ物を開封して1~2週間すると、完璧に味わいが出てくるイメージである。蜜香がとても強くなり、味わいもそのまま甘さが溶け込んでいく。
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完璧な後味と口感・長くバランスの取れた余韻が、バランスよく順序よく続いていく、安定の美味しさです。香はやはり姜花香や杏仁香をに似た感じだが、単叢茶との比較は大茶林紫茶が良い感じ、単株茶は茶葉も小さくプーアル茶の最高級品だと私は信じている。
散茶 2019
Twitterで発売開始とのツイートを見て速攻で購入、近日中に到着予定➡土日を挟んで火曜日の朝に到着
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自宅へ配送されて開封した直後の印象では草原を思わせる野草の香り、野菜の香り、味わいは身体に染み渡る、単株の純粋な味わいであった。 このあと1週間くらいで甘い味の濃いニヤニヤ茶になって行くのだから。
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ナニコレ味薄い、香りエグイ✖➡まだ開いていない。本領を発揮するのは1週間から3週間くらいです。私にとっては現状でも大満足であった。
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上記の感想から一週間後の様子、野菜の香りは、更に強くなり、明確なシソ(紫蘇)の香りとなってスパイシーさを伴う草原系の香りになった、満足感のある、本来のポテンシャルに戻ったのだと思う。
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味わい、紫蘇のような感じの新鮮な感じで、紫蘇ジュースのような甘味とイメージがある、後味に紫蘇の風味が長く残り、紫茶系統らしく、一般的なプーアル生茶と比較して、明らかに味や香りが違うという感じがあり、素晴らしい。
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やはり、一週間で空気に触れて本来の甘い味の濃い、ニヤニヤ😚😚茶なっていた。全般的に濃くなったので余韻も更に明瞭感がある、HOJOさんの単株プーアル茶はマニアの期待を裏切らない。
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情報
標高2100m 品種紫茶 年号2019年春 無農薬無肥料
プーアル単株茶・値段は通常版のプーアル茶より高価ですが、品質を考えれば、HOJOさんのプーアル茶では最もお買い得なのは疑いようがありません。
私は基本的に単株(ダンツー)茶を好んでおり、HOJOさに出会う前に中国の茶城で探しまわったが信頼性の問題と単株茶は高額で手が出なかった、2018年末に聞いた話では、北城彰さんによると、付き合いのある生産者以外から仕入れようとしたら、国内で販売する値段と変わらなかったとか。
HOJOのプーアル紫茶系列の記事
大茶林紫茶
高山紫茶
この高山紫茶も販売時期が停滞期と重なっていた。現在は最高、、もっと買えばよかった・・・(笑)
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黎叔平単株
読み方 りいしゅくへいたんしゅ ピンイン Líshūpíng dān zhū 2019年産
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黎叔平単株は製作者の北城彰氏の話によると標高2000m前後の茶園から採集されたようだ、北城氏いわく(これ良いでしょう?でも黎叔平は標高が低いからね)私は即反論して(2000メートルで低いは無いでしょう(笑))北城(うちの単株シリーズで2000は低いほうですよ)標高マニアとしか言いようのない説明を受けた。
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この会話はこの茶を購入して1年半ほど経過した先日に北城氏からこの茶を振舞って頂いたと際ことなのだが、私は一年間この茶を飲み続けて口当たりの良さと透明感に感動を覚えている、香りには白い花を連想に加えて甘い菓子のような香気が有すること、その口当たりの良さに加えて透明感そして続く余韻のバランスの良さから印象深いロットである。なお口当たりの良さは幹が極太の大木であるから生じた特徴なのだとか。
単株紅茶
作者の北城彰さん曰く、単株茶で紅茶を作るのは世界初の試みでないか?という単株茶で作られた紅茶である。目の届く範囲でないと他の茶が混入するなどの問題や紅茶は量を作らないと難しいところ、自力で制作することにより解決したという物、新茶の季節に雲南省に滞在している彼だからできる仕事です。
2020年は新型コロナウイルスの影響で雲南省へ行けなくなり、単株茶が作れなくなったと本人からお聞きしたので、在庫で残っていた2018年産の単株紅茶を購入した。

全般的な単株紅茶の印象
- 作品全般に共通する味わいはそのまま雑じり気の無い綺麗で濃い味であった。
- 紅茶は香りだけで味が無いというイメージを覆し、(美味しさ、そのままの飲みごたえ、味わい、大自然の旨み)の深く強い茶だと感じさせた。
- 単株茶である為に木ごとに味わいは異なるが根底にある味は同じ。
- 単株という一切のブレンドがされておらず、数メートルにもなる大木から作られた紅茶ということを話せば、来客や友人とのお茶会では話題になり多いに盛り上がる。
- 紅茶であるので自然派の紅茶を知っている人ならば好さが実感しやすく、お客様に出してもとても好評である。
感想・茶葉2.5~3.5グラム・感想を筆記している際の茶器にはHOJOから発売されている牙白蓋碗XS007かXS008を利用・全て2018年産
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武正朝単株(No1)
強い余韻、収斂性はほぼ無く、まろやかな口あたりに加え優しい雰囲気でありながら、味わいは濃厚で力強い。透明感は抜群であり説明の難しい雑じり気のないなんとも単株茶らしい高級な味わい
- アロマにはミネラル感に加えナツメと熟したリンゴ フレーバーはシナモンに焼きリンゴ、後から青リンゴ 口当たりが良く、ボディがしっかりとしており、さらに余韻が強い、飲み終えた後の満足感は何とも独特であり、美味しいロールケーキを食べた後のような満足感がある。
楊石生単株
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- アロマはナツメに熟したリンゴ、口に含むと重厚感のある味わいと強い余韻に驚く、フレーバーは洋梨や焼きリンゴを連想する。強い喉越しが素晴らしい、ミネラル感を感じつつも渋味はほど感じない。
- 2019年11月初旬に開封したが11か月の間に味に深味と豊かさがさらに出て美味しくなった。購入当初はサラサラとした水質であるという印象を受け、今年の5月ごろに飲んだ際にも現在のような豊かな香味は出ていなかった。
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李興美単株
この単株紅茶・李興美単株の特徴は雲南紅茶らしい、ミネラルの味わいに美味しさから口がギュッとなる(良い意味)に加えて、口の中で感じる(まろみ)に強い余韻が相乗して美味しさを引き立てる、そしてサラサラとしつつも粘り気のある独特の水質から優しさを感じる。
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華亜単株
アロマは上質なオレンジや花梨を連想する香り、口に含むと口感はまろやかで、とろみが素晴らしい。フレーバーは弾けるようなパッションフルーツやピーチを連想する香味が素晴らしい。余韻は穏やかで優しく強い。
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すっきりとしつつも飲みごたえ抜群、口当たりのまろやさに加え、バランスの良さは単株茶の中でも良くわかる。プーアル茶の単株と違い上品ながらも主張が強く、単株茶の良さを詰め込んだような紅茶だった。
数種類の単株紅茶を飲んだ感想として、茶液にがサラサラとしていても粘り気を感じ、スッキリとしながらも飲みごたえ抜群、口当たりのまろやさに加えて、プーアル単株古樹生茶と違い上品ながらも主張が強く、単株茶の良さを詰め込んだような紅茶だった。
- 紅茶は香りだけで割と飲みごたが無いというイメージを覆して、奥行きが深く、余韻(コク)強い茶だと感じさせた。
普段から飲みなれていない友人やお客さんにだしても、明らかな違いと美味しさに驚く、作者の話ではプーアル単株生茶で使用する春一番の茶葉を使い作られている為、飲んでいても実感するが、タンニンが多く含まれておらず、多く飲んでもお腹にはダメージがとても少なく、胃腸にやさしく、横でつまむ茶菓子がなくとも、プーアル生茶や高級な烏龍茶のように安心して飲むことができる数少ない紅茶でもある。
- 売り切れ再発売未定であるので興味のある人は味や雰囲気が近く、単株紅茶の下位となる古樹滇紅の購入がお勧め。
- 滇紅とは雲南省産の紅茶のことであり、意味としてはこの紅茶は含まれている。古樹とは樹齢100年以上のことであるが、単株紅茶の樹齢について作者本人に尋ねたところ(もちろん古樹であり最低200年以上)との返答を頂いている。200年以上であれば古樹でも上位になることから、この単株紅茶は樹齢、価格、味わい、香り、など様々な観点から古樹滇紅の上位限定特別版である。
単株白茶
単株白茶は雲南省産のHOJO単株茶で白茶として製茶されたもの、2018年産であり、マレーシアの温暖な気候にて熟成させ仕上げた熟成白茶、購入後に感想のメールを送付した際に社長の北城彰さんによると標高は2200m樹齢300年以上であると説明を個人的に受けている。(公式サイトには標高2000m樹齢数百歳の記載)
武正朝単株(白茶)
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アロマは基本的に白茶らしいフローラル感、森の下草、山野草、百合や蓮を連想する花香、口に含むと、ミディアムボディだが、クリーミーでしなやかな為、口当たりが良い、香味は山野草、キノコ、百合、蜂蜜を連想、味・ほのかな甘みと単株らしいキレに加え、渋味苦味も一切なく極めて濃厚であり、余韻も強力。
感想
単株らしい素直な味わい、白茶ありながら濃厚の味わいに加え、極めて繊細な味わいの双方が感じられ動揺するほど、ほかに例がない味わい、そして極めて良い白茶、単株白茶は個人的には白茶の繊細さを強く味わいたいので、お湯の温度は75ー85度で淹れ楽しんでいる。
ほかの茶に例える茶がない、単株プーアル茶とは雰囲気が異なり、近いなら単株の鳳凰単叢あたりか?
50g3200円からと、この余韻と樹齢300年の古樹特有の余韻を体験できるならば、安価であると言える、コスパはものすごく高く、購入を強く推奨する。
HOJO(HOJO)は株式会社HOJOの登録商標です。掲載許可済み
関連リンク(茶の穂サイト内)
HOJOの鳳凰単叢のページ
プーアル茶の淹れ方
中国茶の記事一覧へ
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タグhojotea (お茶の専門店HOJO)から購入したお茶記事一覧へ
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当ブログにおけるHOJO茶の記事及び記録の一覧
ブログ内タグ hojotea
ブログ主はHOJO自然栽培茶を好んでおり、お茶記録で応援しております。
追記 2021年9月12日 内容の改善と黎叔平単株を追加しました。
2022年9月15日 単株白茶を追加しました。
遷移期に入ってインパクトが薄れた時期 2020年5月17日
プーアル茶には熟成の過程で遷移期という味や香りのインパクトが薄くなり、味が抜けたように感じ取れる時期がある。下記の内容は友人たちに薦めていた茶であったが発売時期と遷移期が重なったために、周囲からの評判がよろしくなかったので為に書いた内容だ、実際に以下で予想した通りに劇的に良くなっていったのだが、やはり茶は趣向品であり株式の銘柄や勝馬のようには茶を知人たちに薦めなくなった。
当時は紫茶単株餅茶2019は私のもっとも好きな(hojotea)の2019年のプーアル生茶であるが、茶友たちからの評判はあまりよろしくない、そんな感じで緊急試飲したのだが、確かにこの内容を書いた当時は香り味が抜けたような感じであるものの、透明感は最強であった。
これは、いわゆるプーアル生茶の熟成過程で必ず起きる 遷移期 であると考えられる。プーアル生茶はどのプーアル茶も味を失う時期(遷移期間)があると個人的には思っているが、おおよそ2年スパンで期間は2か月というイメージである。もう 遷移期を迎えるとは驚きであり、製作から恐らく1年程度で二回目の 遷移停滞期間だ、去年の12月ごろに最初の遷移期であったため、驚いたのだが、1年目にして二回目の停滞期を迎えるとはまことに驚きである、HOJOさんの新プーアル生茶製法で作られたプーアル茶の熟成の速さは、一般的な臨倉系のプーアル生茶の4倍程度であると実測から思っている。
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二度目の停滞期に発売が重なり、高価で味がないと単株茶にがっかりした方は1か月くらい置いてから飲んでみて欲しい、このお茶は熟成が早く、本当に素晴らしい、私は停滞期に入って味の抜けた、このお茶を飲んで更に悦びが増して、紫茶単株餅茶を更に好きになった。
去年の12月ごろも同じ状態であった、この茶は一時的に引きこもって、花開く前の状態であるので、このあと1か月~2か月で最高の風味へとレベルアップする。
実際に上の内容を書いた2か月後には味と香り共に大きく成長して深みが出て、大化して過去の話題となったので一番下に移動させた。
当記事について、株式会社HOJOから金品の提供ならび金銭の提供は一切受けておりません。作者の個人的な好みに基づき、お茶や購入先を選定し、評価をしております。HOJOは株式会社HOJOの登録商標です。
コメント
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